それは、何気ない一言から始まった。
「なぁ、カミやんは日常的にぁ不幸だけど、勝負事になるとどうなるんやろ?」
それを聞いたクラスの方々はおのおの、
「そりゃ、不幸に決まってんじゃん。大覇星祭の競技中でも『不幸にも』ボコボコにされてたし」
「いや、旗男にそれは通用するのか?実際勝負事(おんなのこと)になると信じらんない力を発揮するし」
「女を賭ければ上条が有利か?」
「カミやん運がないから賭け事には弱いような気がするにゃー」
「もしもし?野郎ども、なに勝手に変な妄想膨らましてんのかな?」
「対戦する相手によっても、勝率は変動するかもしれないわね!」
――――――それから、そのネタはあっという間に学校中に広まる。
「おいおい上条の駄フラグ数知らないのか?絶対負けるって」
「しかし上条はあちこちで派手にやってるらしいぞ。女の事で」
「誰か対戦カード組めよ」
ざわざわひそひそ・・・・・・
「上条ちゃんと勝負事ですー?だったら無難なトランプゲームでもいいんじゃないですか?先生、昔から大富豪が強かったんですよー」
「そうですか、分かりました。これで5人、と」
「なぁ、カミやんは日常的にぁ不幸だけど、勝負事になるとどうなるんやろ?」
それを聞いたクラスの方々はおのおの、
「そりゃ、不幸に決まってんじゃん。大覇星祭の競技中でも『不幸にも』ボコボコにされてたし」
「いや、旗男にそれは通用するのか?実際勝負事(おんなのこと)になると信じらんない力を発揮するし」
「女を賭ければ上条が有利か?」
「カミやん運がないから賭け事には弱いような気がするにゃー」
「もしもし?野郎ども、なに勝手に変な妄想膨らましてんのかな?」
「対戦する相手によっても、勝率は変動するかもしれないわね!」
――――――それから、そのネタはあっという間に学校中に広まる。
「おいおい上条の駄フラグ数知らないのか?絶対負けるって」
「しかし上条はあちこちで派手にやってるらしいぞ。女の事で」
「誰か対戦カード組めよ」
ざわざわひそひそ・・・・・・
「上条ちゃんと勝負事ですー?だったら無難なトランプゲームでもいいんじゃないですか?先生、昔から大富豪が強かったんですよー」
「そうですか、分かりました。これで5人、と」
「・・・・・・。私は。やっぱり影が薄い存在。うふふ。うふふふふふふ・・・・・・」
こうして、上条は望んでもいないのに大富豪をやることになった。
メンバー:
上条当麻
土御門元春
青髪ピアス
月詠小萌
インデックス
御坂美琴
御坂妹
上条当麻
土御門元春
青髪ピアス
月詠小萌
インデックス
御坂美琴
御坂妹
ルール:
基本ルール、準基本ルール(11バック、都落ちなし)、派生系なし、4回勝負
ちなみにインデックスには説明済み。
基本ルール、準基本ルール(11バック、都落ちなし)、派生系なし、4回勝負
ちなみにインデックスには説明済み。
優勝商品:
黒蜜堂特製ストロベリーショートケーキ(5個6980円のお得セット)
黒蜜堂特製ストロベリーショートケーキ(5個6980円のお得セット)
優勝して6980円(ここだけ強調)をゲットするのは誰なのか。
果たして上条は大貧民の罰ゲーム(上条限定)を逃れられるのか。
開戦の火蓋が切って落とされた――――――
果たして上条は大貧民の罰ゲーム(上条限定)を逃れられるのか。
開戦の火蓋が切って落とされた――――――
こうして会場(上条宅)には参加者+司会(吹寄制理)+部外者多数が集結した。
「何でこんな事やんなきゃいけねえんだ……。ってかインデックスと御坂姉妹は関係ねーだろ!人員も四人で十分なのに」
頭を抱えながら上条は言う。
それを聞いた他の参加者と部外者は、
「ぐだぐだ言ってもどうなる訳じゃないんですよ上条ちゃん。先生も久しぶりに闘争心がわいてきましたー」
「カミやん、これは逃れられない運命(さだめ)なんですよ?正々堂々受けてたたなあかんで」
「カミやんからフラグを奪い取るチャンスですたい。テメェの幻想をぶち殺して差し上げるぜい!」
「兄貴ー、頑張れよー。6980円は私達のものだー」
「とうま、とうま。この場合私ととうまどっちが勝ってもケーキを貰えるんだよね?」
「べ、別に私は来たくて来た訳じゃないんだけど妹達(シスターズ)の一人が行くって聞いて何かあったらアレな訳だから(以下略)」
「面白そうなので参加してみました、とミサカは正直に理由を述べます」
「上条テメェ絶対常盤台中のその子らに手ぇ出すんじゃねえぞ!」
「シスター様にも近寄るんじゃねえぞ半邪神!」
「フラグゲッターは大貧民になって罰ゲームでも受けてりゃいいんだよ!」
「ルールはさっき言ったとおり。上条当麻だけ大貧民で終了した場合は特別罰ゲーム。言っておくけど、試合中に何か仕出かしたらどうなるか分かってるわよね上条当麻!」
「うるせえ!テメェら後でぶっ殺してやるから覚悟しとけ!!」
飛び交うブーイングの嵐に、上条は耐えられないといった感じで耳を塞いだ。
こいつらとは付き合いきれん、と彼は心の中で深い溜め息をつく。
そんな上条を無視して吹寄は53枚の山札をよくきり、それぞれに手札を配っていく。
一人大体7、8枚程の手札が揃った。
「何でこんな事やんなきゃいけねえんだ……。ってかインデックスと御坂姉妹は関係ねーだろ!人員も四人で十分なのに」
頭を抱えながら上条は言う。
それを聞いた他の参加者と部外者は、
「ぐだぐだ言ってもどうなる訳じゃないんですよ上条ちゃん。先生も久しぶりに闘争心がわいてきましたー」
「カミやん、これは逃れられない運命(さだめ)なんですよ?正々堂々受けてたたなあかんで」
「カミやんからフラグを奪い取るチャンスですたい。テメェの幻想をぶち殺して差し上げるぜい!」
「兄貴ー、頑張れよー。6980円は私達のものだー」
「とうま、とうま。この場合私ととうまどっちが勝ってもケーキを貰えるんだよね?」
「べ、別に私は来たくて来た訳じゃないんだけど妹達(シスターズ)の一人が行くって聞いて何かあったらアレな訳だから(以下略)」
「面白そうなので参加してみました、とミサカは正直に理由を述べます」
「上条テメェ絶対常盤台中のその子らに手ぇ出すんじゃねえぞ!」
「シスター様にも近寄るんじゃねえぞ半邪神!」
「フラグゲッターは大貧民になって罰ゲームでも受けてりゃいいんだよ!」
「ルールはさっき言ったとおり。上条当麻だけ大貧民で終了した場合は特別罰ゲーム。言っておくけど、試合中に何か仕出かしたらどうなるか分かってるわよね上条当麻!」
「うるせえ!テメェら後でぶっ殺してやるから覚悟しとけ!!」
飛び交うブーイングの嵐に、上条は耐えられないといった感じで耳を塞いだ。
こいつらとは付き合いきれん、と彼は心の中で深い溜め息をつく。
そんな上条を無視して吹寄は53枚の山札をよくきり、それぞれに手札を配っていく。
一人大体7、8枚程の手札が揃った。
(な・・・・・・、何じゃこりゃああああああ!?)
突如、上条の体が驚愕に凍る。
彼の手札は以下の通り。
突如、上条の体が驚愕に凍る。
彼の手札は以下の通り。
スペード、ダイヤの3
ハートの8
スペードの11
クローバーの13
スペードの1
ダイヤの2
ジョーカー
ハートの8
スペードの11
クローバーの13
スペードの1
ダイヤの2
ジョーカー
(俺の人生史上最高の手札!い、いける。いけるぞぉおおおおおお!!)
結構紛らわしいよねコイツ。
「おっ、どしたん、カミやん?暗い笑み浮かべて。やっぱり『不幸にも』手札悪かったんかいな」
「こういう時はポーカーフェイスで行かなきゃいけないにゃー。これだから勝負時の不幸に慣れてない奴は」
「・・・・・・上条ちゃん、あまり落ち込んではダメなのですー。先生は最強カードが8だった時は平民に収まった事があったんですよ」
「とうま、とうま。私の手札はまあまあ強いから無問題だよ」
「・・・・・・(なんか、哀れよね)」
「お気を落とさずに、とミサカは一応励ましの言葉をかけます」
「そんな事で同情を得ようなんて腹黒いわね上条当麻!」
「おっしゃあ!上条の優勝確率がほぼ零%に!」
「フラグゲッターの醜態を見られる確率がほぼ壱百%に!」
もう外野がナニを言おうと構わない。
それらの高い鼻を思う存分へし折ってやればいい。
上条ははスペードとダイヤの3をペアで出す。
「二枚出しだとぉ!?カミやんのクセに生意気な!」
「焦るとダメだぜい。カミやんの事だからこれが最初で最後だにゃー」
青髪ピアスが出さないのを見ると、土御門はにやけながらクローバーとダイヤの5を出す。
「先生はパスですねー。手札が少なくなると二枚出しも難しくなるのですー」
「うう・・・・・・、二枚はないかも」
「じゃあ私ね」
美琴は手札を吟味しながらスペードとハートの9を出した。
おそらくペアは複数持っているのだろう、と上条は適当な推測をする。
(しかしこっちにはジョーカーがあるからペアなんていくらでも作れるのだよ)
彼は心中で笑った。
「では私の番ですね、とミサカはカードを出します」
御坂妹は手札から二枚抜き出す。
どんなカードが来ても余裕綽々ですよ、と上条は手札でパタパタと仰ぎ、
結構紛らわしいよねコイツ。
「おっ、どしたん、カミやん?暗い笑み浮かべて。やっぱり『不幸にも』手札悪かったんかいな」
「こういう時はポーカーフェイスで行かなきゃいけないにゃー。これだから勝負時の不幸に慣れてない奴は」
「・・・・・・上条ちゃん、あまり落ち込んではダメなのですー。先生は最強カードが8だった時は平民に収まった事があったんですよ」
「とうま、とうま。私の手札はまあまあ強いから無問題だよ」
「・・・・・・(なんか、哀れよね)」
「お気を落とさずに、とミサカは一応励ましの言葉をかけます」
「そんな事で同情を得ようなんて腹黒いわね上条当麻!」
「おっしゃあ!上条の優勝確率がほぼ零%に!」
「フラグゲッターの醜態を見られる確率がほぼ壱百%に!」
もう外野がナニを言おうと構わない。
それらの高い鼻を思う存分へし折ってやればいい。
上条ははスペードとダイヤの3をペアで出す。
「二枚出しだとぉ!?カミやんのクセに生意気な!」
「焦るとダメだぜい。カミやんの事だからこれが最初で最後だにゃー」
青髪ピアスが出さないのを見ると、土御門はにやけながらクローバーとダイヤの5を出す。
「先生はパスですねー。手札が少なくなると二枚出しも難しくなるのですー」
「うう・・・・・・、二枚はないかも」
「じゃあ私ね」
美琴は手札を吟味しながらスペードとハートの9を出した。
おそらくペアは複数持っているのだろう、と上条は適当な推測をする。
(しかしこっちにはジョーカーがあるからペアなんていくらでも作れるのだよ)
彼は心中で笑った。
「では私の番ですね、とミサカはカードを出します」
御坂妹は手札から二枚抜き出す。
どんなカードが来ても余裕綽々ですよ、と上条は手札でパタパタと仰ぎ、
彼女が出したのは2のペアだった。
上条の表情が凍る。
これから来るであろう展開が明確に思い浮かぶ。
案の定、捨て札を切った御坂妹は12で革命を起こしてきた。
「おおおおおお!強い、強いぞ!流石常盤台中学生!」
「我が救世主が降りてきたぜい!」
「あ、上条ちゃんの顔が真っ青なのです。もしかして手札強かったですかー?」
「とうま、とうま。こうなったらとうまが頼りだったんだよ?この役立たず」
「あ、危なかったわ・・・・・・。あそこでアレを出していたら」
「やっぱり罰ゲーム決定ね上条当麻!」
「旗男は勝負中も不幸が付き纏う」
「フラグゲッターの駄フラグが本領発揮」
いろいろと致命的な言葉が飛び交う中、上条は必死に状況整理に没頭する。
(焦るな、落ち着け、まだこっちにはジョーカーがある。スペード3は俺が最初に捨てた。つまりこの場合はジョーカーが最強カードであってまだ絶望的では・・・・・・)
ぶつぶつと、念仏を唱えるように自分を言い聞かせる上条だが、その間に御坂妹は3を出して切り、6であがった。
「ミサカが一番にあがったのでこの場合ミサカは大富豪ですね、と大威張りでガッツポーズを取ります」
無表情Vサインで皆の歓声を受ける御坂妹。
(ぐぅう・・・・・・。しかし、次は俺の番だ!いらないカードを今のうちに捨てておかねば)
上条はいろいろと考えながら最弱カードとなったダイヤの2を出す。
「やっぱカミやんが2持ってたんやな。っつーかやっと出せるわー」
言いながら、青髪ピアスは8を出す。
「8切ってトリプル!」
捨て札を切った彼は妙に気合の入った声と共にクローバー、ダイヤ、ハートの1を出した。
「げっ、トリプル持ってたのかにゃー!流石にパスだぜい」
「パスですー。そういえば先生、一回も出していませんね・・・・・・」
「3枚あった!」
何がそんなに嬉しいのか、インデックスははしゃぎながらスペード、ダイヤ、ハートの13を出す。
「くっ・・・・・・、アンタやるわね」
ペアはあってもトリプルはないらしい美琴は、インデックスを睨み付けながらパス宣言をする。
「カミやんはあるわけないから切るでー」
おいい!と上条はヤケクソ気味に青髪ピアスの頭をどついた。
「痛っ!?なんやのカミやん、トリプル持ってるん?」
「いや、持ってないけど・・・・・・。そういう風に『コイツはこういう状況下では絶対にこうだろ』的な扱いはそろそろ止めて頂きたい!」
「現に持ってないんやろ?だったら変わらへんやん」
ツッコミと言い訳の応酬を繰り返す上条達だが、そこへ待ってましたと言わんばかりに吹寄制理が滑り出てきた。
「手を出したわね上条当麻。ここで罰ゲーム(トラップ)発動よ!」
「何それ!?いつから伏せてたのその罠(カード)、ってか野郎同士の日常的行動(どつきあい)も範囲に入るのかー!!」
叫ぶ上条などお構いなしに吹寄大佐の指令のもと、厳選された少数精鋭部隊が彼を締め上げる。
吹寄ルールで上条が試合中に何か仕出かしたら・・・・・・、と言っていたアレをやられるのだろう。
「ちょ、吹寄サン!一試合終わってからじゃないんですか!?」
「ごちゃごちゃとうるさいわね、罰だといっても絞首台行きとか電気椅子送りとか斬首(ギロチン)台とかじゃないから安心しなさい!」
「いやそれのどこに安心する要素があるの!?しかも全部死刑レベルだし!」
「とにかく大人しく従いなさい上条当麻!」
いやぁあああぁあああぁ・・・・・・と、上条の最後の断末魔が学生寮に響く。
結果として、上条当麻は一回目は大貧民になった。
これから来るであろう展開が明確に思い浮かぶ。
案の定、捨て札を切った御坂妹は12で革命を起こしてきた。
「おおおおおお!強い、強いぞ!流石常盤台中学生!」
「我が救世主が降りてきたぜい!」
「あ、上条ちゃんの顔が真っ青なのです。もしかして手札強かったですかー?」
「とうま、とうま。こうなったらとうまが頼りだったんだよ?この役立たず」
「あ、危なかったわ・・・・・・。あそこでアレを出していたら」
「やっぱり罰ゲーム決定ね上条当麻!」
「旗男は勝負中も不幸が付き纏う」
「フラグゲッターの駄フラグが本領発揮」
いろいろと致命的な言葉が飛び交う中、上条は必死に状況整理に没頭する。
(焦るな、落ち着け、まだこっちにはジョーカーがある。スペード3は俺が最初に捨てた。つまりこの場合はジョーカーが最強カードであってまだ絶望的では・・・・・・)
ぶつぶつと、念仏を唱えるように自分を言い聞かせる上条だが、その間に御坂妹は3を出して切り、6であがった。
「ミサカが一番にあがったのでこの場合ミサカは大富豪ですね、と大威張りでガッツポーズを取ります」
無表情Vサインで皆の歓声を受ける御坂妹。
(ぐぅう・・・・・・。しかし、次は俺の番だ!いらないカードを今のうちに捨てておかねば)
上条はいろいろと考えながら最弱カードとなったダイヤの2を出す。
「やっぱカミやんが2持ってたんやな。っつーかやっと出せるわー」
言いながら、青髪ピアスは8を出す。
「8切ってトリプル!」
捨て札を切った彼は妙に気合の入った声と共にクローバー、ダイヤ、ハートの1を出した。
「げっ、トリプル持ってたのかにゃー!流石にパスだぜい」
「パスですー。そういえば先生、一回も出していませんね・・・・・・」
「3枚あった!」
何がそんなに嬉しいのか、インデックスははしゃぎながらスペード、ダイヤ、ハートの13を出す。
「くっ・・・・・・、アンタやるわね」
ペアはあってもトリプルはないらしい美琴は、インデックスを睨み付けながらパス宣言をする。
「カミやんはあるわけないから切るでー」
おいい!と上条はヤケクソ気味に青髪ピアスの頭をどついた。
「痛っ!?なんやのカミやん、トリプル持ってるん?」
「いや、持ってないけど・・・・・・。そういう風に『コイツはこういう状況下では絶対にこうだろ』的な扱いはそろそろ止めて頂きたい!」
「現に持ってないんやろ?だったら変わらへんやん」
ツッコミと言い訳の応酬を繰り返す上条達だが、そこへ待ってましたと言わんばかりに吹寄制理が滑り出てきた。
「手を出したわね上条当麻。ここで罰ゲーム(トラップ)発動よ!」
「何それ!?いつから伏せてたのその罠(カード)、ってか野郎同士の日常的行動(どつきあい)も範囲に入るのかー!!」
叫ぶ上条などお構いなしに吹寄大佐の指令のもと、厳選された少数精鋭部隊が彼を締め上げる。
吹寄ルールで上条が試合中に何か仕出かしたら・・・・・・、と言っていたアレをやられるのだろう。
「ちょ、吹寄サン!一試合終わってからじゃないんですか!?」
「ごちゃごちゃとうるさいわね、罰だといっても絞首台行きとか電気椅子送りとか斬首(ギロチン)台とかじゃないから安心しなさい!」
「いやそれのどこに安心する要素があるの!?しかも全部死刑レベルだし!」
「とにかく大人しく従いなさい上条当麻!」
いやぁあああぁあああぁ・・・・・・と、上条の最後の断末魔が学生寮に響く。
結果として、上条当麻は一回目は大貧民になった。