パッソセッテのペーパータイプオイルフィルター(中身交換型)の交換

 2014年9月22日。オイル交換およびオイルエレメント(中身)交換。
オイル交換の頻度はどの程度が適当か。いろいろ意見はあるかもしれないが、僕の場合は最近あまり車に乗らないのでめったにやらない。
  • 距離なら1万km
  • 時間なら車検毎(2年)
いずれかになった場合に交換。5000kmまたは半年ごとに交換してたこともあったが、それは換えすぎ。1万km、1年が丁度覚えやすくていいが最近の車のオイルは低粘度でやたらと高いし、年間5千kmも走らないから2年でいいんじゃないか。

●オイル
車はパッソセッテ
指定粘度 0W-20
オイル量 2.8L エレメント交換時:3.1L
4リットル缶の安いのでも2500円以上。送料入れたら3000円以上か。高いな。
実際使ったのは下のオイル
パルスター(PALSTAR) モリグリーン アースSN 0W20 4L ガソリン車用オイル カー用品 メンテナンス ドライブ 燃費
パルスター(PALSTAR) モリグリーン アースSN 0W20 4L

トヨタ純正なら文句ないだろうけどさらに高い。
TOYOTA/トヨタ純正オイル キャッスル SN 0W20 4L缶
TOYOTA/トヨタ純正オイル キャッスル SN 0W20 4L缶

●オイルエレメント
オイルエレメントは中身の紙フィルターだけを交換するタイプ。
これは安いし、どうせなら換えるべき。
AP オイルフィルター APFOF1047 トヨタ/TOYOTA パッソ セッテ CBA-M502E 3SZ-VE 1500cc 2008年12月~
AP オイルフィルター APFOF1047 トヨタ/TOYOTA パッソ セッテ CBA-M502E 3SZ-VE 1500cc 2008年12月~

上のはドレンプラグやOリングが付属していない。下のモノタロウの物は付属してる。
実際には値段もそれほど変わらないので下の方を使った。
オイルフィルター MonotaRO TO-24R
オイルフィルター MonotaRO TO-24R

●カップレンチ
エレメントケースをはずすのは、カップレンチが必要。プロじゃないし、安いのでOK。
AP オイルフィルターレンチカップ 65mm 14角 1段【工具 DIY】【アストロプロダクツ】
AP オイルフィルターレンチカップ 65mm 14角 1段【工具 DIY】【アストロプロダクツ】

●ドレンボルトのパッキン
オイルパンのドレンボルトはM12で14mmのナット。
シーリングパッキンは結構高いので内径12mmのアルミのワッシャーを物色。
毎回換えるし安いのがいい。シーリング材付きはくっつくのできらいだ。ある程度分厚いアルミが一番良いと思う。
丸ワッシャー(アルミA1050)(パック品) 大阪魂 12×26×2.0
丸ワッシャー(アルミA1050)(パック品) 大阪魂 12×26×2.0

8個入りで323円は安い。

●実際の作業
やり方は
https://www.youtube.com/watch?v=FjHfxAFKg4k
を見ればわかる。
データとして、
オイルパンのドレンボルト締付トルク 29.5N・m
エレメントケース締付トルク 25N・m
エレメントのドレンボルト締付トルク 12.5N・m (何だこりゃ。要するに軽く閉めとけばいい。)

1.オイルの受け皿
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ダンボールで30cm×20cm×10cm(容量6リットル)のバットを作り、
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50cm×60cmのビニール袋を入れるのだ。廃油は店の床や木の外壁の油引きに使う。
バットを買ってもいいんだけどね。使い捨てがいいと思ってこのようにしている。

2.オイルパンのドレンボルト
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横置きエンジンの場合、たいていは真ん中より右側の下の方にある。
前回はジャッキアップも何もせず、ハンドルを切って手を突っ込んではずしたので、実は最初のパッキンがくっついたままになっていて、これは2枚重ね。もれてないけどね。良くない。パッキン換えてないのと同じことだ。

3.オイルエレメント
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使い捨てタイプではなく、中身の紙フィルターだけを交換するタイプ。これはエコだ。とても良いと思う。オイルパンの少し前にある。9.5mmの四角い穴にラチェットレンチの棒を突っ込んでドレンの頭をはずすようになっている。

4.オイルを抜く
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写真を撮るということもあり、今回はちゃんと馬で支えてドレンボルトをはずします。結構黒いな。オイルけちって5W-30にしたと思う。別に悪くはなっていないと思うけどな。

5.ドレンプラグのパッキン
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実は、前回パッキンが2枚重ね。ひどい話。一番右が今回使うアルミのワッシャ。
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8枚入りで3百円そこそこで買った。厚味も2mmあるのでいいと思う。外径は多少大きいがそれは問題ないだろう。

6.エレメントのドレンをはずす
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エレメントケースのドレンは中心部の四角い穴に9.5mm角のラチェットの棒を突っ込んで開ければよい。それほど固く締まっていない。
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はずした。これ、鉄じゃないな。きつく締めるとだめだ。

7.エレメント付属のプラグを突っ込んでオイルを抜く
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はい!
これは悪い例です。
エレメントを買うと、オイルフィルター内に残っているオイルを抜き取るためのプラグが付属しているが、こいつを突っ込むときにドレンのOリングをはずさないといけない!
写真ではチョロチョロっとしかオイルが出ていない。
プラグの根元をよく見ると黒いドレンのOリングが残っているのがわかる。そのためプラグが入りきらず、十分にオイルが抜けなかった。おかげでエレメントケースをはずしたときにドバッとオイルがその辺にこぼれてエライことになりました。
次回はOリングをはずしてからプラグを突っ込もう。

8.エレメントケースをカップレンチではずす
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カップレンチは対辺64mmのやつ。これもラチェットレンチの棒に突っ込んで使用。
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結構固かったな。カップレンチなしに、手だけで回すのは無理だろう。だいぶオイルが残っていた。切り欠きのところにマイナスドライバーを入れて、ケースのOリングをはずし、パーツクリーナーできれいに洗浄する。

9.中身を新品に交換し、取り付け
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新品のケースのOリングをエンジンオイルでぬらしてはめる。
ドレンのOリングも新品をエンジンオイルでぬらしてはめ、ドレンを軽く締めておく。
新品のエレメントを取り付ける。
エンジン側のアタッチメント(ケースがはまっていたところ)もパーツクリーナーで洗浄。
アタッチメントにケースを取り付け、手で締められるだけ締める。
さらにカップレンチとトルクレンチで、25N・mで締める。
ドレンは12.5N・mで締める。(これは、まあ、軽くギュッと締める程度?)

10.オイルパンのドレンボルト取り付け
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1度だけだけど、これ忘れて上からオイル入れたな。最悪だった。
これはアルミのワッシャをシーリングパッキンに代用。外径が大きいがそれは問題ないだろう。この方がいいと思う。くっつかない。
締め付けトルクは29.5N・m
感覚的にはグイッと普通に締める程度。

11.オイル注入
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オレンジの棒はアナログ放送で廃品になったVHFのアンテナのエレメント。
これを突っ込んで両手で4リットル缶持ってゆっくり伝わらせるようにして注ぐ。
一人でやってるからその様子を撮影できないのが残念だが、これは良い。
じょうごとか使うよりいいと思っている。
ペットボトルでじょうご作ってもこういう場所に入れるとなると絶対こぼす。
オイルポット使えばよさそうだけど、めったにやらないんだから、次回まで保管中に埃かぶってドテドテになったりするし、棒に伝わらせるのが手軽でよいと思う。ただし、慌てると、あらぬところにオイルを撒き散らす。両手で持って慎重に入れるべし。
最終更新:2014年09月29日 14:02