【詳細】
ゲイレール・フレームをベースにし、頭部は大型の専用パーツ、両肩を展開式のクロー及びハンドグレネードを格納した大型装甲で保護し、
フロントアーマーの形状もオリジナルのゲイレールとは異なるデザインになっている。
重武装化された影響で一見するとゲイレールと同一タイプに見えないシルエットになっている。
元がゲイレールであるため、
110mmライフル、腰部に接続するホバーユニットと言ったゲイレール用の基本オプションと武装はもちろん、
盾に引っ掛けて引き剥がしたり打突に用いるMSサイズの
ピッケル、
ランドメイス、上述のクロー内蔵肩装甲、
ハンドグレネードなど多くの装備を持ち、継続戦闘が求められる乱戦で真価を発揮する。
ガラン・モッサ配下の傭兵達に与えられているが、機体を用意したのはガラン用のゲイレール同様ラスタル・エリオンと思われる。
傭兵達もMSの操縦には慣れているのか、獅電に乗り込んだハッシュ・ミディを圧倒し彼を撃墜一歩手前まで追い込んだが、さしもの三日月が操縦するバルバトスルプスには勝てずあっという間に全機撃墜された。
アプリ版オルフェンズGではウルズハントパートに複数の機体が登場。
ウルズハント水先案内人の一人であるタギング・コーサが独自カラーの機体に乗り込み、シクラーゼ・マイアーの指示でギャラルホルンのハーフビーク級へ襲撃を行う。
特徴的な頭部や両肩の
クロウシールド等、オルフェンズ本編に登場したシャルフリヒターとほぼ同じ構造だが、出撃が宇宙空間だったこともあってかバックパックにグレイズのものと同型の高機動スラスターを装着し、これもまたグレイズのオプションである
GR-W02 320mmバズーカ砲を武器として装備していた。
カチュア・イノシーを奪い去るため彼女が乗り込んだ宇宙船を襲撃し、護衛を瞬殺した後身柄の引き渡しを要求。
しかしシクラーゼと戦っていたロンド・ブロンが引き返してきたことからその場は彼らの逃走を見送る形となった。
【余談】
シャルフリヒターとはドイツ語で「処刑人」を意味する。
なおゲイレールはHGでキット化しているが、ゲイレールをベースにオプションセット8に付属する
クロウシールド、及び
ランドメイスか
ピッケルを、
オプションセット9に付属する専用頭部パーツとフロントアーマーを組み込むことでシャルフリヒターを再現することが可能。
ただし劇中と同じカラーリングにならないため、ランドマン・ロディとのセットでプレミアムバンダイにて受注販売しているセットを購入する必要があるが、現在は入手困難。
同じ
フレームを用いた姉妹機という設定はグレイズに対するシュヴァルベ・グレイズを思わせる存在だが、高出力化したリアクターに支えられた高機動エース機のシュヴァルベに対し、重武装化することで誰でも安定した戦い継続が可能という本機はある意味対象的な存在といえる。
最終更新:2025年06月12日 17:29