【詳細】
元からガンダム・ウヴァルの本来の姿は不明で、発見時ほぼ
フレーム同然の姿で発見されたことからオリジナルのウヴァルのパーツは行方知れずになっていた(全く情報がないため現存しない可能性が高い)。
そこをロザーリオ・レオーネが
ASW-G-29 ガンダム・アスタロトオリジンのパーツを使って補修したのが外伝1期に登場したウヴァルの正体であった。
外伝1期でウヴァルのパイロット、ロザーリオが戦死し機体はヴォルコらに回収されたが、装着していたアスタロトオリジンのパーツをアスタロトに戻され再び
フレーム状態に戻り倉庫に保管されたまま放置されていた。
それにジャンマルコが目をつけ独自の補修を行ったのが本機である。
これらの武装はサンポの意見を元にジャンマルコが用意したものであるとされ、対物ライフルでアスタロトの砲撃支援を行う役目を持つ。
おそらくリナシメントに搭載されたものと同様、新規の武装はジャンマルコのコレクションから持ち出されたと思われる。
なお、
機体名がパイロットであるサンポではなく、彼の妹であるユハナの名前なのは機体登録の際に兄が乗り込むことが決まった時点でユハナが自分の名前を勝手に登録したため。
貴重な現存する
ガンダム・フレームではあるが、ヴォルコにしてみればアスタロトの復活が目的でそれ以外は眼中になく、アルジがアスタロト以外のMSを満足に操縦できるとも思えないので気にすることもなかったのだろう。
【余談】
ウヴァルの装甲はほぼアスタロトのものであったため、リナシメント製造の際に剥ぎ取られる形になったが、一部の頭部装甲はアスタロトのものではなかったため、その部分のみウヴァルのオリジナルパーツだったのかもしれない。
スパイクシールドも流用している関係で大まかなシルエットはかつてのウヴァルとそれほど離れては居ない。
最終更新:2025年01月02日 15:14