とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 9-662

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ryuichi

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だれでも歓迎! 編集
某日 13時 スキルアウトのたまり場

「おい、いままでに風紀委員が何人死んだんだ?」
「…今日までで3人死亡26人再起不能です。」
「……聞き間違いか?本来なら今日で30人やられているはずなんだが?」
「いえ…それが…」
「早く言え」
「今日、第七支部で一人殺すはずだったんですが…その…」
「早く言えつってんだろうが!!!」
「は、はい!それが、何者かに邪魔されました。」
「はぁ?なめてんのかオイ!」
「いいか?よく聞け!こっちはあのビックスパイダーからキャパシティーダウンをかっぱらってきたんだぞ?
そして、それをわざわざあの人に携帯可能にしてもらったんだ!何で使わなかった?えぇ!?」
「わかりませんよ!!」
「チッ」
「いいか、あの人の協力も得ているんだ。徹底的に風紀委員を潰せ。」
「……はい…」


 To be continued


2日目 18時  J'sガーデン外
「あ?おい!てめぇ人にぶつかっといて謝りもしねぇのかよ!コラ!」
「い、いやその…」
「いま、俺はむかついてんだよ!出すもんださねぇと、しばくぞコラ!」
「え?…えっと…む、無理です…」
「無理じゃねぇよな?」
「ほんとに無理なんです…」
「あんまりふざけんなよ?じゃあ何でこの店入ろうとしたんだよ?
カネあんだよな?あるよな!とっとと出せや!女だからって俺は容赦しねぇぞ。」
「た、助けて…」
そう願っても誰も助けてくれない。当たり前だ、誰もとばっちりを食らいたくはないからだ。

「締め上げんぞコラ!!!」

ドスン!何者かが不良の背中を蹴った。
「痛てぇ…だれだ!おめぇは!」
「……………………………」
背中を蹴った少年は、その不良をただ見下ろしていた。
そう、まるで人間が今にも死に行く動物(かとうせいぶつ)を見るような目つきで。
「なめてんのか?あ?」
「……邪魔だ・・・」
「ふざけんな!」
不良は少年に殴りかかろうとした。
しかし、足が動かない、超能力みたいなものではない、そこにあったのは純粋な、ただ純粋な恐怖。
不良はただの少年に、どこからどう見てもただの少年に絶対的な恐怖を持っている。
「・・・・・・邪魔だ・・・」
不良は動こうとした、しかし動けない。まるで金縛りにあった様に動けないのだ。
「・・・邪魔だ!」
痺れを切らした少年は大声で怒鳴った。
その一声はその場にいた生物(生ごみ)すべてを恐怖に陥れた。
そして
その瞬間不良の姿は消え。少年は店の中へと入っていった。

翌日、あの不良はごみ収集車の中でミンチになっていた。

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