青森さんさんテレビ

青森さんさんテレビ(あおもりさんさんてれび)は、青森県を中心に展開される地方テレビ局日本テレビ放送網の系列局。

概要

1960年、テレビ放送免許の交付に伴って、青森県初の地方局「青森産業テレビ」として放送を開始。出資者は、酒屋から土建事業に転身して成功し巨万の富を得ていた「並河家」を中心に、青森財界の要人が個人で出資した。青森県内選出の衆議院議員である並河弥彦が初代社長を務めた。1980年に資本構成が見直され、下北環境開発株式会社・ラジオ陸奥株式会社・八戸海運倉庫株式会社の三社の共同持ち株体制に移行。1987年には、日本テレビ放送網の系列局に加入し、現社名の「青森さんさんテレビ」になった。

組織

資本関係

現在の株主構成は、「並河家」を起源に持つ、下北環境開発八戸海運倉庫と青森財界に大きな影響力を持つラジオ陸奥を主要株主としている。そのほかにも、系列元局の日本テレビ放送網も株式の一部を保有。また、青森財界に影響を持つ一部の個人投資家も株式を保有している。
下北環境開発 28%
八戸海運倉庫 21%
ラジオ陸奥 14%
日本テレビ放送網 5.5%
並河卓也 5% 第3代社長
半田さくら 5% 並河卓也夫人・さくら法律事務所代表
半田雄史 3.5% ハンナン国際勧業代表
並河清五郎 2.5% 並河弥彦の六男、青森市議
最終更新:2025年04月14日 22:01