花に綴る

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作詞:道端の石
作曲:道端の石
編曲:道端の石
絵:道端の石
唄:可不

曲紹介

「ワタシハナニ?」
曲名:『花に綴る』(はなにつづる)
  • 道端の石氏の15作目。

歌詞

(YouTube概要欄より転載)

屹度、忘れるね
私が居た事も
君が好きと云った此の聲から
欠けて征くのでしょう?

叮嚀に色を塗るように
言葉紡ぐ幽し聲の
花の歌が好きだった
鏡に寫った私みたいだ

残響を繰り返している
不可解な話は置き去りな儘に
揺らいだ聲をどうか
憶え続けていて欲しくて

疾うに絶え絶えな聲の濫觴
傾きつつ藻掻いているんだ
泡沫の儘で
夢を見ていた

透かした夕景の月灯り
「ワタシハナニ?」って泣いていた
嘗て飽いたように其の儘に
言葉を忘れて仕舞うのでしょう?

パスティーシュ、御座形の歌許り
稚さに縋っていた
愛を欠いたような此の歌に
私の寄る辺を探していた

繰り返す夢の中で
星々を夜にそっと飾って、飾って
空蝉の愛おしさを描いた儘
君とずっと笑っていたくて
喧しさよ途絶えて
また陽溜まりから応えて
其の花の美しさを遺した儘
海に化けて散って征った

道理、目眩くは
遠い世界、情緒を欠いた
此処に咲いた儘の花が、花が
春去る日迄

箒星に乗せた
音よ、聲よ、響いてますか?
薤露青の清らかな
花の、儘よ、儘よ

渇いた炯々と花擬き
「アナタバカリ」って泣いていた
集めた色彩の折々に
届かない聲が響くのでしょう?

マトカリア、銘々よ麗らかに
聴こえなく成った感情が
嘘を書いた紙魚食いの日録に
私の心を探していた

揺らいだ退紅の雛鳥が
空翔けるように歌っていた
白と成って劫々の寂寞に
恙無く生きていますように

ナチラ・ナトラ、鼓動よ消えた儘
途切れた儘で歌っていて
忘れ去ってまた舞って
泣かないで
私の居ない場所に行かないで

屹度、忘れるね
私が居た事も
君が好きと云った此の聲から
欠けて征くのでしょう?


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最終更新:2023年12月12日 23:11