お留守番するよ!
最終更新:
homuhomu_tabetai
-
view
include_js plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。
include_js plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。
javascript plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。
javascript plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。
javascript plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。
作者:gR+SXztP0
307 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga] 投稿日:2012/07/25(水) 20:37:35.38 ID:gR+SXztP0
「…ミャロー…」…カリャイヨ… エッグエッグ…
「…ホミュホミュン…」…デモゴハン…コレチカ… エッグエッグ…
「…ミャロン!!!」…ワタチ、モウイラニャイ!! ポイ…
「ホミュ!? …ミャロカ? ホミュホミュ?」エ!?…イモウチョ? ダイジョウブニャノ?
「ミャロローン♪」ゴハンタベタモン♪
「ホミャ!?…ホミュー…」ホンチョ!?…ジュルイ… エッグエッグ…
本当に仔まどは腹いっぱい食べていた。
朝、一匹残された巣で姉と両親を待ちながら居た時に。その直後にここに連れてこられたのだが…。
姉仔ほむが両親の留守中、飛んできた蝶を追いかけて一匹で巣から外に出て行ってしまった。その時、仔まどは昼寝をしていて気づかなかった。
夕方、両親が帰ってきた時にやっと起きて…『寂しいと思うけど、お母さん達はお姉ちゃんを探しに行くから待っててね。』と言われたのだ。
結局…姉も両親も…帰ってくる事は無かった…。
巣には両親が持ってきた餌と、仔まどだけが残された。それを食べていたのだ。
今回は、いつもと視点を変えて綴る事にしよう…。
『…おねえちゃん…なんで人間のところに居るの? …お母さん達に会わなかった?』
仔まどは疑問を姉に問う…姉は柿の種を持って、じっと見つめながらまだ泣いている…。
『…ごはん…これしかないし…でも辛いし…お水ないし…』エッグエッグ…
姉は独り言をつぶやきながら悩んでいる…仔まどの質問は聞こえてない様子だ。それを見てもう一度、仔まどは姉に呼びかける。
『おねえちゃん!!聞いてるの!!』
仔ほむはびっくりして柿の種を落としてしまった。…そして…妹の問いかけに…小さな声で答え始めた…。
・・・・・・・・
『……それじゃ……お母さん達は……もう……』
『……うん…』
自分に起こったありのままを仔ほむは妹に教えた。
…仔まどは泣き始める…仔ほむは妹をそっと抱きしめて、一緒に泣いた…。
…二匹は抱き合って泣いている…涙が枯れてしまうのではないかと思うほどに…。
…やがて…泣きつかれて、仔まどはそのまま眠ってしまった…。
「…ホミュ…」グスグス…
仔ほむは仔まど起こさないようにそっと寝かせてやる…その時…『キュ~…』…腹が鳴ってしまった。
「ホ!? …ホミュン…」フゥ…
仔まどの顔を見て、起きてない事を確認して安心する。
それから自分の腹をさする…もう二日近く何も食べてないのだ。
…食べ物は…ある……人間がくれた…とても辛い食べ物が…。それに視線を向ける。
「…ホミャッ!!!」ガシッ!!
意を決したように仔ほむは柿の種をつかむ。これしか食べ物は無いのだ。
…せめて水があれば…。仔ほむは思った。
「…ホ…ホ…ホミュッ!!!」カリッ
「ホミャホミャホミャ…」モキュモキュ…
「…」
「~~~~~~~~ッ!!!!!!!」ジタバタジタバタ…
仔ほむは叫びたい衝動を口を押さえて堪える…妹を起こさない為に…。また涙が頬を伝う…さっきとは違う涙が…。
「…ミュッ!!!」…ゴックン ハァハァハァハァ…
なんとか飲み込む…全身から汗が吹きだす…。どこにこんな水分があったのかと仔ほむは思った。喉はカラカラだ。
「…ホミュ…ホミュ!!!」カリッ
「ホミュホミュホミュ…」モキュモキュ…
「…」
「~~~~~~~~ッ!!!!!!!」ゴロンゴロンゴロン…
・・・・・・・・
「ホッ…ホッ…ホッ…」グデー…
仔ほむはなんとか柿の種一個を完食した…全身汗まみれ、顔は涙に汚れている…逆に口の中はパサパサで喉は焼けるように痛い。
しかもトウガラシのせいで唇がタラコのように腫れ上がっている。しかし、とりあえず腹は一杯になった。身体が小さい事が今は幸せに思う。
しばらくは保つだろう…あんなのを何個も食べるのはヤダ!!
「…ホッ…ホミュ…」…オミジュ…
目が水を探してさまよう…もちろん見つからない。が…違うものが目に入った。それは仔まどが起きだして、人間が出した大きな紙に向かう姿だった。
仔ほむは寝転がったまま動けない…だんだん視角から仔まどが外れてゆく…目を閉じる仔ほむ…そこに音が聞こえてきた。
「ミャロロ~♪」チョロチョロ…
…水が流れる音……水だ!!
「ミャロンッ♪」スッキリ♪
「…ホッ…ホッ…ホミュゥゥゥゥ!!!!」ダダダダ…
「ミャッ!?!? ホミュラチャッ!?」
「ホミュゥゥゥ…ホミュミュゥゥゥン!!!」ダダダダ…ガバッ…
仔ほむは気がついたら走り出し、新聞紙の上に来ると…さっきまで仔まどがなにかしていた場所に崩れるようにしゃがみこむ。
そこには新聞紙に吸い込まれかけの水があった。
「ホミューッ!!!」オミジュダ!!
仔ほむはその水に顔を近づけ飲もうとした…しかしそれは叶わなかった…。仔まどが思いっきり仔ほむを突き飛ばしたのだ。
「ホミャァァァァ…」ゴロゴロ…
全身に紐が巻きつく…腫れた唇に触れ激痛が走る。
「ミャロッ!!! ティヒヒーッ!!!」
『おねえちゃん!!なにすんのよ!! わたしのおしっこなのに…///』
急いで紐を解こうとしていると、仔まどに怒られた。それで仔ほむは我に返った。
「…ミャロカ…ホミュ?」
『…お…しっこ…?』
『そうよっ!!』
『…そんな……そんな…』
仔ほむはもう一度、新聞紙を見る…たしかにそれは、人間が用を足すのはこれにしろと言った紙だった。
夏の日差しで、すでに水分はほとんど乾いてしまっている。
「…ホミャホミャ~…」パタリ…ピクピク
「ミャロッ!?!? ホミュラチャーンッ!?!?」オネーチャ!? ダイジョウブーッ!? トテテ…
仔ほむはその場に倒れ、急いで仔まどが駆け寄る。
・・・・・・・・
ガチャガチャン!!!
「…まいった~!…まさか駅までパジャマで行ってしまうとは…」バタン
「トイレの鏡見てびっくりしたわ…たしかに視線…感じたが……うおー!!恥ぃいいいっ!!」スタスタ…
「…遅刻確定……あ!…得意先に直行した事にしよう!!…えーと…課長のケータイは…と…」ピッピッ…prr…
「…あっ!課長?今日は○○さんとこに直行で…あ…はいはい…はい…お願いします。では…」ピッ!! スタスタ…
「走って帰ったから暑い…喉が渇いたな。…冷蔵庫にアクエリがあったな…」ガチャ…ゴクゴクゴクゴク… スタスタ…
「プハッ!うめーっ!!…後は…○○さんに口裏合わせてもらって……」ピタッ
「…ん?」
「…ホ…ホ…」ピクピク
「ミャローッ!!! ミャロローッ!!!」チナナイデー!! ポロポロポロ…
「おぉ!?どうしたお前ら!?また誘拐犯にやられたのか!?全部閉めたはずだぞ!!」
「ミャロミャロミャローッ!!!」ブンブンブン ポロポロポロ…
「違うのか!?んじゃ、なんだ!?」
仔まどは歩いて柿の種を抱えて持ってくると…齧るまねをする。それから口と喉を押さえ、ハッハッと荒い息を吐きながら横になる。
「…ん…?…あ!?わかったぞ!!毒か!!…まさか…この柿の種に毒が入っているとは…。」
「今から買ったコンビニに文句を言ってきてやるからな!!待ってろ!!…ちくしょー!!あの店員め~…」スクッ
「ミャロッ!?!?!? ミャロミャローッ!!! ホミュラチャーッ!!!」ブンブンブン… ペチペチペチ…
「くすぐったいな!!叩くなよ。…首振ってるってことは…違うのか?…毒じゃない?」
「ナイチョダヨ…」コクコク
「じゃ…なんだ?……しかし…この部屋暑いな……暑い…?…閉め切ったら…暑い…すると…喉が…渇く…」ジー
「…ホ…ホ…ミュ…」…オ…ミ…ジュ… ピクッ…ピクッ…
「…ホミュラ…チャ…」ポロポロポロ…
「そうか!!水か!!…イカン!?仔ほむが痙攣してる!!んー…これに入れ!!」ヒョイッ
「…」ピクッ…ピクッ… ブラーン
男は持っていたペットボトルに仔ほむの頭を入れ…指で押し込んだ。
ポチャン
「……」プカー…
「ついでにお前も入れ!」ヒョイッ
「ミャッ!?!? …ミャローン…」ポチャン
「これでよし…ふぅ~…アクエリはこの時期にかかせんな…」
「……」プカー…
「ミャロッ!!! ミャロロッ!!!」タシュケテ!! オボレリュ!! バチャバチャバチャ
「……そんなに入ってないから、足つくだろ?」
「ミャロロッ!!! …ミャッ!? …ミャロン…」ダチテ!!…アレ!?…アシガ…
「…まだ仔ほむはそのままか…ちょっと電話しないといけないから、俺はあっちに行くぞ。また後でな。」スタスタ…
「ミャロミャロミャロ…」オイチイ… ゴクゴク…
「…ホ…ホミャッ!?!?!?ホミャアアアァァァーッ!?!?」…エ…オミジュ…オボレリュウウゥゥ!! バチャバチャバチャ…
…良く似た姉妹である…。
「サァ、カニャエテヨ!!!」オネーチャン、オチチュイテーッ!!
「ホミューッ!!! ホミュミューッ!!! …ホミュン? …ホミュホミュ…」タチケテーッ!!タチケテーッ!! …タチ…アシガ…ツク…
「ホミュラチャッ♪」コレ、オイチイヨ♪ ゴクゴク
「オリョカネ♪」ホンチョダ♪ ゴクゴク
「お!もう大丈夫か? …すまん…水を用意するの忘れてたな…」スタスタ…
「ホミュミュン…オリョカモニョニョテチ…」オカーサン タベタケド…ワタチヲ タスケテクレタ…
「…ミャロー…ホミュラチャ…」…オネーチャン…タスケテクレタ…
「ホミュン…」イイニンゲン…「ミャロン…」カナ…
姉妹は頷きあって男の方を向く。
「…どうした?二匹ともこっち向いて?」
「ホミュン///」ペコリ 「ミャロン///」ペコリ
「なんだ?礼か?…いいよ///俺はお前らの飼い主だから当然のことをしただけだ。」
「ホミュホミュホミュー♪」バシャバシャ…
「ミャロローンミャロ-♪」バシャバシャ…
「ははは、遊びだしやがった♪……しかし……これは…なんというか…」ウズウズ
「ホミャ?」ドチタンダロ?
「ミャロー」ワカンニャイ
ガシッ
「ホ!?!?」「ミャ!?!?」
「…蓋を閉めて……おりゃーーーー!!」ガッシャガッシャ!!
男は我慢できず…ぺットボトルを勢い良く振り出してしまった…。
「ホミャアアアアアアアアアアアァァァァァァァァーーーーッ!?!?!?!?!?」
「ミャロオオオオオオオオオオオォォォォォォォォーーーーッ!?!?!?!?!?」
・・・・・・・・
「……すまん…すまんー…」
「…」プカー 「…」プカー
「終わり」