【種別】
人名
【初出】
超電磁砲131話
【解説】
常盤台中学の学生。1年前時点で1年生。
1年前における
美琴のルームメイト。
肩までかかる黒髪と太眉が特徴的な少女。
支倉派閥に所属しており、派閥からの指示で美琴をマークして動向を報告している。
それでも美琴とは仲良くしており、親友とも呼ぶべき間柄となっている。
穏やかで常識的な性格だが、内心では周りの人間を値踏みするなど、したたかな面も持ち合わせている。
また几帳面な面もあり、美琴が朝起きたシーツをそのままにしていたり脱いだ靴下を籠に入れたりしていないとよくお説教するため、美琴からは「アンタは私のママかよ…」とボヤかれていた。
引き取り先こそ違うものの沙のことは姉として慕っており、沙の復讐計画に支倉派閥の情報を横流しする形で加担している。
しかし常盤台で過ごしていく中で、沙が復讐の為に命を捨てようとしている事への疑問や、復讐に親友の美琴や無関係の生徒を巻き込む事に対する罪悪感などで板挟みとなり、徐々に精神的に追い詰められていく。
【能力】
能力は「蒸気の生成」。レベル不明(3~4)。
全身から噴き出すように蒸気を噴出する。
ビルの一室を瞬時に覆えるほど生成量は多いが、蒸気は多少熱い程度で、戦闘では目眩しくらいにしか使えない。
しかしこれは偽装であり、噴射点を絞り蒸気を収束・圧縮させることで、人間を軽く吹き飛ばせるほどの出力を発揮できる。
この高圧の蒸気はウォーターカッターのように命中箇所にめり込み、目や耳といった急所に撃ち込めば相手を即死させる威力を持つ。
さらに足裏から噴出して短距離の飛行や、拳から噴出させてジェットパンチなど、格闘戦にも応用できる。
雪紫が武林家で身につけた体術と組み合わせることで、近距離・中距離において高い戦闘力を発揮する。
【作中での行動】
プールの授業で派閥に無関心だった美琴に三大派閥の解説をした。
美琴を介して
瑠璃懸巣とも面識を持ち、お嬢様としては破天荒な2人に内心で突っ込みを入れる。
その後
水鏡派閥との抗争が始まると、1人で下校している時に閏井、朝倉から襲撃を受け、間一髪で美琴に助けられる。
支倉が帰国すると、派閥間抗争を収めるために支倉から美琴との仲介役を依頼される。
【余談】
旧約3巻での
黒子のセリフによると、
黒子が同室になる前の美琴のルームメイトは「裏切り者」であり、「あくまで合法的に」黒子が追い出したらしい。
最終更新:2025年08月17日 19:23