メレディス・オールディントン

当代の新規神滅具深潭の蓋世王冠」の所有者。

整った美しい顔立ちに、赤みのある鳶色の髪と碧眼の美少女。
年齢はイッセーよりひとつかふたつほど下。

直系ではないがイギリス王室の関係者と、その愛人だったボディーガード役の専属魔女との間にできた隠し子で、魔法使いの才能があると判断されて信頼の置ける魔法使いの夫婦のもとに里子に出された。
「MI6」の監視をかいくぐった実母が一度だけ接触した時に自分の出自を知るが、王家の血が流れているのに王族として認知されないことに不満を抱き、「才能」「捨てる」といったことに強く執着するようになった。

元「黄金の夜明け団」所属の魔法使いで、攻撃や防御の魔法の才能は並程度だが、セキュリティー系統の魔法が得意だったため、協会で保管される魔術価値の高い財宝などの施錠や解錠のチェックを担当していた。
上からの指示で年齢の近いルフェイとコンビを組まされて勉強や作業、任務を共にしたが、ルフェイが自分に相談もせず兄を追って組織を出奔したため、1年にも満たない間でコンビは解消された。

ある時、「深潭の蓋世王冠」の新たな所有者に選ばれ、神滅具所有者ですら操れる「アンチ神器」の能力を発現したために、「地獄の盟主連合」から目をつけられる。

アカ・マナフ神に憑依された影響で善悪の判断を狂わされ、「才能」があれば「捨てられる」こともなかったという恨みから、幻術や支配系の神器の所有者を操ることでイギリスの権力者の半分ほどを支配するという暴挙に出る。

作戦の障害となるイッセー冥界で襲撃し、奇跡を呼ぶ「乳力」を封じるため彼の根底に存在する性欲を封じることで絶不調にする。

しかし、ロンドン地下に作られた本拠地に攻め込んできたルフェイとの戦いの中で、隙をつかれて対神滅具所有者用のリングで神器を封じられ、アカ・マナフ神が体から抜けた後も戦おうとしたが、イッセーにかけていた術の大本をルフェイの魔法で解錠され捕縛される。
その後はイギリス側では能力を制御できず持て余すと、グリゴリの神器研究施設に送られて監視下に置かれることが決定する。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2022年03月09日 17:27