ひょんなことから女の子
「僕の悲惨な一日」2
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hyon
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406 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [狐wktk 獣耳の愛おしさは表現できません] 投稿日: 2006/09/07(木) 23:23:45.53 ID:2XlURtJ40
8時くらいだろうか、ようやっと目が覚める
あくびをして、伸びをして、おはようのキス
45にもなっていまだにお父さんとはラブラブなのよ
父「今の母さんだとあの頃を思い出すなw」
確かに懐かしい。そして新鮮な気分
あの頃の思い出でも語り合いたいわね
8時くらいだろうか、ようやっと目が覚める
あくびをして、伸びをして、おはようのキス
45にもなっていまだにお父さんとはラブラブなのよ
父「今の母さんだとあの頃を思い出すなw」
確かに懐かしい。そして新鮮な気分
あの頃の思い出でも語り合いたいわね
父「ん?誰か来た」
そういってお父さんは入り口の方へ行く
父「母さんはふとんで寝たふり寝たふり」
コンコンとノックする音が聞こえ急いでふとんにくるまる
「お父さn……」
お父さんはしーっと言ってなっちゃんの台詞を止める
そしていろいろこそこそ話し始めた
そういってお父さんは入り口の方へ行く
父「母さんはふとんで寝たふり寝たふり」
コンコンとノックする音が聞こえ急いでふとんにくるまる
「お父さn……」
お父さんはしーっと言ってなっちゃんの台詞を止める
そしていろいろこそこそ話し始めた
父「母さん今の話聞いてた?」
ちょっと恥ずかしそうにふとんに近づいてくるお父さん
聞こえてたけど可愛いから聞こえてないふり聞こえてないふり
私「ん?分かんなかったけど何か恥ずかしい話?なっちゃんも思春期だし」
父「い、いや聞こえてないならいいんだ」
いまは大人の男性の魅力たっぷりだけどこういうところも可愛くて最高の旦那様ね
今日は頑張ってみようっと
いろいろと、ね
ちょっと恥ずかしそうにふとんに近づいてくるお父さん
聞こえてたけど可愛いから聞こえてないふり聞こえてないふり
私「ん?分かんなかったけど何か恥ずかしい話?なっちゃんも思春期だし」
父「い、いや聞こえてないならいいんだ」
いまは大人の男性の魅力たっぷりだけどこういうところも可愛くて最高の旦那様ね
今日は頑張ってみようっと
いろいろと、ね
407 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/09/07(木) 23:25:20.66 ID:2XlURtJ40
父「そろそろ買い物に行った頃かな?」
そうねぇ……あ、いまバタンって聞こえた
私「いったみたいだから私朝食作るわね」
ふとんから降りようとする
ずるっ
ズボンの裾を踏んでしまい転びかける
父「気をつけろよ」
男らしい太い腕で倒れそうな私を支えてくれる
自分が幼く戻ったからかお父さんにトキメキを感じてる私
多分恋する瞳してるわよ私
お父さんが直視できなくなってきた
私「あ、ありがと////」
父「ほらこうすれば転ばんだろ」
ベッドに座っている私のズボンの裾を両足ともまくっていく
手が素肌に当たるたびに……まああれね、あれ
意識しているのがどうやら自分だけなのが悔しいような恥ずかしいような
父「終わったぞ」
ポンとひざの上を叩かれ我にかえる
私「あ、ありがと」
どうしても直視してお礼が言えない
父「さっきからどうした?」
とてもじゃないけど理由なんて言えません
恥ずかしすぎます
父「そろそろ買い物に行った頃かな?」
そうねぇ……あ、いまバタンって聞こえた
私「いったみたいだから私朝食作るわね」
ふとんから降りようとする
ずるっ
ズボンの裾を踏んでしまい転びかける
父「気をつけろよ」
男らしい太い腕で倒れそうな私を支えてくれる
自分が幼く戻ったからかお父さんにトキメキを感じてる私
多分恋する瞳してるわよ私
お父さんが直視できなくなってきた
私「あ、ありがと////」
父「ほらこうすれば転ばんだろ」
ベッドに座っている私のズボンの裾を両足ともまくっていく
手が素肌に当たるたびに……まああれね、あれ
意識しているのがどうやら自分だけなのが悔しいような恥ずかしいような
父「終わったぞ」
ポンとひざの上を叩かれ我にかえる
私「あ、ありがと」
どうしても直視してお礼が言えない
父「さっきからどうした?」
とてもじゃないけど理由なんて言えません
恥ずかしすぎます
408 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/09/07(木) 23:26:09.13 ID:2XlURtJ40
じゅー
油の上でソーセージと卵がいい音を立てて焼かれている
私が作る予定だったのだがサラダのキュウリを切っているさい指を切ってしまった
父「いいからいいから、母さんも自分の体が変わって大変だろ?」
そういって手に絆創膏をはり、今現在目玉焼きを作っている
誤って切ってしまったのは体の変化じゃなくて思考の変化
初恋の当時の記憶が戻ったかはたまた環境の変化にともなう視界の変化か
何はともあれ恋する乙女状態になってしまっているわけで
父「ほい、できたぞ」
意外と料理がうまいお父さん
父「なつが色々とうるさいからなぁ」
なつは私たちの息子のこと
本名は全く別だけど『なっちゃん』やら『なつ』と呼ばれている
女の子らしいあだ名なので本人は嫌がるかと思いきやまったくそんなことは無かった
それどころか学校でもその呼び名が浸透しているとか
ちなみにあだ名は昔から夏みかんが好きだったことに由来する
お姉ちゃんの方は『泣き虫』だから『なっちゃん』と呼んでいるとか言ってたけど
父「いただきます」
さっそくトーストにかじりつくお父さん
私「もし良かったらこのソーセージもいかが?」
いつも通りのこの食事も付き合い始めたころを思い出させる
流石に今度はお父さんもそう思ったようだ
ちょっと視線をそらしながら顎をさする
お父さんが恥ずかしいときによく見せるポーズだったりする
じゅー
油の上でソーセージと卵がいい音を立てて焼かれている
私が作る予定だったのだがサラダのキュウリを切っているさい指を切ってしまった
父「いいからいいから、母さんも自分の体が変わって大変だろ?」
そういって手に絆創膏をはり、今現在目玉焼きを作っている
誤って切ってしまったのは体の変化じゃなくて思考の変化
初恋の当時の記憶が戻ったかはたまた環境の変化にともなう視界の変化か
何はともあれ恋する乙女状態になってしまっているわけで
父「ほい、できたぞ」
意外と料理がうまいお父さん
父「なつが色々とうるさいからなぁ」
なつは私たちの息子のこと
本名は全く別だけど『なっちゃん』やら『なつ』と呼ばれている
女の子らしいあだ名なので本人は嫌がるかと思いきやまったくそんなことは無かった
それどころか学校でもその呼び名が浸透しているとか
ちなみにあだ名は昔から夏みかんが好きだったことに由来する
お姉ちゃんの方は『泣き虫』だから『なっちゃん』と呼んでいるとか言ってたけど
父「いただきます」
さっそくトーストにかじりつくお父さん
私「もし良かったらこのソーセージもいかが?」
いつも通りのこの食事も付き合い始めたころを思い出させる
流石に今度はお父さんもそう思ったようだ
ちょっと視線をそらしながら顎をさする
お父さんが恥ずかしいときによく見せるポーズだったりする
409 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/09/07(木) 23:27:41.34 ID:2XlURtJ40
私「ねぇ、せっかくだから朝からしてみない?」
なんでこんなことを思ったんだろう
とにかく食事が終わってソファーでゆったりテレビを見ているときに私はそういった
お父さんは飲みかけたコーヒーを気管に入れてしまったようだ
ゴホゴホと言いながらギリギリこぼれないで机にカップをおく
私「ねぇ……ダメ?」
挑発的に上半身を乗り出して上目遣いで聞く
私「あなたの好きにしていいから……」
娘の部屋を掃除していたとき見つけた本にこんなシチュエーションがあった
最近の漫画って結構過激だなぁと読んだ記憶がある
残念ながらなっちゃんの部屋ではそういった物は発見できなかった
どちらかと言えばなっちゃんの方が女の子のっぽいのよね
父「ふぅ……」
お父さんは溜息をついて私の頬を両手で覆う
だんだん顔が近づいてくる
2cm、1cmとだんだん距離が減っていく
唇まであと何秒……?じらすように近づいてくる彼の顔
こう改まっているとやっぱり恥ずかしい
目をつむる、つむってしまう
んっ……
私「ねぇ、せっかくだから朝からしてみない?」
なんでこんなことを思ったんだろう
とにかく食事が終わってソファーでゆったりテレビを見ているときに私はそういった
お父さんは飲みかけたコーヒーを気管に入れてしまったようだ
ゴホゴホと言いながらギリギリこぼれないで机にカップをおく
私「ねぇ……ダメ?」
挑発的に上半身を乗り出して上目遣いで聞く
私「あなたの好きにしていいから……」
娘の部屋を掃除していたとき見つけた本にこんなシチュエーションがあった
最近の漫画って結構過激だなぁと読んだ記憶がある
残念ながらなっちゃんの部屋ではそういった物は発見できなかった
どちらかと言えばなっちゃんの方が女の子のっぽいのよね
父「ふぅ……」
お父さんは溜息をついて私の頬を両手で覆う
だんだん顔が近づいてくる
2cm、1cmとだんだん距離が減っていく
唇まであと何秒……?じらすように近づいてくる彼の顔
こう改まっているとやっぱり恥ずかしい
目をつむる、つむってしまう
んっ……
父「いい加減にしなさい」
一回唇を重ねた後、私の微妙に肩のはだけたパジャマを整えながら言う
父「一応見た目だけはいま年頃の女の子なんだからもう少し恥じらえ」
そういっておでこを指ではじく。痛い……
そういえば昔お父さんによくこうやられたっけ
やっぱり懐かしいなぁ
一回唇を重ねた後、私の微妙に肩のはだけたパジャマを整えながら言う
父「一応見た目だけはいま年頃の女の子なんだからもう少し恥じらえ」
そういっておでこを指ではじく。痛い……
そういえば昔お父さんによくこうやられたっけ
やっぱり懐かしいなぁ
504 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/09/08(金) 17:22:20.46 ID:OOG7s/Pz0
父「……………」
私「……………」
……………
なんだか非常に気まずい雰囲気
これというのもテレビのニュースのせいだ
キスした後、ちょっとだけいい感じになったのよ?
その瞬間「40代の男性」が「16の少女」をどうたらって流れてきて
お父さんの年齢は丁度40代
私の外見的には華の女子高生
これは酷い
私「私たち夫婦なんだからいいじゃない」
と言いたいのだがそれはそれで恥ずかしい
父「……………」
私「……………」
……………
なんだか非常に気まずい雰囲気
これというのもテレビのニュースのせいだ
キスした後、ちょっとだけいい感じになったのよ?
その瞬間「40代の男性」が「16の少女」をどうたらって流れてきて
お父さんの年齢は丁度40代
私の外見的には華の女子高生
これは酷い
私「私たち夫婦なんだからいいじゃない」
と言いたいのだがそれはそれで恥ずかしい
どのくらい経ったのか私はいつの間にか寝ていた
ソファーをふとんにお父さんのひざを枕代わりに
そして夏がけまでかぶせられてる
夏がけは寝室にしかないんだからお父さんは一回部屋に戻って
それからもう一度膝枕をしてくれたってことよね
父「おお、起きたか」
こっちも見ずに新聞を読みながら言う
テレビを消したのってやっぱり寝ている私への配慮かしら
丁度私に見える新聞の欄にさっきの事件
はぁ
お父さんと反対側のソファーの端に座る
今更かもしれないけどこの体になると考え方もなにもかも変わってしまうようだ
ソファーをふとんにお父さんのひざを枕代わりに
そして夏がけまでかぶせられてる
夏がけは寝室にしかないんだからお父さんは一回部屋に戻って
それからもう一度膝枕をしてくれたってことよね
父「おお、起きたか」
こっちも見ずに新聞を読みながら言う
テレビを消したのってやっぱり寝ている私への配慮かしら
丁度私に見える新聞の欄にさっきの事件
はぁ
お父さんと反対側のソファーの端に座る
今更かもしれないけどこの体になると考え方もなにもかも変わってしまうようだ
505 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/09/08(金) 17:22:51.13 ID:OOG7s/Pz0
ソファーの上にひざを曲げて座る
隣り合ってすわれない悔しさ
こんなんだったら別に若返ら無くても良かった
だんだんと目の奥が熱くなってくる
長年一緒に暮らしてきてこんな風に離れたことなんて無かった
お父さんが出張に行った時
会社の都合で帰ることができない時
そんな時物理的には離れてしまった
でも心だけは離れたことは無かった
……少なくとも私はそう思っていた
ははは
乾いた笑い声がこぼれる
目から涙がこぼれる
頬をつたう冷たい水
前を向いていられない
曲げたひざに顔を埋め声を殺して泣く
私の世界はどうなってしまったの?
目を覚ましてからたった数時間で全てが壊れてしまった気がした
ソファーの上にひざを曲げて座る
隣り合ってすわれない悔しさ
こんなんだったら別に若返ら無くても良かった
だんだんと目の奥が熱くなってくる
長年一緒に暮らしてきてこんな風に離れたことなんて無かった
お父さんが出張に行った時
会社の都合で帰ることができない時
そんな時物理的には離れてしまった
でも心だけは離れたことは無かった
……少なくとも私はそう思っていた
ははは
乾いた笑い声がこぼれる
目から涙がこぼれる
頬をつたう冷たい水
前を向いていられない
曲げたひざに顔を埋め声を殺して泣く
私の世界はどうなってしまったの?
目を覚ましてからたった数時間で全てが壊れてしまった気がした
506 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/09/08(金) 17:24:14.61 ID:OOG7s/Pz0
肩におかれる暖かい手
父「………」
広かったソファーの半分だけに人が座っている
お父さんは決して何も言わない
私が手を払いのけるたびにもう一度、今度はもっと優しく肩を抱く
私「……うぐっ…ひっく…ぅ、う…うわああああぁぁ」
年甲斐も無く泣いた
大きな声で、大きな声で
お父さんは決して嫌な顔をしない
泣けば泣くほどよりぎゅっと抱きしめてくれる
見えない優しさが涙を永久に枯れないかのように作り続ける
泣き止むまでお父さんはずっと私の手を掴んでいてくれた
肩におかれる暖かい手
父「………」
広かったソファーの半分だけに人が座っている
お父さんは決して何も言わない
私が手を払いのけるたびにもう一度、今度はもっと優しく肩を抱く
私「……うぐっ…ひっく…ぅ、う…うわああああぁぁ」
年甲斐も無く泣いた
大きな声で、大きな声で
お父さんは決して嫌な顔をしない
泣けば泣くほどよりぎゅっと抱きしめてくれる
見えない優しさが涙を永久に枯れないかのように作り続ける
泣き止むまでお父さんはずっと私の手を掴んでいてくれた
ようやく泣き止むことができた時初めてお父さんが口を開いた
父「さあ、お昼ご飯にしようか」
あ…あははははw
私「外に食べにいかない?久しぶりのデート」
父「お前が行きたいなら付いていくさ」
父「さあ、お昼ご飯にしようか」
あ…あははははw
私「外に食べにいかない?久しぶりのデート」
父「お前が行きたいなら付いていくさ」
大変なこともあるけど夫婦だから乗り越えて来れた
これからもそうやっていければいいな
これからもそうやっていければいいな
今日は色々あったけど何とか過ごすことができた
夜ご飯は皆で食べれなかったけど私は貴方達の母親になれて幸せなの
明日からまた一緒に頑張っていきましょ
ではおやすみなさい
夜ご飯は皆で食べれなかったけど私は貴方達の母親になれて幸せなの
明日からまた一緒に頑張っていきましょ
ではおやすみなさい