千年の誓いの果てに

【検索用:せんねんのちかいのはてに  登録タグ:2023年 VOCALOID お菊 初音ミク 壱加 悪ノP 曲さ
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作詞:悪ノP
作曲:悪ノP
編曲:悪ノP
イラスト:壱加
動画:お菊*1
唄:初音ミクNT*2

曲紹介

僕と彼女、千年の物語。
曲名:『千年の誓いの果てに』(せんねんのちかいのはてに)
大樹に宿る神が見た「大罪」の歴史。
そして秘められていた真実。
(作者のXより抜粋)
  • 楽曲「樹の乙女〜千年のヴィーゲンリート〜」(以下、「樹の乙女」)*3から12年ぶりに、悪ノ娘」「悪ノ」シリーズの人気ヒロイン「ミカエラ」をテーマとしている*4
  • 楽曲「moonlit bear」「白ノ娘」「眠らせ姫からの贈り物」「master of the hellish yard」にて発生した千年樹の森にまつわる事件の数々を、元精霊にして大地神エルドの後継者・ミカエラの視点から時系列順に振り返る*5
  • SACD『初音ミクシンフォニー2023 Live at Suntory Hall』への書き下ろし楽曲。

歌詞

千年の誓いの果てに
滅びの運命訪れる
千年樹は常に見ていた
人が紡いだ罪と罰の歴史

[History1 罪]
むかしむかしクライ森の奥で
出会ったイブに恋をした
彼女に僕は赤い木の実
在処を教えてあげたのさ


放たれた七つの光を
時の魔道師
追い求めた

十年の狂気の果てに
罪の悪魔が動き出す
とても小さく ひ弱な僕の
コマドリの体では なにもできなかった

[History2 転生]
時の魔道師は弟子を求めて
僕が候補に選ばれた
人に転生したその姿は
恋したあの()を模したもの

そして「僕」は「私」へと変わった

人として生きる喜びを
少しずつ
わかり始めていった

気弱な少女 優しい召使
様々な出会いを通して
忘れていた 罪の足音
私の背後にいつのまにか迫っていた

[History3 千年樹]
胸の凶刃 (わら)う刺客は
悪ノ娘の手先なのか
力尽きた私の身体は
小さな苗木に変わっていた
世界を見守ろう 森の大樹として

経っある日の事 森に現れたのは あのイブだった

五百年の騒乱の果てに
「私」は「私」と再会する
時の魔道は イブを取り込み
やがて全てはとある一つの憤怒

[History3 罰]
を憎んだ不幸なネメシスは
いつしか世界の王となった
そして彼女は 世界をも憎み
全てを「罰」の 炎で包んだ

それが全ての罪の終焉だった

荒野と化した世界でも 私の心は まだそこにある

千年の誓いの果てに
滅びの運命訪れる
千年樹は常に見ていた
人が紡いだ罪と罰の歴史を

千年の誓いの超えて
今こそ歌おう皆と共に
そして世界は生まれ変わる
君らが望む それぞれのユートピアへ

コメント

  • 来てた!作成お疲れ様です!ミカエラ…。悪の因果は終わらない -- 悪ノシリーズ溺愛者 (2023-12-23 01:31:54)
  • ↑途中送信すいません、終わらなかったんですね、って打とうとしました…。ミカエラの人生だけでも。 -- 悪ノシリーズ溺愛者 (2023-12-23 01:33:33)
  • ネタバレは控えます。このミクちゃん…黒幕だったんですね。原罪が起こった理由…というか、何というか。 -- 悪ノ大罪やっぱ最高だわ (2024-01-07 15:45:34)
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  • お菊
  • 2023年
最終更新:2024年01月07日 22:41

*1 ぜんまい仕掛けの子守唄シリーズの7作目「七つの罪と罰」から約8年10ヶ月ぶりに、作者の楽曲MVにて動画編集を担当する。

*2 作者の初音ミクNT使用曲は、本楽曲でCD『双兎が来りて笛を吹く』収録曲の「シスタークラリスの奇妙な一夜」に次ぐ2曲目。MVにおいては同曲に先駆けて、作者の初音ミクNT(の調声)が本楽曲で日の目を見た。

*3 アルバム『EVILS COURT』への書き下ろし楽曲の一つ。作者が2冊めに手掛けた小説『悪ノ娘 緑のヴィーゲンリート』にて掘り下げられた、ミカエラの転生と約1年の生涯(アレン達には16歳だと誤魔化していた)をテーマとしている。その繋がりを意識しているためか、本楽曲は「樹の乙女」からフレーズやコード進行の一部分を継承している(作者がXにて公開した本楽曲の切り抜きと、「樹の乙女」の試聴を比較すると分かりやすい)。

*4 MVにおけるミカエラとクラリス(楽曲「白ノ娘」のメインヒロイン)の登場は某コラボ書き下ろし楽曲「去り人達のワルツ」から約1年10ヶ月ぶりとなる。あちらでは両者がサードピリオド人類滅亡後(登場人物たちは一人残らず、魂の状態)に舞踏のペアを組んでいる一方、本楽曲では生前の友愛関係が壱加氏によって久し振りに描写されている。いずれもご多分に漏れず、悪ノファン必聴且つ初級・中級者にオススメである。

*5 本楽曲のMVではミカエラの新事実に加え、絶版となった作者の同人CDやシリーズ小説に含まれるいくつかの衝撃的なネタバレを初公開。熱狂ならまだしもネタバレと知って抵抗を感じる視聴者が一定数現れてしまうが、長年に渡り幅広く展開した悪ノシリーズ関連の知識を収集しきれていない(もしくは『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク』の「悪ノ大罪シリーズ(悪ノシリーズ)」コラボ等で初めて知ったばかりの)ファンへの救済処置としては妥当かもしれない。