人物名鑑:ゲマ
ゲーム内におけるゲマ
ドラゴンクエスト5の世界で登場。
パパスが二次創作寄りのキャラに対して、こちらはほぼ原作寄りのキャラをしている。
初登場時は圧倒的強さで
イチロー達を絶望の淵に追いやるが、ここでは手を下さずに去ってしまう。後にこれがゲマにとって最大の悪手となってしまうのは知る由もない。
後に魔王の配下となり、イチロー達の動向を伺いながら
第3部のラピュタ内では倒されてしまった
ジャミ、
ゴンズの代わりに
高宮、
那須野を引き連れて再度勝負を仕掛けてくる。
最終部でも登場し、
相沢たけるを人質にしてイチロー達を倒そうとするがもう少しのところで
相沢千鶴に邪魔をされてしまった挙句にボコボコにされて撤退するという小物臭い一面を見せてしまう。
最後は再度飛び立った
戦艦ハルバードに侵入し、重ね重ね勝負に敗れたことの恨みを晴らさんべく
ラピュタに封印されし者と共闘してハルバードもろともイチロー達を始末しようとするがこれも失敗し、遂に地獄に落ちることとなった。
狡猾な性格で
レプリ東京陥落が確実となった際には
1001を切り捨てていち早く撤退を決めている。
また慎重でもあり、上記の相沢たけるの件も「まともにぶつかって勝てる確証が無い」ということで人質作戦を実行したり、
レプリ名古屋に潜入した際に
落合博満と出くわした時でも「何を考えているかわからない」と言ってスルーしている。しかし結果として慎重になりすぎたが故に徐々に再覚醒していたイチローの能力を放っておくことになってしまったことが最大の敗因となってしまうという皮肉であった。
原作におけるゲマ
ドラゴンクエスト5に登場するボスで「ドラクエ5のボスと言えばコイツ」と連想する人も少なくないだろう。
始めて登場するのは幼少期の最後であるが、
主人公の父である
パパスを
主人公を人質にして手も足も出せない状態にして部下に甚振らせた挙句にメラゾーマで全てを焼き尽くすという冷酷かつ非道な方法で殺害する。
その後主人公と同行していたヘンリー王子を大神殿へ連れて行き、10年余りの時間を奴隷として働かせた。主人公にしてみたら憎んでも憎み切れない相手と言えよう。
青年期後半で再度登場し、パパスの仇を討つ形で主人公たちに倒される。
SFC版での登場は上記の2回だけだったが、リメイク版ではやたらと扱いが良くなり主人公が向ける憎悪の対象としての登場機会が増えている。
デモンズタワーでのジャミ戦後に登場して主人公及びその妻を石化させたり、ボブルの塔での戦いで死亡せずに用済みになったイブールを始末する役目を担ったり、エビルマウンテンでは主人公の母に致命傷を与えた上で最後の戦いを挑んできたり…。只でさえラスボスの存在感が薄いのにそれを飲み込まんとするような暗躍ぶりである。
その残忍さと喋り口、
メラゾーマの演出から
あのキャラクターを連想する人が多いようだが、予想に反してドラマCD版でのCVは鈴置洋孝だったりする。だが「ライバルズエース」ではCVに中尾隆聖が採用され、まさかの中の人繋がりになってしまった。
DQ5をモチーフにした映画「ドラゴンクエスト ユアストーリー」でもデザインが多少変わっているが登場してる。ちなみにユアストーリー版のCVは吉田鋼太郎。
最終更新:2023年11月01日 07:13