漢字の大海
2012-01-13
最終更新:
houji
-
view
■2012-01-13 &bookmark_hatena(show=none)
更新
「蜉蝣」の虫偏を抜くと「孚斿」。
「浮游」のさんずいを抜いても「孚斿」。(「浮遊」は同音の漢字による書き換え語)
「浮游」のさんずいを抜いても「孚斿」。(「浮遊」は同音の漢字による書き換え語)
この二つの言葉は、語源が同じなのではないかな・・・と思い、
漢和辞典を引いてみたらビンゴでした!(^^
漢和辞典を引いてみたらビンゴでした!(^^
漢字源によると「浮游」の項目に「④虫の名。カゲロウ。」とありました。
もともと、浮かび漂うさまを表す言葉としての「浮游」が存在していて、
その後で、浮かび漂う虫であるカゲロウにこの字が宛てられたのでしょう。
そして、さらに後に偏を虫に変えた「蜉蝣」が成立したのではないかと。
その後で、浮かび漂う虫であるカゲロウにこの字が宛てられたのでしょう。
そして、さらに後に偏を虫に変えた「蜉蝣」が成立したのではないかと。
あくまで推測ですけどね(^^;
書籍紹介
年末年始4、5冊目に読んだ本がこちら。
漢字の部首には色んな謎や蘊蓄が詰まっているのです。
たとえば、
「臣」の部首はなぜ「工」なの?
「点」の部首はもともと「黑」だった?
「龠」って何を表す部首なの?
辞書によって漢字の部首が異なるのは何故?
「臣」の部首はなぜ「工」なの?
「点」の部首はもともと「黑」だった?
「龠」って何を表す部首なの?
辞書によって漢字の部首が異なるのは何故?
などなど、これはほんの一例。
部首にまつわるトリビア満載!(^^
部首にまつわるトリビア満載!(^^
1つの部首が約4ページに収まっているので、
短時間しか無いときでもお気軽に読むことができます。
また、しっかり話にオチを付けてくれる点がいかにも阿辻先生らしいです(笑)
短時間しか無いときでもお気軽に読むことができます。
また、しっかり話にオチを付けてくれる点がいかにも阿辻先生らしいです(笑)
通常の漢字の勉強では得られない知識がいろいろ得られるのでオススメです。
クイズ解答
生物熟字訓クイズ初級編。
答えは以下の通りです!
答えは以下の通りです!
- 金糸雀(カナリア)
- 十姉妹(じゅうしまつ)
- 雲雀(ひばり)
- 時鳥(ほととぎす)
- 蝸牛(かたつむり)
- 蜘蛛(くも)
- 蜚蠊(ごきぶり)
- 蜥蜴(とかげ)
- 蚯蚓(みみず)
- 烏賊(いか)
- 松魚(かつお)
- 海月(くらげ)
- 比目魚(ひらめ)
- 海胆(うに)
- 海鼠(なまこ)
この中では「松魚」が少し難しいかな?
逆に「蜘蛛」「烏賊」は超初級問題ですね。
逆に「蜘蛛」「烏賊」は超初級問題ですね。
まぁ、この辺の分類は完全に主観的なものなのですが(^^;
熟字訓の難易度を定量的に数値化する方法ってないかなぁ。
多くの人に解答してもらって正解率を求めるのは有効ですが、
通常、そこまではできないですものね。
熟字訓の難易度を定量的に数値化する方法ってないかなぁ。
多くの人に解答してもらって正解率を求めるのは有効ですが、
通常、そこまではできないですものね。
何かよい案があればこっそり教えてください(笑)
今回はクイズはお休みです。
ではでは、今日はこの辺でー。
ではでは、今日はこの辺でー。