「――もう一度だけ聞く。テメェら、本当にやる気がねえのか?」
↓上嬢変換↓
候補1:明るく物騒な事を言ってみる
「はいはい皆さん、話は聞きましたね?ついさっきまで、やる気がないだの、体力が尽きただのと、各々勝手に喚いていましたが……」
「あんた等さぁ、本気で――殺(や)る気が無い人は挙手だよ」
上嬢の目が鋭くクラスメイト達を射抜く。
勿論、皆一様に拳を握り締めていた。誰一人として挙手する人間なんていない。
「はいはい皆さん、話は聞きましたね?ついさっきまで、やる気がないだの、体力が尽きただのと、各々勝手に喚いていましたが……」
「あんた等さぁ、本気で――殺(や)る気が無い人は挙手だよ」
上嬢の目が鋭くクラスメイト達を射抜く。
勿論、皆一様に拳を握り締めていた。誰一人として挙手する人間なんていない。
候補2:かわいく言ってみる
「はいはい皆さん、話は聞きましたね?ついさっきまで、やる気がないだの、体力が尽きただのと、各々勝手に喚いていましたが……」
「もう一回確認しまーす。これでもまだやる気が無い人は――いる?」
「もう一回確認しまーす。これでもまだやる気が無い人は――いる?」
候補3:むしろ無言
「……、」←怒ってる。
「「「……、」」」←すっごく怒ってる。
「「「……、」」」←すっごく怒ってる。
候補4:舌噛んでみる。
「はいはい皆さん、話は聞きましたね?ついさっきまで、やる気がないだの、体力が尽きただのと、各々勝手に喚いていましたが……」
「もういちでぉ………………」
「カミやん、大丈夫か?」
上嬢は涙目になりながらも、懸命に言い直す。
「も、もう一度だけ聞くッ!!オマエラほんとーにやる気が無いのかッ?」
何人か後ろを向いて笑いを堪えつつも、クラス一同の心は一つだった。
「はいはい皆さん、話は聞きましたね?ついさっきまで、やる気がないだの、体力が尽きただのと、各々勝手に喚いていましたが……」
「もういちでぉ………………」
「カミやん、大丈夫か?」
上嬢は涙目になりながらも、懸命に言い直す。
「も、もう一度だけ聞くッ!!オマエラほんとーにやる気が無いのかッ?」
何人か後ろを向いて笑いを堪えつつも、クラス一同の心は一つだった。
勢いでやった。反省している。
ところで学園都市、雪降るよね?東京で冬なんだからあまり積もらなくても雪ぐらい降るよね?
書いてからなんだが、降らないと困るんですが!?
よし……あまり積もらないって設定で続きを……。
ところで学園都市、雪降るよね?東京で冬なんだからあまり積もらなくても雪ぐらい降るよね?
書いてからなんだが、降らないと困るんですが!?
よし……あまり積もらないって設定で続きを……。