「エルモーーーっっ!!」
陽の届かぬ地の底に咆哮。 しかし、燃え盛る紅蓮は尚一層強く激しく。
「分からん。分からんな、モロト。 何故“父”に近づく事を拒む?邪魔立てする?」
[炉心起動ヨリ カヴァル・モズハス・ゲイン経過 臨界到達マデ半シークエンスヲ終了]
神界より落ちたる禁忌の炎炉は刻一刻とその“紅”を強めていく。
炉を背に悠然と大仰に掌を広げるのは、岩と枯れ木の塊の様で尚雄々しく双眸を燃やす冠王。
ミスリルの石段の下、見上げ対峙するのは満身創痍ながらも溢れる力は凄まじい、拳に権握る槌王。
「お前も戻りたいであろう? 空の果てより高きあすこにおはす ──
「エルモ!私達がこの地に降り立った意味を何故分かろうとしない!?
父は決して、私達を捨てたのでは無いっ! 私達が世界を ──
「我は!会いたい!会いたいのだ!」
[魂魄燃焼・循環増振・界門形成 ハルトー・ダッジズ・ケルヌ干渉 世界ヲ贄ニ星ノ道ヲ]
炎は紅から蒼へ、そして金が混ざり始める。
創造主の顔も知らず堕ちた世界は、無垢な赤子には何もかもが辛く無意味な存在になる。
「私は…お前を止めるっ!」
「意を分かつ同胞を倒し傷ついたその体でか?
貴様に味方する者は果て、組み替えられ今や我と意思を同じくしているぞ?
貴様はもう“一人”だ!」
冠王の側に現れる影、影、影。 影は各々の武器を構え、槌王に狙いを定める。
「一人ではないぞッ!」
槌王の上より舞い降りる白銀のマント。 前に突き立てるは荘厳なる鋼の剣。
「シュヴィエ!」
「すまない、待たせた」
槌王に肩を貸し、立たせる剣王もまた、その身に激しい戦いの跡を残す。
「何故貴様がここに! ランツェとアクストを倒したと言うのか!?」
「最後に正気に戻った二人が俺に謝ったぞ…あの二人がだぞ…!
エルモ!お前だけは ゆ!る!さ!ん!」
世界をくべて門を開かんと燃える炉の前で、ニと全は互いに己が武器を構える。
槌王は理解していた
“父”の心など誰も知り得ないということを
この世界はすぐに歪んでしまうことを
しかし彼は世界を信じる
降り立った世界と共に在るために戦う
例え魂を同じくする神の息子達であっても
「「「全ての“力”を我が武機に!」」」
「部長、これが今度のフェスに出す本ですか?」
「機械の体に熱い魂!これよ!」
「でもこれ色々と大丈夫なんですか? 登場キャラ全員“男”ですけど」
「ロボットって基本性別って男なんじゃないの?」
(あかん…このままだとゴラク部が偏見の塊だと思われてまう!)
- いいぞゴラク部もっとやれ -- (名無しさん) 2013-08-07 06:35:07
- タイタンがクルスベルグに大きな影響を与えていた時に鍛冶神はなにをしていたんだろ -- (名無しさん) 2014-08-09 03:24:32
- 今はいない者にその思いを尋ねることはできずただ想像するのみと強大な力を持ちながらもクルスベルグから姿を消したタイタンには興味が尽きませんね -- (名無しさん) 2016-12-11 18:51:47
最終更新:2013年08月07日 01:17