とある魔術の禁書目録 Index SSまとめ

SS 9-774

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ryuichi

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5日目 13時 御坂美琴の部屋

「あーあ、なんか暇だなー。」
ベットの上にぶったりしている御坂美琴がいた。
「黒子は風紀委員の仕事で忙しいし、私もやることないし・・・・・そうだ!」
そういって御坂美琴は、ガバッと起き上がった。
「今日、ゲコ太の新しいストラップが出るんだ。よし、買いに行こう。」
彼女は気品爆発な制服に着替え、町へ出た。

5日目 13時30分 町
「(やったー!!!!ようやく手に入れたわ!ゲコ太シリーズ入手法完全収録版スクラップ&ゲコ太ストラップ!)」
14歳にもなる女子中学生が、6~7歳の子供を押しのけ、手に入れた、本とストラップ(ただのごみ)をレジ袋にいれ大はしゃぎをしている。
その異様な光景に、そこを通るものは例外なくこう思った。
『(今日も日本はヘイワダナー)』


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「(さて、早く黒子帰ってくる前にこれを隠そう・・・ん?あれは、臨時ニュースの飛行船・・・いったいなに?)」


『スキルアウトが第10学区を占拠。風紀委員の「白井黒子」を人質にとる。なお、彼らはキャパシティーダウンを持っていると宣言。
人質のため警備員も迂闊に手が出せないとのこと。』


「・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
彼女の手から、ポトリとレジ袋が落ちた。
「(黒子が・・・スキルアウトの人質に?いったいどういうこと?と、とにかく助けなきゃ、でも・・・・あいつらはキャパシティーダウンを持っている。
だったら、私一人では太刀打ちできない。誰か、無能力者で喧嘩が強くて、殺しても死なないようなやつは・・・・・・いるわね。)」
彼女は、全力疾走で上条当麻の部屋に走った。

5日目 13時45分 上条当麻の部屋

「助けて当麻!!お願い!!」
御坂美琴が玄関前で叫んでいる。
「ん?御坂。いったいどうしたんだ?」
「あんた、飛行船は見た?」
「いや、インデックスの昼飯を作ってたから見てない。」
「スキルアウト…要は不良の集団に黒子が人質に取られたの。」
「・・・なるほど、わかった。場所は?」
「今のところ第十学区にやつらの溜り場があるぐらいしかわからない。」


『臨時ニュースをお伝えします。先ほどのスキルアウトは、第十学区のストレンジにあることが発表されました。』


「・・・行くわよ。状況とかについては行きながら説明するわ。」
「ああ、インデックス!ちょっとまっててくれ!」
「はーい、どうしたの当麻。短髪とデート?」
「だったらよかったけどな!」
「なっ・・・と、と、とにかく走るわよ!」
二人は、第十学区へ向かった。


「・・・ねぇスフィンクス。まだ探し物見つからないの?」
「二ャァ・・・」
スフィンクスの鳴き声は、何かにおびえるような声だった。


5日目 14時 ビッグスパイダー元根城

二人は、到着した。
「いったん作戦を練ったほうがいいわね。」
「ああ、あいつらはキャパシティーダウンを持ってるみたいだから、御坂の能力が使えるうちに潰したほうがいいな。よし、突入と同時に
 御坂が電流を打ち込んでそれを潰そう。そして即行でそいつを助ける。」
「OK!」
二人の少年少女は、スキルアウトたちの正面にむかって走り出した。
『うぉぉぉおおおおお!!!』
そして、やつらの持っているキャパシティーダウンが御坂の能力の射程範囲内に届いた瞬間に、御坂美琴は電流を放った。
「よし!これでもうキャパシティーダウンは使えない!」
キャパシティーダウンが使えない今、スキルアウトたちの戦意は消え、ついには何人か逃げ出してしまった。
そう、たった一人の邪道者を除いて・・・
「おい、こいつがどうなってもいいのか?」
不良たちのボスは、白井黒子の首にナイフを当てた。
「・・・!黒子を放しなさい。さもないと・・・・・・!」
御坂美琴の周りは電気が渦巻いている。
「動くと殺すぞ?」
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
長く、そして短い沈黙が続いた。
「(どうすればいいの?このままじゃ埒が明かない・・・!)」
そのときだ、一瞬で上条当麻が動き、何らかの違和感を覚えた。
 「…………?……?!」
スキルアウトのボスは、後ろからずたずたに刺され、そして『死んだ』。
「いつもこういう風にやられるのはお前の趣味か?とんだドMだなww白井黒子。」
「……………神澤 達也…!」
白井黒子がいま自分たちの目の前にいる、人間の名を言った。

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< To Be Continued... | |
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