QB1「コレが地球で採取して来たサンプルだよ」
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homuhomu_tabetai
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作者:OqqXeF3j0
284 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県)[sage] 投稿日:2011/06/23(木) 17:35:45.44 ID:OqqXeF3j0
ここは、思春期の少女達を魔法少女に仕立て上げるゆm……悪の異星人・インキュベーターの秘密基地である。
QB1「コレが地球で採取して来たサンプルだよ」
ほむほむ「ホ、ホムゥホムゥゥッ!?」ジタバタジタバタ
QB2「なるほど、地球人はコレを躍り食いするワケだね。
体長は10センチほど、一口で飲み込めないサイズなのはどうしてだい?」
QB1「ワケがわからないよ。
多分、子供の誤飲防止ができるサイズだからじゃないのかい?」
QB3「なるほどね、これで一つの推測が立ったわけだ。
ただ、そうなると気になるのが、幼生体だね」
仔ほむ「ホッミュミュミュミュゥゥッ!?」ジタバタジタバタ
QB2「幼生体は成体の半分以下の体躯……。
人間達はこのサイズを一口サイズと呼ぶそうだね」
QB3「つまり、理に適ったサイズであるワケだね。
しかし、逆にこの大型成体はどう言う事だろう?」
でぶほむ「ホ、ホヒューホヒューッ!?」バッタンドッスンバッタンドッスン
QB1「この大型成体は解体しての食肉加工用さ。
サイズが倍以上でも、解体すれば口に入れやすいサイズになるからね」
QB2「これら三種のサイズ差に加えて、二種類の亜種が存在するよ」
めがほむ「ホムゥン、ホムゥンッ!?」ジタバタ
リボほむ「ホムンッホムンッ!?」バタバタバタ
QB3「視力矯正器具に似た皮膜と、帯状装身具に似た触覚を持つ種だね。
完全な同一種族において、ここまで顕著な差が出る生物……
ボクらインキュベーターには決してあり得ない特徴だね、興味深いよ」
QB2「だけど、サイズの差はともかく、これだけ地球人種に酷似した種族であり、
明確な感情の発露も認められ、地球人種に似た生殖行動・育児行動まで取るのに、
人間はこの生物を食糧、酷い場合は玩具としてしか認識していない」
QB3「ワケがわからないよ。
文明レベルではボクらが接触してから数百年後の地球人種と何ら変わらないレベル……
いや、今でも地球人種の文明・意識レベルは幼稚と言わざるを得ないけど、
まさか、稚拙なだけでは飽きたらず、ここまで野蛮な種族だったとはね」
QB1「この他にも、桃色の髪の個体や、黄色い髪の個体と言った類似種が存在しているよ。
ただ、その全てが地球人種にとって食糧、或いは家畜の飼料として使われているのが現状だ。
ちなみに、サンプルは全て基地内の保護カプセル内で保護してあるよ」
まどまど(映像)「マドマドォ?」ビクビク
さやさや(映像)「サヤァッ!!」カベバンバン
あんあん(映像)「アンーッ!!」カベガンガン
まみまみ(映像)「ティロォッ!!」カベニソゲキ
ゆまゆま(映像)「ユマユマ……」ウナダレ
QB3「殊更にワケがわからないよ。
しかし、この生物に感情があると言うのは実に素晴らしい事だね」
QB2「それじゃあ、実験開始、と言う事でいいね」
QB3「勿論だよ。本星からの実験許可は下りているからね」
QB2「他にも数種類個体がいるハズだけど、いいのかい?」
QB1「調査結果から、他の種はこれらの種に対して完璧に害獣的な立場にあるからね。
取り入れた場合、最悪、無駄な要因で数を減らされかねないよ」
QB3「実にその通りだね。
種を減らす事だけを目的とする生物は、駆逐されてしかるべきだよ」
QB2「ワケが分かるよ」
QB1「では、ソウルほむ計画、開始だよ」
数日後――事故現場。
マミ「だ、だれ……そこにいるは……だれ……?」
QB4「どうやら、生き残りはキミ一人のようだね。
ボクの事が見えているかい、巴マミ?
ボクの名前はキュゥべえ」
マミ「きゅ、きゅぅべえ……? いたいよ……くるしいよ……」
QB4「ふむ、しっかりと見えているみたいだね。
意識発露も有り、会話も可能なようで安心したよ。
実は、ボクと契約して魔法少女になってもらいたいんだ」
マミ「まほう……しょう、じょ……?」
QB4「そうさ、魔法少女。魔女を狩る存在だ。
ボクが君の願いを一つだけ叶える代わり、魔女と戦って欲しい。
願い事はあるかい?」
マミ「……いた、い……くるしぃ……しんじゃ、う……た、助けて!」
QB4「それがキミの願いだね。
実に根源的な生への執着……良いだろう、キミの願いはエントロピーを凌駕した。
受け取って、それがキミの運命だ……!」
仔まみ?「マミマミンッ!」ティロッ
マミ「え……あ……まみまみの赤ちゃん?」
QB4「それはソウルほむ……いや、キミの場合、ソウルまみと呼ぶべきだね」
ソウルまみ「マミンッ!」エッヘン
QB4「それはキミの魔翌力の根源、丁寧に扱うことを……」
マミ「良かった……願い事で身体は無事だったけど、お腹が空いていたの……ありがとう、
いただきます………」パクリ
ソウルまみ「」マミラレタ
マミ「」ポックリ
QB4「…………本部、応答願うよ。
ケース1、大失敗だよ」
QB3「ワケが分からないよ」
QB2「単純な食育を通じて、稚拙な地球人種の精神レベルの引き揚げを狙った、
ソウルジェムのほむほむ化、ソウルほむ計画……まさか、説明段階で食べられるなんて、
人間の食欲が計算外過ぎたよ」
QB1「地球人種は野蛮な生き物だからね。
食糧が目の前にあると、我慢ができない、と言う事は念頭に入れるべきだったんだよ」
QB3「つまり、事前説明が必要と言うワケだね。
だけど、地球人種のような低い意識レベルで、自分達の魂が食用生物化した事実に耐えられるかな?」
QB2「それはむしろ好都合と言うべきだよ。
その事実を知れば、今までのようにゾンビにされた、どころじゃない絶望感を味わう種が地球人種だよ。
一瞬にして希望を絶望に相転移させる事だって可能かもしれないよ」
QB3「では、それに合わせた契約勧誘マニュアルの刷新を行おう」
数年後、見滝原病院屋上――
QB4「さぁ、受け取るんだ、美樹さやか。
それが、幼馴染みの腕を治した引き換えに、キミが受け取るべき運命だ」
ソウルさや「チャヤチャヤァッ!」ポンッ
さやか「うわっ!? って、仔さやじゃん?
あたし、苦いの嫌いなんだよねぇ」プラーンプラーン
ソウルさや「チャヤチャヤッ!?」メガマワル
QB4「あまり振り回すと落として死んでしまうよ。
それはキミの魂なんだから」
さやか「え?」
QB4「理解が遅いね。
そのさやさや……いや、ソウルさやはキミの魂だ」
さやか「え? 何言ってんの? さやさやって調味料みたいなモンでしょ?」
QB4「ふぅ……物わかりが悪いね。
だから、その調味料がキミの魂だ」
さやか「……冗談もほどほどにしないと、本気で怒るよ!
わたしが仔さやになったって!?」
QB4「ボクは冗談なんて言えないんだ。ユーモアを理解しないからね。
それに、ウソだと思うのなら、そのソウルさやをそこから放り投げるといい、確実に死ぬだろうから」
さやか「…………ね、ねぇ、ウソでしょ? これ、た、ただの仔さやでしょ? あたしの魂のハズなんてない!?」
灰ソウルさや「チャヤァァ……」ションボリ
QB4「以前はソウルジェムと言う石ころの中に魂を封入していたんだけどね。
さすがにボクらも鬼じゃない、感情の発露もあり、人型に近い生物に魂を入れたんだ。
ソウルさやさえ無事ならキミは無敵だよ? むしろ感謝して欲しいくらいだ」
さやか「だ、だって! た、食べ物だよ!? それに、むしろ、さやさやなんて虐めてから食べるのが当たり前で……。
た、魂が入ってるなんて……そんな、信じられないよ!?」
QB4「でも、きっとキミが今まで食べて来た、玩んで来たほむほむやさやさやだって、そう思っていただろうね。
自分たちが食べ物なんて、信じられない、って。 君たち人間と、同レベルの感情が存在するんだから。
どうだい? 感情を持ちながら、食べられる側に回った感想は? 今後の研究史料として聞いておきたいんだ」
さやか「イヤ……やめてよ……そんな……コレが、わたしの魂だなんて………。
こんな事……最初に言ってくれれば……ま、魔法少女なんて……」
QB4「どうなるか、と聞かれればボクは答えたよ。
詳しい話も聞かず、契約を焦ったキミの落ち度だよ」
さやか「………あたしって、ほんとバカ……」
黒ソウルさや「アタシッテホントバカー!!」どっかーん
QB4「………本部、応答願うよ。
ケース2、大成功だよ」
QB1「実に素晴らしい結果だったね。
やや相転移エネルギー量が落ちるけど、時間的コストを考えればむしろ効率的だ」
QB2「この調子で、どんどんソウルほむ……いや、魔法少女を量産しよう。
むしろ、魔女との戦いに関しては隠して、より非現実的な契約として特化させるべきかもしれないね」
QB3「そうだね。
むしろ、契約時に黒仔ほむ化したソウルほむは、その場で担当者が処理すれば魔女も増えず、
契約対象候補者が犠牲になる可能性も低くなって、より効率的かもしれないよ」
QB1「それならいっそ、地球人種が興味を示しそうな平和的単語を盛り込んだ方が良いかもしれないよ。
魔法で困っている人を助ける、なんて契約条件提示はどうだろう?
決して不可能な内容ではないから、ウソではないよ」
QB2「なるほど、地球人種の一部は、利己的ながらも慈善的活動を好む傾向にある矛盾した意識を持つからね。
特に極東の島国は、現時点で想定している魔法少女に対する理解も知識も豊富だ」
QB3「では、しばらくは極東の島国を拠点にして魔法少女の量産を続けよう」
QB2「これで、宇宙のエネルギー問題も解決だね」
QB3「地球人種の意識改革が進まない事だけが、計画と異なる結果だけどね」
QB1「結局、地球人種は搾取される側の生命でしかないと言う事さ」
QB2「ワケが分かるよ」
QBs「きゅっぷい」
END
QBsにイラついたら成功だと思っている。