とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

TS 1-321

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匿名ユーザー

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「アナタがその手に持ってるのって!? ってミサカはミサカは驚愕のあまり顔を引きつらせてみる!」
 打ち止めは顔を引きつらせながら、その小さな指で一方通行の手元を指さす。
「あァ? これがどうかしたのかよ? ただの下着じゃねェか」
 一方通行は手に持ったブラを慣れた手つきで付けながら言う。
「別にどうもしないけど、アナタがどうしてソレを持ってるの? ってミサカはミサカは頭の中を?マークでいっぱいにしながら尋ねてみる!」
「さっきからよくわかンねェヤツだなァ。俺がこの下着を付けちゃいけない訳でもあるってのかよォ?」 
「いや、だってアナタは男じゃないの? ってミサカはミサカは疑問をぶつけてみる」
 一瞬の沈黙の後に、一方通行は大きな溜め息を吐いた。
「おいおい。テメェさっき一緒に風呂入ったじゃねェか。その時、俺にアレが付いてたか?」
「アナタは下半身をタオルで隠してたから見えなかったよってミサカはミサカは見た光景をありのまま告白してみる」
「見せてやるから確認してみろよ」
 一方通行は既に穿いていたズボンを脱ぎながら言う。
「え、そんなドキドキ展開? ってミサカはミサカは両目を手で覆いながらも指の隙間からまじまじと見てみたり」
「別にドキドキでもなンでもねェだろうが」
 一方通行の陰部をまじまじと見つめる打ち止め。
「な? 付いてねェだろ?」
 しかし、打ち止めは自分の見た光景に納得がいかないのか認めたくないのか、何度か頭を振ると手を伸ばして一方通行の陰部に触れる。
 ブラを付けている少年とその陰部に触る半裸の幼女という、傍目から見るととても不思議な光景が出来上がる。
「う、付いてない、付いてないよぉってミサカはミサカは初恋は叶わないって言うジンクスを身をもって知った絶望に打ちひしがれてみたり。でもでも、恋に性別なんて関係ないよね?ってミサカはミサカは前向きに考え直してみる」
「ンなことどうでもいいからよォ。さっさと服着ろ。風邪引くぞ」

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