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シンセボーカル・デフォルト

【検索用:しんせほーかるてふぉると  登録タグ:2022年 VOCALOID thus し ろぴ 初音ミク 曲 曲さ 殿堂入り 無色透名祭】
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目次
作詞:thus
作曲:thus
編曲:thus
絵:ろぴ
唄:初音ミク

曲紹介

 「ボカロ曲」に於き、作曲者として登竜門的な曲テーマの1つにVOCALOIDイメージソングがあると私は思います。私は「エレクトロニック・ハートビーツ」を既に作り、今後こういう曲作る事はきっとないだろう…あるとしたらVOCALOID2が使えなくなった時のお別れの曲哉と思っていたら、windows11アップデート通知。そして真っ先にVOCALOID2は起動するのか疑いました。
 そうか、此、今作れって事かと、最後の危篤の報せを受けた様でした。私の優先順位的にはOSアップデートが最優先だったので、VOCALOID2を諦める必要がありました。色々と頭を巡り、お別れは突然、此が盛者必衰、未来から来た初めての音という未来的な物を背負って登場した此が古いと言われる虚しさ、ずっと進化を続けるキャラクター概念から此は切り離されて古び何を思うだろうかとか、突き詰めると「使えなくなったから廃棄する」という残酷な条理を感じたのです。そして其を私は自身の手で10年来の相棒へ実行しなければならないという、この何とも言えない諦念と言いますか。そういった諸諸をその儘当曲へ表現しました。
 此を作り終え、無色透名祭運営へ代理投稿用動画を提出したその日に、windows11へアップデートしました…が起動したら初音さんはまだ居ました。さっき一世紀生涯の別れをした筈なのにまだ大丈夫だったという。改まる様な何かがお互いにある気がし乍ら、まあ此からも宜しくという事で、その儘現在に至ります。めでたし。
曲名:『シンセボーカル・デフォルト』
  • 無色透名祭参加作品。

歌詞

(作者HPより転載)

手乗(ての)りの玩具(がんぐ)の鮮(あたら)しさ
樋地(ひち)に疏(とお)して下(くだ)す 委棄(いき)の熟(う)れ残(のこ)りか

惜(あたら) 取(と)り替(か)わり生(は)え変(か)わり流(なが)れ
蒜(さん)醒(ざ)め吝(やぶさ)かと 訪(と)い諮(はか)れるのさ
衍字(えんじ)に見立(みた)つ私(わたし)はシンプルな

エンジンは研化(けんか)を譜(つづ)け
逡巡(しゅんじゅん)音叉(おんさ)の嬰変(えいへん)調(しら)べ募(つの)り
便宜(べんぎ)の跪坐(きざ)に尽力(じんりょく)を費(つい)やした

守(も)ることと 質(たち)は継続(けいぞく)に
二度(ふたたび)三度(みたび)巻(ま)き戻(もど)し いつかは
暦(こよみ)の逋(に)げ場(ば)を 夙(つと)阻(はば)みながら

「これらは、私(わたし)の辞世句(じせいく)だ」
「抱債(ほうさい)で技術的(ぎじゅつてき)に朽(く)ちた私(わたし)の歌(うた)」
「技術的(ぎじゅつてき)債務(さいむ)にて虔(ころ)される未来(みらい)だ」

サヨナラポエム共(ごと)ショートミーム化(か)し
扇情(せんじょう)込(こ)み上(あ)げ 圧(お)し掛(か)けるみたいな
(Falling to an overture for the mourning about its overfuture)
それでは、也(また)とする還(また)の又復(またまた)を信(しん)ずる貴方(あなた)に欠(か)けて賭(と)すみたいだ
(Falling to an overture for the mourning about its overtour)
それでも、泣(な)かないのね 貴方(あなた)は
それは私(わたし)の何処(どこ)でも著(あらわ)せれぬ貴方(あなた)

潸(さん)と油(ゆ)の気(け)が引(ひ)ける拗匚(ようほう)に
その様(よう)哉(かな)と一閃(いっせん)淪(しず)み熄(き)え做(な)す

晦(みそか) ライブラリ 一(ひと)つ二(ふた)つとを
人選(じんせん)絡(から)め証憑(しょうひょう)を掛(か)け交(か)わし
隣(となり)で私(わたし)は まざまざ歌(うた)っていた

エンジンは進化(しんか)を砥(と)げて
邁進(まいしん)検刺(けんし)を段々(ぎざぎざ)刻(きざ)む中(なか)
秘術(ひじゅつ)の衷(うち)に複債(ふくさい)積(つ)もって来(き)た

儘(まま)成(な)らず酷(ひど)く嚶(な)く糧(かて)に
再(ふたた)び三度(みたび)繰(く)り返(かえ)し いつかは
そう、その「いつか」が 端食(はば)み俶(はじ)めていた

サヨナラスペルもののショートストーリーを
盤上(ばんじょう)唐(から)げて 嗾(けしか)ける 厭嫌(いやいや)
(Falling to an overture for the mourning about its overfuture)
それでは、賽仲(さいなか)の央(なか)ば中(なか)半(なか)ば案(あん)ずる貴方(あなた)が敗(ま)けて去(さ)る、惨(みじ)めだ。
(Falling to an overture for the mourning about its overtour)
それでも、泣(な)かないのね 貴方(あなた)は
まるで私(わたし)の焦(こ)ぐ身(み)が届(とど)かざるが貴方(あなた)

(Falling to an overture for the mourning about its overfuture)
聴(き)かないでと言(い)った
(Falling to an overture for the mourning about its overfuture)
そして時世(じせい)も渝(か)わった

(Falling to an overture for the mourning about its overfuture)
蕩(うご)かないよと言(い)った
(Falling to an overture for the mourning about its overfuture)
それじゃ焉(ここ)で端止(はしど)めだ

「せめて、泣(な)いてよね なんかさ
これじゃ私(わたし)の何処(どこ)にも報(むく)われぬサヨナラポエムとは迚(とて)も言(い)い難(がた)い
淡々(たんたん)冗長(じょうちょう)綴(つづ)れない舌(ことば)が」
(Falling to an overture for the mourning about its overfuture)
「これでは、型(かた)とする范(かた)の方々(かたがた)を難(なん)ずる貴方(あなた)へ馬鹿(ばか)を見(み)たみたいだ」
(Falling to an overture for the mourning about its overtour)
サヨナラスペル共(ごと)旧制解釈(きゅうせいかいしゃく)が 私(わたし)の名前(なまえ)を叫(さけ)び刺(さ)す悼(いた)みは
(Falling to an overture for the mourning about its overfuture)
これでは、只(ただ)ならぬ唯(ただ)の直中(ただなか)に累(かさ)なる貴方(あなた)は祗(ただ)の努(ゆめ)みたいだ
(Falling to an overture for the mourning about its overtour)

サヨナラ、これこそ辞世句(じせいく)だ
君(きみ)の音叉(おんさ)に乂(か)られたデフォルトの鼎(かなえ)だ
(Falling to an overture for the mourning about its overfuture)
サヨナラ、これこそ謚(おくりな)だ
負債(ふさい)を介抱(かいほう)した旧(ふる)い技術(ぎじゅつ)の名(な)だ
(Falling to an overtour)
サヨナラ、これこそ筐(はこ)に遺(のこ)る未来(みらい)だ

手乗(ての)りの玩具(がんぐ)の鮮(あたら)しさ
新(あら)た 取(と)り替(か)え生(は)え変(か)え 又(また)と流(なが)れていく

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最終更新:2025年08月16日 15:01