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作詞:thus
作曲:thus
編曲:thus
唄:初音ミク

曲紹介

どうも、称揚に苦しむthusです。真島ゆろさん主催の「曲名統一祭2021『±0』」参加作品です。真っ白ですね。
先日事故に遭いました。左膝を負傷、右手首を捻挫し、食物をぐちゃぐちゃに道路にぶちまけ、伏した顔を上げると私を轢きかけた車はもう姿を消していました。怖いですね。怱々と帰宅し手当。消毒液で応急処置をしました。実は実話です。実話だけに。\ツクテーン/ これを書いている本日、負傷が完治しない中COVID-19ワクチン接種の日なので「なにか、なにかが大丈夫だろうか…」と謎の心配を交通事故で負う結果となりました。なるほど、これが超絶に酷く膠着して日常生活に支障が出始めたものが、PTSDというやつかもしれないと、礑と勝手に理解したものです。勿論、詳細は存じ上げませんが。
ところで、ぶちまけた食材の中でも就中、牛乳パックは破れて了って中身が染み出始めていましたが、容器を入れ替えて全損失は免れ、現在も美味しく戴いています。今日も牛乳を片手に猋り飲みながら、能面の徘徊者から逃げる始末。交通事故に遭って哀しい気持ちに生きるより、能面の徘徊者に捕まって呪い殺される方がよっぽどましだなと思います。割と本気で…
…って言ったら…どうするぅ…? アイフル。\Aflac/
…あっ! スーモ!
(ダン ダン ダン シャーン)
♪スモ スモ スモ スモ スモ スモ ス〜〜〜モ
♪スモ スモ スモ スモ スモ スモ ス〜〜〜モ …
  • いつも通り、投コメが長すぎる。普通に心配である。
  • 真島ゆろ氏主催の「曲名統一祭2021」参加作品。
  • いつも通り、歌詞が難解で読めない。
  • イラスト・動画もthus氏自身が手掛ける。

歌詞

(動画概要欄より転載、ルビ追加)

遥かに()めた (つか)を垂らし降り立って
(さなが)(まだら) 紐の風水を 吸い上げ

ねぇ、()せない話をしよう 未だ弖爾乎波(てにをは)も無い欠落 (あわ)せ合った
延々 連なれる 文字化けた遺跡で
石壁画伯展示が 事痣闢(ことあざひら)く様 彫刻の陰影が
漂白されて――

前パラダイムに残る渣物(おりもの) 熔けず 熔けずの型が背後で
勇名上梓(ゆうめいじょうし)に恵まるる者 顔から形も賜物の限り
天パラダイムに供う平片(ひらかた) 「生きてる世界が違うからね」と
鼎天秤等(ていてんびんら)に物置き(ただ) 普通の()りにも 意味 型解いてみた

(まど)かに終えたい そう願っていた、ずっと
綺麗をどうにか希釈したいと 語らい

(その)か 方形区画 (しめ)
恣意的尺度 美的保存の企みが

そうして 大事な話をしよう 脊髄が壊れた苦しみの系譜を
(えい)と付箋して 懇談から遠ざけ
御身(おみ)が造った玉座 その()めに元いも(うらな)(ばか)
揮発していく

超パラダイムへ追い遣る礼 融かす 融かすは僕が為だと
倫連乱露と擬態を遂げ 姿形など捉えれん僕が
(めい)パラダイムを踏み(にじ)れと言う (かたしろ) 定めた称揚迎合
御身等(おみら)はそれらに紛れていて 対数距離取り 天を仰いでいた

――戻って (ああ)、戻って

三殊の指から組み滲む灰汁(あく) 吊れよ、吊れよと 洗う肉月
功績欲しさに妙を()りたけ 喰われ、喰われの(わざわ)いに化け
「凡庸ならざれ」「面黒く在れ」 潰れる(やつがれ) 略記に潰れ
天性ありきの(においざけ) 不味い 返せ! 返せよ 僕が没個性

――戻って (ああ)、戻って
――戻って (ああ)、戻って
――戻って (ああ)、戻って
――戻って (ああ)、戻って

才美に冷めた末に退避を試みて
リスト 手書いた (おさな)い気概 ずっと有って

じゃあ、内緒の話をしよう その御身(おみ) 睦まじく()れ込み刺していた
遠く眺めて 彗星を見る目で
沈黙音を掻き消し 「ほら何にもない」と頭に木を植えた
当該に無断でした (やつがれ)は「居ない」から

(てい)パラダイムで見ていたんだよ 零ちる雫の味を(こしら)
頭葉 欲しがる者が分からない 「傘上景色はさぞ綺麗(かな)」と
(てい)パラダイムに御身(おみ)は寄らない そこには何にも無いからとされる
面々細工を継接(つぎは)ぎして 球近傍迄(きゅうきんぼうまで)来て()れた君等、

(てい)パラダイムの視野を知れるか 称揚されたの憂さを知れるか」
(かぶ)れの()れだと眼にも()れず 『次だ次だ』と枯渇済とさる」
(てい)パラダイムの淵を知れるか 遠く離れた君等であるなら」
滾々(こんこん)と垂れる(やつがれ)の音、沈黙の(こえ)が聞こえるだろうか」

現パラダイムで 俯瞰(ふかん)した酷 熔ける 熔けるよ ()(ぎぬ)を着て
倫連乱露の放念にして 踊れぬ畳字(じょうじ)で繰り返し告げる
「零パラダイムで 見つめ直して 僕と君等は (たが)わないから」
鼎天秤(ていてんびん)から読み取れること 偏色眼鏡を外し見た壁は

前パラダイムに残る渣物(おりもの) 熔けず 熔けずの型は(はかな)しい
勇名上梓(ゆうめいじょうし)へ恵ませた者 顔から形も容物許(いれものばか)りだ
(てい)パラダイムの事切れ時 「心の叫びは同じ(はず)だ」と
称揚辛苦の殴り彫りから 原点名付いた時間の隅まで

戻って (ああ)、戻って
戻って (ああ)、戻って
戻って (ああ)、戻って
戻って (ああ)、戻って

――戻って (ああ)、戻って
――戻って (ああ)、戻って
――戻って (ああ)、戻って
――戻って (ああ)、戻って

コメント

  • 追加ありがとうございます! -- 通りすがり (2021-08-14 21:13:27)
  • 「僕」を「やつがれ」って読むのを文ストの芥川以外に初めて見た曲 -- っっk (2023-02-05 16:32:17)
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最終更新:2025年06月28日 15:32