とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 9-684

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ryuichi

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だれでも歓迎! 編集
 3日目 20時 溜り場外
 「あのテレス・・・なんだったか。まあいい、ネットサーフィンしていたら見つけた
  ネッシー並みの都市伝説、まさか本当だと思わなかったな・・・
  そのうち『脱ぎ女』とか、『どんな能力も無効化する男』とか言う都市伝説もほんとにありそうだな。
  ・・・キャパシティーダウン・・・、まさか耳栓でどうにかなるとは・・・マァあれは携帯型っぽいからオリジナルよりは効果なさそうだな。」

 少年は、溜り場を出ながらそう呟いた。
 「マァ、あのスキルアウト(くそったれ)もいなくなったし、今日からは枕を高くして寝れそうだ。」
  少年は地面につばを吐き、立ち去った。

 同時刻 白井黒子たちの部屋

 「キャパシティーダウン?」
 常盤台中学2年 レベル5の御坂美琴が目を丸くしている。
 「えぇ、実際に残ってましたの。」
 「でもあれは、佐天さんが制御装置を壊したんじゃ・・・」
 「やつらが持っていたのはのはその携帯版のようなものでしたの。」
 「でも、何でそんなものがスキルアウトの手に渡っているのよ!」
 「・・・わかりませんの。」
 「はぁ・・・もういいわ疲れたでしょう黒子、もう寝なさい。」
 「・・・はいですの・・・」
 いつもはそこで御坂を押し倒すところだが、いまの彼女にはもうそんな気力も残っていなかった。

 4日目 17時 路地裏
 白井黒子は昨日の怪我のため、パトロールにいく必要は無くなった。
彼女が代わりに課せられた仕事は、殺人犯の目撃証言集めだった。
「(まったく、これじゃあパトロールとあまり変わらないじゃありませんの・・・)」
目撃証言も0でやる気も無くなり、ただそこらへんの人々に話を聞いて周り、彼女は路地裏に来た。
「確かここでしたわね。私が襲われてその後殺人が起きたところは・・・」 
珍しく、このあたりにはいつもいる不良がいなかった。
「すみません、ここは関係者以外立ち入り禁止なんですよー。帰ってくれません。」
「関係者?いったい何のですの?」
「いいからどけよ、俺たちボスに会わなきゃいけねぇんだよ。」
二人組みの男たち・・・いや不良が話しかけ来た。
「ボス・・・いったい誰ですの?」
「てめーになんか教えねーよ。」

「そのボスについて話を聞かせてくれると、こっちは嬉しいんだけどな~。」
声を出したのは、男たちの背後にいるあのときの1人の少年だった。

To be continued

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