セフィロト・グラール
その能力は
しかし、それもまた余技といっても過言ではなく、魂さえサルベージすることができれば
死者の蘇生すら可能とする桁違いの力を保有。
すでに滅びた存在である
グレンデルら
邪龍を、本来天敵であるはずの「
龍殺し」に対する耐性をつけたうえで復活させるという効果を保有。
応用技術として「
次元の狭間」に漂っていた
イッセーのごくわずかな肉体の欠片から情報を抽出し、「
赤龍帝の籠手」のレプリカを作成するなど、桁違いの能力を持つ。
さらにヴァレリーは
三つの聖杯でワンセットという亜種の形で発現されている。
アザゼルの推測では一つ一つが別の
禁手に到達できるとのことであり、ただでさえ高い
神滅具の拡張性がさらに高くなっている。
のちに三つ中二つが抜き取られるも、上記の通り最後の一つが残っていたためヴァレリーは即死を逃れ、片方を移植し直したことで昏睡状態ではあるが死亡は免れる。
しかし最後の一つが寄りにもよって
クリフォトによって使用され、結果的に多大な被害が出る原因となった。
神滅具の名に恥じない非常に強力なものなのだが、過度に使用すると精神に悪影響が出るという致命的な欠陥を保有。
使用者にしか見えず、あらゆる言語を理解するはずの
悪魔ですら理解できない言語を話すようになる。
後に
本物の「聖杯」の欠片などといった「聖遺物」によって制御が可能であることが発覚し、「
聖釘」や「
聖十字架」によりある程度の運用を可能とした。
……
アザゼル杯においては、様々な調整を施された結果、「聖杯」からあふれ出る液体を振りかけることで傷をいやす「
回復系神器」として運用。
ただし調整の影響か、「
聖母の微笑」に比べて即効性で劣り、他の「
回復系神器」と同様に体力までは回復できない。
最終更新:2023年02月12日 22:55