終章-第二幕- それぞれの未来(後編)
サブメンバー達はそれぞれの未来を歩み始めたが、
メインメンバーはメインメンバーでそれぞれの未来を歩み始める。
恐らくは、自分が一番いい、と思う方向へと。
ユイナ王女は今日も
アーム王家の政務室で
自らの作業に大忙しだった。
正直、運動不足が否めない。食事の量も増えてきている。
睡眠も不規則だ。お肌に良くない。いいわけない。
「はぁ……」
一息ついて、お茶などすすり始めるユイナ姫。
傍にはきっちりとお茶菓子(ケーキ)など用意されている。
(食べたい。甘そう。食べたい。
美味しそう。食べたい。すぐ食べたい)
誘惑がユイナ姫の胸を締めつける。
ジルベルト獲得の恋の争いに事実上敗れているのが
余計なストレスとなって、余計に誘惑に弱くなってしまっている。
「……いけない、いけない……既に一キロ太っているもの……」
誘惑を断腸の思いで振り払って、再度仕事にかかる。
「仕事は順調かい? ユイナ」
そこに出てきたのは現・
ザン共和王国王政部筆頭、
アーム王家当主のイスティーム王。つまりユイナの父だった。
緑の髪が印象深いものの、あまり貫禄を感じさせない人物である。
もっとも、その庶民臭さが人気の一つではあるが。
「ええ、お父様。もう少しで今日の分は終わりです」
「そうか。じゃあここらで一息入れるといいよ。
月餅を持ってきた。好物だったよね?」
「うえええええ~ッ、お父様、嫌い~~ッ!」
突如前触れも無く、滂沱の涙にくれるユイナ姫。
ケーキを遥かに上回る好物が、
誘惑を仕掛けてくるのだ。しかも大量に。
「どっ、どうしたんだい!?」
流石に慌ててイスティーム王もなだめにかかる。
「私が太ってるのを気にしているのを
知ってるはずなのに~~ぃ~~~ぃ~~。
これからノースリーブの季節なのにぃ~~~~ぃ~~~」
「太ってない! 全然太ってないから! むしろロゼッタより
スタイルいいよ! いやぁ、流石はキョウカの娘だよなぁ!」
当のロゼッタ(妹)が聞いたら激怒しそうな事を
平気で言い放つイスティーム王。
何気に自分の妻まで引き合いに出している辺り、彼も必死だ。
「そうだ! ストレス解消も兼ねて歌でも歌ってくればいい。
後でカラオケ店にでも行こう! すっきりするよ!
消費カロリー表示機能も勿論あるだろうし!」
「……一曲、何キロカロリーぐらい?」
「……たぶん、十キロカロリーぐらいかな」
それを聞いた途端、ユイナ姫の表情が瞬時に輝く。
すすすっ、と月餅を手元に引き寄せた。
「……三十曲ぐらい歌えば大丈夫かしら?」
「……プラマイゼロでいいの?」
イスティーム王は月餅にかぶりつく娘に呆れ果てるばかりであった。
そんな彼女は、もうしばらくしたら
クィーンに昇格するらしい。
それは父親の引退をも意味するものなのである、が。
シルヴィアは研究部で頑張って働いていた。
ビーム・カーテン改が完全に死滅した
スプレッダーの大群を除去しきるまで、
インフルエンザウィルスの脅威は止まらないどころか、
かえって加速される危険性があるからだ。
惑星アース全領域補完型スーパーコンピュータ、
『メシア』5号機にアクセスし、
その対処法を日々模索していた彼女が、大きく伸びをした。
「出来ましたー」
「何がですか?」
そこにひょっこりと訪れたのは、
ルシアとの面会が終わったリゼルである。
「リゼル君、おかえりなさい。
ビーム・カーテン改部隊の戦力増強は終了したけど、
それまでに発生するインフルエンザウィルスの
完全駆除法をメシア5号機と協議した結果、これが出来たんです」
取り出したのは一錠のカプセルだった。
「これは?」
「ワクチンではなく、アンチ・ウィルスです。空中に散布すると、
インフルエンザウィルスを根こそぎ除去します」
「……それって、人体への影響は? あと空気感染の心配とか……」
「それは大丈夫です。ここの人達で既に人体実験してますから」
「うぉいッ!?」
もちろん黙ってはいないのは研究員達であった。
「スターリィフィールド曹長! あんたなんて事するんスか!?」
「そんな事今初めて聞いたわ! 労災下りるんだろうな!?」
「ワクチンを! ワクチンをよーこーせーッ!!」
大混乱に陥る研究員達(当然であるが)。
「あわわ、落ち着いて下さい」
「落ち着けるはずないじゃないですか!
僕も巻き添えですか!?」
流石にリゼルも慌てて詰め寄る。
「だから、大丈夫なんですってば。アポトーシス機能によって、
約3週間以内に自死するように出来ているんです。
それに、人体への影響は無いようにメシアが作ってくれました」
それを聞くと、ようやく落ち着くリゼルを含む一同。
「……本当でしょうね、シルヴィアさん?」
「もし人体に何らかの影響があっても大丈夫です」
「何が?」
「その時は私も一緒です。皆さんだけでは死なせませんよ!」
「そんな事言うぐらいなら
身内で人体実験するなぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」
ズレたシルヴィアの発言に、一同揃ってツッコむのだった。
ともあれ、彼女のアンチ・インフルエンザウィルスによって、
さほどの感染拡大も見せきっていないインフルエンザウィルスは
進化の暇も、変異の暇も無く、
ことごとく絶滅に追いやられるのであった。
テディは
ドルカス=ウィンチェスターとの面会中だった。
温情措置を受けたドルカスは降格はしたものの、
レイクリッター財団研究部の重要人物兼、要注意人物として
当分は監視付きでの勤務を続ける事となったのである。
「何しに来たの? まさか私を笑いに来たのかしら?」
「そう言えば君の気が済むのか? そうではあるまい」
「お生憎様。私はスプレッダーに関わる気はもう無いわ。
今は私の出来る事で、財団に忠誠を誓うだけの事よ」
と、自嘲気味に答えるドルカス。
「あれで一気に出世出来れば、出会いの機会も増えて、
あわよくば幸せな家庭も持てるかな、なんて思ってたけど、
この調子じゃあ、あと十年はお預けかしら?
警察からもずっと目を付けられちゃってるしね」
「あんた、黙ってればいい女だ。引く手は数多だろうに」
「仕事も出来て頭も切れすぎる女は嫌だってさ。
登りつめるだけ登りつめれば、そういう人が
好きだって男の人もいるんじゃないかと思うけどね」
「そうか? 俺はそうは思わないがな」
「何よ。私に説教するつもり?」
怒気が露になるドルカス。
「身分のどうこうで人間としての価値が決まるわけでもあるまい。
現にレオンハルトは地位に見合わない野望を抱いて自滅した。
まあ死んではしないが、今までほどに
物事を動かすのは無理だな。
もうちょっと好き嫌いで物事を
選んでやっても罰は当たらんものだ」
「ボヤボヤしてたら、行き遅れるわよ」
「男漁りに飽きたら俺の所に来ればいい。嫁にもらってやる」
「……本気で言ってる?」
「俺は冗談は好かん」
ドルカスが沈思黙考すること、二分。
「……いいわ。『愛の家系』に二言は無いでしょうね。
言い切ったからには、その時はきっちり愛してもらうわよ?」
「戦争屋なんかやってると、嫁取り先が無いのはこちらも同じでな。
受け入れると言ったからには守らせてもらう」
「……期待しないで生きていくわ」
ドルカスは振り向かずに、その場から立ち去った。
「うむ、期待しないで待っている」
テディもあっさりとその場を立ち去る。
何らかの確信を胸に秘めて。
レイリアとエイリアは意気揚々と
妖精の森へ帰還した。
通訳を介しての
ケット・シー族との友好条約の再締結など、
事後処理が思ったよりも多忙だった上に、年上だからという事で
面倒な仕事が見事にかさばったから、という結果だった。
「たっだいまー!!」
「ただいま」
勢いの良いレイリア、続いてエイリアが挨拶をすると、
何やら釣りをしている幼児が二名。と思ったら
甥っ子の
ブルーノ=ルストと
マーカス=アニーズィだった。
「おかえりなさーい!」
その傍らにはその母親にして、二人の姉、
セシリア=ルストと、
そのセシリアの夫、
サイモン=アニーズィがいたりした。
「おかえり、二人とも」
「今度の任務も難儀だったみたいだな?」
どうやら一家仲良く釣りの最中だったようである。
「義兄さん、帰省なの?」
「ああ、なかなかに久しぶりのね」
エイリアが訊くと、サイモンが笑って答えた。
「おおー! 引いてる!!」
レイリアがぴくりと動く釣竿に反応した。
「わっ、本当! ブルーノ、マーカス、気張りなさい!!」
セシリアの指示で、二人が気合を入れて引っ張り上げる。
ざばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
ほどなくして怪魚とも呼ぶべき大きさの魚が釣れた。
正体全長五メートルほどの
ピラルクである。
この近隣に住む魚類としては最大の個体で、その大きさから
周囲では『川のヌシ様』と呼ばれていたりする。
「ヌシ様釣ったー」
「ヌシ様だー」
喜ぶブルーノ、マーカスの二人を尻目に、
エイリアとレイリアがそれを持った。
「はい、キャッチ・アンド・リリース」
ざばぁぁぁぁぁぁぁん!!
「ヌシ様逃げたー」
「ヌシ様ばいばーい」
ブルーノ、マーカスも手を振る。
このピラルクは保護されているのだ。
あまりの珍しさから、保護しようという観点である。
ピラルクが珍しいのではなく、この個体が一際大きいのだ。
しかしその貪欲さと無警戒ぶりからしばしば釣竿に引っ掛かり、
そのたびにキャッチ・アンド・リリースされている、
いわば名物である。
生臭くなった手を洗いつつ、二人は質問する。
「セリナ様か、リッシュ君いないの?」
「今回の報告をしなければならないのよ」
すると、セシリアは笑顔で答える。
「セリナ様は
ナインサークルロード同士のよしみで、
亜人王タイタンの所に、被害のお見舞いに行ったらしいけど、
リッシュならいるんじゃないかしら」
「よーし、じゃあ報告してとっとと休暇だよ、エイリア!」
「ええ、そうしましょう!!」
二人は喜び勇んで駆け出すのであった。
ライナスは、
ライゼリーネ・タウンからはある程度離れた、
人気の少ない集落の一軒の民家にようやく辿り付いた。
かなりの時間、寄り道やら何やらしていたからである。
愛すべき自宅である。この
スプレッダー戦役の激戦の中、
特に何の損傷もなく、この集落が終戦を迎えたのは
まさに奇跡的と言っても良かった。被害の少なかった
妖精の森や
アーム城及び城下町でさえ、
いくらかは被害を受けている。
それを考えるとまさしく僥倖と言えるだろう。
「ただいま」
のんびりと帰ってきたライナスを迎えたのは、
戦場に自称いなかったはずの、母
ロゼッタ=ジーニアスと、
父
アストール=フライシュッツ。
「おかえり、ライナス」
父母共に、優しく抱擁を交わす。
「俺、戦場で敵として会ったよ。母さん達を知ってる人に。
確か、名前は
ザック=ゴードンって言ってた」
「ライナス……すまないね。
僕達の若い頃のツケが、こうしてお前にまで
圧し掛かってくる事に
なるとは思わなかったんだ」
アストールが申し訳無さそうに言ってくる。
「本当だよ。私等が……いや、私がもっと徹底的に
チームをぶっ潰しておけば、こうはならずに済んだんだ。
本当に悪かったよ、ライナス。ごめん」
ロゼッタも本当に申し訳無さそうに言ってくる。
「いいんだ。父さん、母さん。二人がチームを抜け、
ついでに自分のチームを潰したのは、
みるみる腐っていくチームに良心が咎めたからなんだろう?
だったら二人は悪くない。むしろ、
俺が社会的に抹殺してきたから、安心してくれ」
そう言うライナスを見て、ますます申し訳無さそうになるロゼッタ。
「力で上から押さえつけるだけのやり方では、あのクソ親父と
変わらないんだよ、ライナス。気をつけないといけないよ?」
「分かってる。俺の仲間達は……ジルベルト君を筆頭に
みんな暖かい人達だった。彼等と一緒になら、僕は負けない。
敵にも、己にも。そして母さんの抱く悔恨にさえもね」
「ライナス……」
こうも見事に育った我が子を愛しげに抱きしめるロゼッタ。
憎き父に似ていることから複雑な愛情しか抱けなかったが、
今度はそれも関係なく抱擁する事が出来る事に、
ロゼッタは、初めて本質的な充足に満たされるのであった。
「俺、今なら出来るかもしれない」
「何を?」
アストールが訊いてくる。するとライナスは母親から離れ、
いつも訓練用に使っている濡れ藁束を用意した。
「神経を一点に尖らせ……技に気を込める……
烈風剣ッ!!」
ざしゅッ!!
それは母ロゼッタの得意技であった。速さの
疾風剣に対する
力の烈風剣。なんとこの天才は両方を体得しかけていた。
ロゼッタは濡れ藁束三十本を一度に斬り裂くが、
惜しいかな、ライナスの剣は二十七本に留まった。
「うーん、まだちょっと練習が足りなかったか」
「あんた……いつの間に……」
ロゼッタが驚愕した。自らが長年かけて得た必殺技を、
この息子はわずかこの半年ばかりで習得してきたのだ。
「うん、練習が要るね。母さん、手伝ってくれる?」
「ああ……!」
ロゼッタは久しぶりに剣を手に取り、二人で外へ出た。
「……今日は道理でいい天気だと思った。
僕達の新しい門出の日、だからだろうな」
アストールはそれを見送りつつ、空を見て呟いた。
「…………」
ジルベルトは建築完了直後の、
自宅の一角で日なたぼっこなどしていたりする。
ソニアの膝枕の上なので、非常に良い身分と言えた。
くすくす、とソニアは笑う。
大福、
きなこ、
みたらし、
黒ごまの
愛猫四匹にまとわりつかれながら、
意にも介さず、自分の膝枕ですうすうと寝息を立てているのだから。
「えいっ」
ソニアは悪戯心を出して、寝ているジルベルトの頬を指でつつく。
「むー」
普段はあまり喋らないジルベルトも、唸り声だけは素直に出る。
喋らないジルベルトに慣れているソニアにはそれが面白かった。
「えいえいえい」
「むー」
しかし、それも長くは続かず、あっさりと起きて睨むジルベルト。
ただし膝枕の上はしっかりキープしている。
「あら、起きちゃった」
(当たり前なのー)
不機嫌な顔をしてみせるが、すぐに寝に入ろうとするジルベルト。
「……何やってんのアンタ達は」
呆れ果てた顔で来訪したのは、ソニアの実姉であるルシアだった。
「あっ、お姉ちゃん」
『ご無沙汰ぶりですー』
ワケの分からないジルベルトのメールでの挨拶は
軽くスルーしたルシアだった。
「何って、膝枕」
「隊長だからって甘やかしすぎなんじゃないの?
いい加減子供じゃないんだからさぁ」
「何言ってるの!? こんなに小さい子なのよ!
抱っこしたりすると可愛いのよ! 寝顔とか撮影したら
もう最高なのよ! こんな小さい子が大人なわけないでしょ!」
「いや……それもどうかと思うわ……
上司に対する態度じゃないし」
冷や汗たらしつつルシアが答えた。
(大人なのー!)
ジルベルトが悔しげに地団駄を踏むが、その子供っぽい動きが
どう見ても成人のものには見えない。というよりまだ十五歳だ。
法律的にも成人とは見なされないだろう(ソニアも十七歳だが)。
「ああ、ごめんね。ジルベルト君。
こないだ身長伸びてたもんね?」
『三ミリ伸びたのー』
「誤差じゃ……」
あまりのくだらなさに、ルシアは説得を諦め、
部屋の一角を見やる。するとそこには
砲剣ストレンジバスターが
見事に刺さっていた。
「……話には聞いてたけど、本当に
融合しちゃったのねぇ、父さんの形見」
「……いいじゃない。生きてる人のが大事なのよ」
割り切ったように言うソニア。
「それに私の嫁入り先の人が死んじゃうぐらいなら、
形見の一つや二つぐらい壊れてでも
助かる方が、父さんも喜ぶわ」
あまりと言えばあまりの物言いではあるが、ルシアも同意した。
「そうね。こんなに立派な武器になったんだもの。
もう隊長の意志か、隊長の死以外では
解除は出来ないんでしょ?」
(その通りー)
首を縦に振って頷くジルベルト。
「だったらこれもある意味形見じゃないかしら。
ちょっとゴツいけど」
「姉さんがそう言うなら、それも一つの形って事でいいわよね」
ルシアとソニアが笑い合う。
おもむろにジルベルトが近付くと、
砲剣ストレンジバスターを引っこ抜いた。
「ジルベルト君、何するの?」
ガシャコン!
リロードを済ませると、ジルベルトは黙って外へ出た。
慌てて、ソニア、ルシア、愛猫四匹がそれを追う。
庭の一画で砲口を真上へと向ける。メールで意図を伝えた。
『僕達は、スプレッダーに勝ったよ。この武器のおかげで』
「そうね、でも何で持ち出すの?」
ジルベルトの真意を計りかねて、ソニアが訊いてくる。
『古来、戦いに勝ったら祝砲を撃つのが、正しい行い』
「まさか……」
ジルベルトの真意が分かった。ジルベルトは安全装置を動かし、
レッドゾーンへとランプを点灯させ、トリガーに手をかけた。
「お姉ちゃん、止めて!!」
「どうしたの!? ソニア!」
必殺砲撃、
終撃砲のランプの色だ。
危険を察知してソニアが動いた。
「アレを撃たせたら駄目! 新築の家が吹き飛ぶわよ!
あの子、自分の武器の威力が分かってないもの!!」
「ええッ!?」
ルシアも驚いて止めにかかる。
「やめなっさぁぁぁぁぁぁぁい!!」
がごんッ!!
やたらと生々しい音を立ててジルベルトが吹き飛んだ。
絵に描いたようなソニアのボレーキックが炸裂したのである。
「あんた、自分の貯金はたいて建てたマイホームをぶち壊す気!?
思いつきで行動するのも大概にしときなさいよ!!」
聞いてはいない。一撃で昏倒しているからである。
「……やれやれ……」
家ごと吹き飛ばずに済んだ事に安心しながら、
ルシアはただ一人肩をすくめるのであった。
「うみゃー」
そのルシアにフォローをするかのように、大福達、愛猫四匹が
まとわりつくのである。これ以上無いほどの平和な光景だった。
ジルベルトとソニアは後に結ばれる事になるのだが、
それには未だ数年ほどを要する。しかし、それは余談である――
最終更新:2017年10月04日 02:18