邪龍

じゃりゅう


凶悪な気質を持つドラゴンの総称

肉体を滅ぼされても、魂を幾重にも刻まれて意識を封じでもしない限り、存在を抹消しきれないほどにしぶとい*1のが最大の特徴。

邪龍はそのしぶとさ故に同じドラゴンからも嫌厭されており、傷だらけになっても戦い続けるような頭のネジが外れたような性格の邪龍もいる。

極悪な性格のものがほとんどで、むしろヴリトラクロウ・クルワッハのように理性的なものの方が少数派である。

邪龍の中でも特に凶悪だったクロウ・クルワッハアジ・ダハーカアポプスの3体を筆頭格として扱う。

大半が戦闘狂で、名のある伝説の邪龍はどれも「龍王クラス」以上の実力者であり、筆頭格のうちアジ・ダハーカとアポプスは「幽世の聖杯」で復活してから数か月で「天龍クラス」の実力者にまで上り詰め、クロウ・クルワッハに関しては永い年月をかけて力を高めた末に完全に生前の二天龍を超えている。

邪龍を使役するのは非常に困難とされ、伝説の中では邪神や悪神でしか為し得ない偉業とされる。

現在の邪龍はほとんどが滅んだとされていたが、聖杯の力によって強化された形で蘇生されており、クリフォトに協力している。
だが、一部の邪龍は意思が強すぎて制御できなくなりつつあり、何らかの「取引き」を条件に組織を離脱しようとしている。

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最終更新:2022年05月27日 23:12

*1 ヴリトラの場合、「ヴリトラ系神器」と称されるほどにバラバラに分けられて封印されていたが、わずか4つ集めただけで意識を取り戻している。