終末を紡ぐ

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作詞:sidore
作曲:sidore
編曲:sidore
絵:元パンナコッタTwitter
唄:弦巻マキ

曲紹介

——人々は全てを失いました。
曲名:『終末を紡ぐ』(しゅうまつをつむぐ)
  • sidore氏の6作目。
  • 『ボカコレ2022秋』ルーキー参加楽曲。

歌詞

(YouTube概要欄より転載)

神は観測している。
繰り返す再演をずっと。
凪いだ心象を抱いて結末をそっと綴っていく。   

きっと誰しも不安で悪魔の背を辿っている。
そうさ傷つかぬようにって、歪んでいく。
ずっと誰かを支えに錆びた過去を抱えている。
どうか迷わないようにって、違っていくんだ。

崩れた廃材を跨いで生活の名残を想った。
古びた街を横切って退廃に浸り込んでいく。  
塗り替えられた国境で鉄塔が傾いでいる。
砕け散った鏡面に映る景色は…。

どうせ報われないことなんてさ僕らは知っている。
後悔して間違って、意味を探っている。
どうせ救いのないこの世界で奇跡願ったって
崩壊は続き、死神は僕らを見つめている。

弾丸の驟雨が降り注いだ平野に秩序など存在しない。
散らばる瓦礫の山の中、平然と肉片が転がっている。
咽せ返る死臭のちひしゃげた君の片腕を拾い上げた。
少しだけ胸が苦しくなった。

どうせ報われないことなんてさ僕らは知っている。
後悔して間違って、意味を探っている。
どうせ救いのないこの世界で奇跡は散っていく。
崩壊の果ての終末を僕らは紡いでいく。

弾丸が宙を穿って、揺らぐ喘鳴が生を叫んでいる。
本能が終を悟って、違和が鮮明に四肢を伝っていく。
閃光が空を包んで、終わる寸前の世界を照らした。
ずっと見えなかった。この世界は綺麗だった。

        バイバイ。 

神は観測している。
繰り返す再演をずっと。
凪いだ心象を抱いて結末をそっと綴っていく。


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最終更新:2023年12月13日 01:49