パターン

You can ________, can you not?

あなたは、________することができます、そうじゃないですか?



解説と例文

Can you not is such a great way to end a statement.
Can you notは、肯定文を締めくくるのにすばらしいやり方である。

It turns it into a question which is less threatening, and it's so confusing to try to disaree with.
Can you notは、肯定文を疑問文に変える。こうしてできた疑問文(付加疑問文)は、もとの断定する肯定文よりも驚異的でなく、さらに同意しないでおこうとすれば、(その否定が文末にくるので)混乱に陥りやすいものになっている。

You can appreciate my point, can you not?
あなたは私のいったことを理解できます、それとも理解できませんか?

You can relax into that chair, can you not?
あなたはリラックスして椅子に沈み込むできます、それともリラックスできませんか?

You can allow new answers to come to you, can you not?
あなたは新しい答えがあなたのなかに浮かんでくるようにできます、それともそうはできませんか?


コメント

 文末に、否定する文をつけて、付加疑問文をつくるやり方は、英語などの言語では普通のやり方だが、日本語ではそれほど自然な言い回しにならない。むしろ「〜ですか、それとも〜ではないですか」といった言い方(他のパターンで出てくる)の方が使いやすいかもしれない。
 ここではもうひとつ。can(〜できる)の応用という点も確認しておきたい。現代催眠では、相手の状態・行動の描写(言語によるマッチング)から入り、相手の変化を拾い上げて、小さな変化を次第に大きくしていくプロセスが、基本パターンとなる。
 そして小さな変化を拡大していく際に、可能性に言及するパターン(「〜かもしれません」「〜できるか、できないか、私には私にはわかりません」「〜できるかもしれません」など)がよく用いられる。
最終更新:2009年07月12日 22:44