漢字の大海

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houji

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【熟】



読み

  • 音読み
  • 訓読み
 う(れる)に(る)に(える)う(む)な(れる)つらつらつくづくこな(す)こな(れる)、うら(す)、にぎ、じゅく(す)、つ(える)

字義

①にる。にえる。
火でくたくたになるまでにる。
しんに通るまで、柔らかくにる。

②うれる。うらす。
果実などがよくみのって柔らかくなる。また、そのようにする。
例:「熟柿(ジュクシ)」

③作物がみのる。
例:「未熟(ミジュク)」
対義語:荒

④条件が十分なところまで発展する。
例:「機が熟す」

⑤奥底までよく知っている。
すっかりなれているさま。
例:「精熟(セイジュク)」
対義語:生

⑥つらつら。
奥底まで詳しいさま。とくと。

⑦(日本のみ) にぎ。柔らかい。また、なじみ深いさま。


解字

会意。「享(肉の芯まで火を通す)+丮(人が手で動作する)+火」で、
しんに通るまで柔らかくにることを表す。

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