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セシウムを摂取したサーミ人にガンが増えたのか
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セシウムを摂取したサーミ人にガンが増えたのか
サーミ人とは
サーミ人とはスカンジナビア半島北部ラップランド及びロシア北部コラ半島に居住する少数民族。
もともと狩猟・遊牧を行なう民族であるが今日、ほとんどのサーミは定住生活を営んでいる。チェルノブイリ原発事故以降、トナカイの汚染が進み、伝統的な放牧生活を送る事はいっそう難しくなってきている。キノコや地衣類などの菌類は放射性物質を吸収しやすいと言われ、トナカイの主食がハナゴケ(地衣類の一種)であることから、特に汚染が進んだと思われる。
つまり、チェルノブイリ事故によるセシウムの影響をまともに受けた民族ということになる。
(1000Bq/kg?)内部被曝したサーミ人(サーメ人)のガンは増えたのか?
※体重60kgなら、体内総量6万Bqというレベルです。
NHKの番組を検証するまとめ:結論:NHKはろくに検証していない。
スウェーデンでのガンの増加は証明されていない
トンデル氏のチェルノブイリに関する論文では、スウェーデンでのガンの増加は証明されていません。
スウェーデンでのチェルノブイリの影響を調べた論文 http://t.co/zMQhUt23
スウェーデンでのチェルノブイリの影響を調べた論文 http://t.co/zMQhUt23
今中氏のレポート・サーミ人を調査したトンデル論文についての考察
チェルノブイリからの放射能汚染によりスウェーデンでガンが増えている? 京都大学原子炉実験所 今中哲二
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No104/CNIC0602.pdf
※このレポートを書いた今中氏は反原発派。
※このレポートを書いた今中氏は反原発派。
トンデル本人も筆者も、チェルノブイリからの放射能汚染によってスウェーデンでガンが増えていることが「証明された」とは考えていない。それが、本稿の表題に?が付いている由縁である。まどろっこしい言い方になるが同時に、スウェーデンでのガン増加の原因はチェルノブイリ事故による放射能汚染である、と考えるのが最も合理的な説明であると思っている。
ガン増加は証明されてない。と認めている今中氏。しかし、、。
かなり今中氏が強引に結論を導いています。チェルノブイリの影響でガン増加の証明がされていないと認めているのに、いきなり増加の原因は放射能汚染が合理的。って、根拠が書かれていないのです。査読付きの論文でもないようなので反原発運動家としての面が強く出たのでしょう。
ここでわかることは「チェルノブイリの影響でガンが増えたかどうかわからない」でいいと思います。この件について意見がありましたら掲示板へどうぞ。
「まったくわからない」のではなく「統計上見えないほど小さい」が正しい
「ほーら、やっぱり。わからないんだから危険じゃないか」と叫ぶ人たちがいますが、これは完全な誤りです。
「セシウム摂取でガンが増加されたことが証明されない」ということは、つまり「もしセシウムのせいでガンが増加したと仮定しても、統計上見えないほど小さい」ということです。
「セシウム摂取でガンが増加されたことが証明されない」ということは、つまり「もしセシウムのせいでガンが増加したと仮定しても、統計上見えないほど小さい」ということです。
ゼロカロリーの飲料が「ゼロ」というのは、完全なゼロという意味ではなく、「意味のないほど少ない」ので「ゼロ」という表記が許されているということでしょう。
もし「ガンの増加が証明されてない」を「ゼロではないから危ない」「わからないから危ない」と読み取れば、「全てのモノは量にかかわらず危険」ということになります。