自動車のスチールホイール=鉄チンのセンターキャップの製作
2014年5月10日。商用車はほとんど銀色の鉄チン(スチールホイール)にセンターキャップが付いている。それでいい。OKだ。しかし、乗用車の場合、アルミホイールでなければ、黒い鉄チンにホイールキャップが付いている。あくまで個人的な偏見と好みの問題だが、僕はこれがどうも好きになれない。どうでもいいようなもんだし、他人の車なら全く気にしない。しかし、自分の車がこうなっているのが許せない。だったらアルミホイールにしろよって事になるが、これも個人的な好みで、アルミにするなら細いフィンタイプで輝くディスクローターや、パッドの粉で汚れていない、よく掃除されたキャリパーを見せたい。ブレーキドラムが見えてはいけない。だから、ドラムブレーキにアルミホイールはナンセンスなのだ。フィンの間からドラムが見えたら興醒めだ。何やってんだって感じ。それなら鉄チンにすべし。僕の車はパッソセッテで後輪はドラムブレーキ。だから鉄チンがいい。しかしホイールキャップは許せない。だいたいホイールキャップはディッシュタイプのアルミホイールにパッと見で間違うようなデザインだ。それをねらっている。そんなもの無い方がいい。しかし、センターボルト・ナット周りは錆びやすくその辺をむき出しにしているのは、車に対する愛情が無いように見えるし全く無関心でどうでもいいような感じに思える。時々商用車の鉄チンのセンターキャップが無くなっているのも気にせず放置しているような感じ。だからセンターキャップを買おうと思った。
http://www.rakuten.co.jp/dstyle/
しかし、1万円以上する。まあ、メッキ袋ナット付きということだけど、袋ナットというのも好きでないし、1万は高い。こんなもん、何でもいいから取れないようにはめとけばいいじゃないか。というわけでどうでもいい自己満足的製作。
1.材料はVP50の終端
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2.設計図
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設計図と言えるほどのものでもない。VUじゃないと思う。分厚い。はじめ、×の数字のようにして作ったが現物に合わせるとピッタリしなかったので修正した。
3.裏から見ると
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4.塗装
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銀。そのままというのもあまりにひどいので一応塗りました。
5.取り付け
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まあ、こんな感じ。これを見てカッコイイと思う人はゼロだな。客観的に見て、ホイールキャップの方がいいに決まっている。まあ、ホイールキャップでもカッコイイと思う人はゼロだけどね。
しかし、主観的にはこの方が絶対に良いのだ。全く自己満足であることは承知しているが、これを見るたびに「おお、なかなかいいじゃないか。」と思う。
とめるネジはドライバーが使えないので前述のビットと金具で回す。6角穴付きボルトが良いと思うのはこういうところのネジを回すのに丁度良いと思うからだ。
鉄チンのセンターの穴の大きさは規格みたいなのが無いらしくいろいろなので、もしも再現しようとお考えなら、VP50の終端がピッタリとは限りませんので念のため。
かれこれ数百キロ走っているがはずれることも無くしっかり付いている。
あと、ナットは絶対に貫通ナットがイイ!
商用車みたいかも知れないが、もしも1本緩んでいても見ただけでわかるじゃないか。袋ナットなら見ただけではよくわからないし、ましてやホイールキャップが付いていたら見えないじゃないか。僕は機能を犠牲にしたファッション性というものを車に関して求めない。トヨタのエンブレぐらい貼り付けても別に機能が落ちるわけじゃないのでこういうのは良しとする。
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これを見て娘が言った。
「ホイールキャップ、どっかで落としたん?」
まあ、おおかたの人はそんな感じか。
これを作った後車検があったので、センターキャップをはずしたら、中が蒸れやすいのかセンターナット周辺の錆がひどくなっている気がした。これについていろいろ調べていたが、センターキャップなんてこんなもん、無い方がいいようだ。センターナットの辺は錆を落としてさび止めの対策した方が良い感じ。サビチェンジャーとか言って、赤錆を黒錆に変える代物もあるらしいがそれって、結局錆だろ?CRCをマメに塗るとか塗装する方が良いのではないか。ハブナットも貫通ナットだからハブボルトが錆びやすくなる気がする。またそのうち追記します。
追記.2014年9月23日
サビチェンジャーを使ってみた。
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センターキャップをはずすと、こういう状態だ。
あまりにもみすぼらしいと言うか、センターボルト・ナットの部分は鉄そのものがむき出しなのか、古い車でもないのにサビまくっている。普通はホイールキャップをつける。僕はそれが嫌だからセンターキャップを付けた。しかし、そんなもの無いほうが良い。そこで、赤サビを黒サビにチェンジするという上記のサビチェンジャーを使ってみた。
これについては、新潟県に住んでいる知り合い(ぷーすけパパさん)が既に愛用していて、結構使えるというレポートをもらっていたこともあり、期待していたのだ。
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さて、結果については予想以上。
つけたら、すぐに黒くなったが少し赤サビが残っていた。
しかし、数時間すると完全に黒くなった。不思議!ミラクル!
これはすばらしい。使える!
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これで、車に対する愛情が無いようにも思われない。
黒く光っていて、僕ならこういう車を見たら、
「おーー、なかなか、やるじゃないか。」
と思うだろう。
パトカーもこんな感じにしているのが多いな。しかし、パトカーはメッキの袋ナットにしていたな。何でだろう。貫通ナットの方がいいのに…。
水をかけると白くなったりした。
水に弱いのかというとそれほどでもないような。塗装をすれば問題ないだろうが大そうだな。
思うに、木工用ボンドのような基剤に赤サビを黒サビに変える化学薬品が溶かし込んであるのではないだろうか。
サビを見つけたら、こまめに塗れば良いと思う。
付属の小さな刷毛に直接数滴つけて、ちょいと塗る。刷毛は乾く前に水洗いすればOKだ。
下にもぐった時など、いろいろさびているところに塗っとけば絶対長持ちする。
特にマフラーとか。塗った後に耐熱塗料を塗れば寿命は確実に伸びるだろう。
2014年12月10日追記 ⇒ メッキ貫通ナットに取替
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自分以外の誰からも褒められたことがないが、すばらしいではないか。
テッチンもちゃんと磨けばきれいだし、センターボルトナットも黒光りしている。
わかる人にはわかるはずだが未だにそういう人にめぐり合った事がない。
最終更新:2015年01月31日 19:56