藩国イベントを開催します。
【企画名】
シングルベル・イラストプレゼント
【企画内容】
期間内に申し込まれた方に、榊聖が描くがっかりクオリティなイラストプレゼント。
【対象者】
・アイドレスの国民番号を持っている人。
・国籍は問いません
・恋人や配偶者がいる方はご遠慮ください。
・クオリティを求める方はご遠慮ください。
【募集期間】
12月31日23時まで
*20件を超えた場合、募集を締め切らさせていただきます。
【イラストセット】
*人数
単体or複数(最大5人)
*イラストの内容です。
A:ノーマルサイズ
B:ギャグサイズ
C:プチサイズ
1:ダーク
2:ノーマル
3:パロディ
4:BL
5:携帯向
【イラスト完成予定】
1月15日~2月14日の間に展示専用ページを作成します。
【申し込み】
申し込みはこちらの記事にレスしてください。
http://www8.atpages.jp/goroneko/bbs2/wforum.cgi?no=422&reno=no&oya=422&mode=msgview&page=0
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日は傾き、窓の外の景色は茜色に染まる。
クリスマスムードが漂う城下には、装飾された明かりが灯り始める。
それを横目で見ながら、YOTは本日最後の仕事を終えるため、藩王の執務室へと向かっていた。
チョコレート色の扉を前に、帰りにケーキでも買って帰ろうかと思いながらノックする。
自分がこの時間に報告に来ることは知っているはず。なのに、中からの返答は無い?
寝ているのか?
隙あらば仕事をサボろうとする藩王の顔を思い浮かべ、自然と眉間にしわがよる。
ため息一つ。失礼しますよと声をかけながら、扉を開ける。
とたん、細かな痛みが前面を襲う。
「メリー明けまして鬼は外!!シングルってたのしー!」
「あいたっ!?」
ばらばらっと、YOTに向かって飛んできたのは豆だった。クリーム色のそれはこの時期には不似合いな炒った大豆である。
「何しやがりますか!?」
いきなりの暴挙に大声を張り上げ、藩王を見やれば珍妙な出で立ちに頭を抱えたくなった。
サンタ帽に鼻眼鏡、紋付はかまに豆の入った一升枡。
変人以外の何者でもない。
「…何がしたいんですか」
「仕事以外」
はて、自分はそんなにこの王に仕事を回していただろうか?
否。内政も外交もほとんど自分が行っている。むしろそう言いたいのは自分のほうではないか?
最近の王の主な仕事といったら、各施設への訪問などで本人も喜々として行っていたではないか。
なんだか泣きたくなった。
「…遊びに行く前に、これだけはサインしていってください」
どうせ、制止しても聞いてはくれまい。
とりあえずこれだけは済ませてもらわないと自分も休めまい。手にしていた緑化事業関連書類を机に置くと、一緒にため息まで出た。
ほんとに泣きたい。
数日後、自分の予想通りに暴走している藩王の姿を発見。
スケッチブック片手にあちこちに出没しているらしい。
「いいんですか?とめなくて」
「絵を押し付けられる位だ。ふんどし片手に着ろって迫られてり、女装させられたりよりは……まし、だろう?」
眉間に皺寄せ、あきらめたようにつぶやくYOTに、わたどりは過去の悪夢を思い出し、力なく同意した。
「…そうですね」
(作:榊聖)