概要
「原初なる晦冥龍(エクリプス・ドラゴン)」
かつて滅んだ
邪龍の1体で、その筆頭格に数えられる、
地獄に深い関わりを持つドラゴン。
真の姿は銀色の3つ目を持つ体長100メートル超の暗黒の大蛇で、人間体は黒い祭服を着た褐色の肌の美青年。
強い闘争心の持ち主だが他の邪龍たちに比べればかなりクールな性格で、粗暴なだけの者と一緒に扱われるのを嫌う。
クロウ・クルワッハと同じく、どれだけ危険な思想を持ち、危険な行動をしてきても、
ドラゴンの誇りだけは決して捨てていない。
能力
- 触れた物を溶かして消し去る闇を操る。
- 天候を操作し、天空に作り出す闇の球体で太陽を覆うことで、すべてを飲み込む暗黒の大河を生み出す禁術「原初の水」を発動できる。
この闇は非常に強力で、
リゼヴィムでは無効化しきれなかった「
龍神の鎧」を一部だが溶かしてしまっている。
直接的な攻撃力は高くないと自称しているが、「
龍神化」状態の
イッセーの魔力砲撃と撃ちあえるほどのパワーも持っている。
その正体は
おぼろげな闇そのものであり、たとえ「
龍殺し」の力を乗せた物であっても物理攻撃の効果は乏しく、超攻撃力で吹き飛ばすか「太陽を冠する神」の力を借りるかしなければ倒すことは困難。
実力は「
天龍クラス」であり、リゼヴィムよりも遥かに強い。
活躍
「
幽世の聖杯」の力によって蘇るが、リゼヴィムの制御から解放されつつあった。
自由を得る対価として自身と関係のある
冥府に降って
ハーデスと契約し、冥府経由で煉獄へ侵入する手段を
クリフォトへ伝える。
さらにリゼヴィムへの嫌悪心からクリフォトを裏切り、彼が厳重に隠していたリリスの保管場所を探し出し、異世界「
E×E」の情報と合わせてハーデスに密告する。
真の姿を顕してイッセーとの一騎討ちに臨み、闇の領域による搦め手で「真紅の赫龍帝」のイッセーを圧倒して「龍神化」を使わざるを得ない状況まで追い詰め、「無限の鎧」とも互角の激闘を繰り広げるが、口から吐いた4つの闇の球体が「∞・ブラスター」と「
ロンギヌス・スマッシャー」との波状攻撃に押し負けて敗北。
邪龍として英雄に討たれたことに満足感を覚えながら、いつか再びイッセーと闘うことを望んで消滅する。
最終更新:2023年01月07日 14:40