2025年1月「MissAV差押騒動」:FANZAによる差押が話題に|最新情報と影響(2025年4月27日更新)
2025年1月missavドメインが差押えられたのち、2025年2月に「missav.ai」・「missav.ws」が立ち上がりました。この件については下記のリンクを見てください。
https://w.atwiki.jp/japanunderground/pages/83.html
当ページは2025年1月の差押え騒動についてのみ記載します。
2025年1月MissAV差押騒動:FANZAによる法的措置とその影響
1. MissAVとは?
MissAVは、豊富なアダルト動画コンテンツと驚異的な更新スピードで知られる人気の無料アダルト動画サイトである。月間訪問者数が3億を超え、世界でもトップクラスのアクセス数を誇っていた。しかし、2025年1月に突如としてアクセス不能となり、多くのユーザーが困惑した。
2. MissAVが見れなくなった背景
MissAVのドメインは、日本最大のアダルトコンテンツ販売サイトFANZA(DMMグループ)によって法的手続きにより差し押さえられた。この措置により、MissAVの主要ドメインはFANZAの管理下に置かれ、アクセスすると警告メッセージが表示されるようになった。

3. MissAVの違法性とFANZAによる法的措置
MissAVは、アダルト動画を違法にアップロードし配信する海賊版サイトであり、著作権を無視した形で運営されていた。これに対し、FANZAをはじめとするコンテンツ提供者や権利者が深刻な問題として捉え、日本および海外の著作権管理団体とともに調査を進めた。
2024年初頭、日本の警察当局はMissAVの運営者に対する捜査を本格化させた。その結果、2024年中頃にFANZAが日本の裁判所を通じてMissAVの運営者に対する差押え命令を発布し、以下の資産が押収された。
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MissAVの主要ドメイン
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サーバーおよび関連するデジタル資産
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運営者が保有していた銀行口座
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関連企業の資産
この措置により、MissAVは事実上の閉鎖に追い込まれた。
4. MissAVの影響と反響
MissAVの閉鎖により、一時的に違法コンテンツの流通が減少したとされる。しかし、MissAVが完全に消滅したわけではなく、新たなドメインを取得し運営を継続している。
また、一部の報告によれば、以前とほぼ同じコンテンツが提供されており、過去の会員データが移行された可能性も指摘されている。
5. 今後の展望と著作権問題
今回の騒動は、インターネット上の著作権保護に関する意識を高める契機となったと評価されている。しかし、MissAVのような海賊版サイトは、ドメインを変更しながら運営を継続するケースが多く、完全な取り締まりには限界がある。
また、VPNやミラーサイトを利用することで、MissAVのような違法サイトへのアクセスが容易になっている点も問題視されている。技術の進歩に伴い、今後も著作権管理団体や政府による対策が求められるだろう。
6. ユーザーへの注意喚起
MissAVのような違法サイトを利用することには、以下のようなリスクが伴う。
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法的リスク:違法アップロードサイトの利用自体が著作権法違反とみなされる可能性がある。
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セキュリティリスク:フィッシング詐欺やウイルス感染の危険性がある。
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個人情報漏洩:会員登録や決済情報が悪用されるリスクがある。
そのため、正規の動画配信サービスを利用することが推奨される。
7. まとめ
MissAVの差押え騒動は、違法アップロードサイトへの取り締まりの新たな一歩となった。しかし、MissAVは完全に消滅せず、新たなドメインで運営を継続している。この問題を根本的に解決するには、さらなる法的措置や技術的な対応が必要である。
違法コンテンツの取り締まり強化が進む中で、ユーザーも適切なコンテンツの利用を心がけることが求められる。
FANZAは、DMMグループが運営する総合エンターテイメントプラットフォームです。
別のURLでの運営継続
差押後、MissAVは新たなドメインを取得し、活動を再開したとされています。一部のユーザーによる報告によれば、以前とほぼ同じコンテンツが提供されており、過去の会員データが移行された可能性も指摘されています。この新たな運営形態により、MissAVはユーザー基盤を維持しつつ再建を図っているようです。
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MissAVが見られなくなった
MissAVの収益構造を考察:広告なしでどうやって稼いでいるのか? こんにちは、橋並みです。
今回は、前回の動画で話題になった「MissAV」について、もう少し深掘りしてみたいと思います。
動画が無修正でサクサク見られることで話題のMissAVですが、「これってどうやって稼いでるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
実は、MissAVはあまり儲かっていないのではないかというのが私の見立てです。今回はその理由と、収益構造の裏側にある事情を、過去の自分の経験も交えて解説していきます。
MissAVには広告がほとんどない まずサイトを見てみると分かりますが、MissAVにはほとんど広告がありません。
パソコン版では右下にライブチャットのバナーがある程度で、スマホ版も同様です。普通の動画サイトと比較して、広告が圧倒的に少ないのです。 なぜ広告が貼れないのか?
それは、MissAVがDMM(FANZA)のブラックリストに載っている可能性が高いためです。
DMMはAV販売大手であり、日本のアダルト系広告の大部分を牛耳っています。彼らの商売にとって邪魔な存在――つまり、著作権を無視した無料配信系サイトには、広告を出させない仕組みを裏で作っています。
私自身、過去に「ShareVideos」という日本最大級のアダルト動画サイトを運営していたことがあります。そこでもDMMの広告が突然貼れなくなり、広告代理店に理由を聞いたら、「ブラックリストに載っているから」と言われた経験があります。
出会い系や情報商材系の広告もNG かつてはDMM以外にも、出会い系や情報商材などの広告を貼ることで収益化できていました。
しかし、「漫画村事件」以降、違法性が疑われるサイトに広告を出すこと自体がリスクとなり、日本の広告代理店がこうしたサイトに関わらなくなってきています。
実際に、漫画村に広告を出していた代理店が訴えられ、高額の賠償命令が出た判例もあります。
MissAVのような巨大トラフィックを持つサイトは、特に目を付けられやすいため、どの広告代理店も手を出しにくい状況なのです。
MissAVの収益源は「ライブチャットのアフィリエイト」 じゃあ、どうやって収益を上げているのか?
答えは、「Stripchat」というライブチャットのアフィリエイトです。
MissAVでは、動画視聴ページなどにライブチャットのバナーを設置し、ユーザーをStripchat系のライブ配信サービスに誘導しています。
この誘導先は、MissAVが自前で開発したサービスではなく、**世界最大規模のライブチャットプラットフォーム「Stripchat」**のシステムをOEM的に利用して、ロゴだけ変えているという形です。
収益の仕組みは? このようなアフィリエイトでは、ユーザーが課金した金額の 20~40%程度が継続的にMissAVの運営者にバックされるようになっています。
また、初回課金時に「1人あたり150ドル(約2.7万円)」など、成果報酬型の設定もあり、それらを組み合わせた「ハイブリッド型報酬」も存在します。
でも、実際にはあまり儲かっていない? では、それでMissAVは大儲けしているのかというと、そうでもなさそうです。
私が過去に運営していたShareVideosにも、同様にライブチャットの広告を貼ったことがあります。
当時は1日100万〜200万人が訪れる超大型サイトだったにもかかわらず、収益はたったの1日1万円前後でした。
DMM系の広告であれば、同じアクセス数で10万円〜20万円ほどの収益が見込めたことを考えると、ライブチャットの収益性はかなり低いと感じました。
ユーザー全体のごく一部が課金対象 なぜこんなに収益が上がらないのか?
理由は明白で、ライブチャットに課金してでも女の子と会話したい層がごく一部に限られるからです。
変態さんは少数派であり、多くの人は無料で動画を見て満足してしまいます。
だからMissAVは、「無料で動画を大量に提供してユーザーを集め、その中からほんの一部の課金者に期待する」というビジネスモデルを採っています。
関連サイトから見える運営体制 MissAVのフッター部分には、他にも複数の動画サイトがリンクされており、膨大なトラフィックを持つサイト群が並んでいます。
これらの構成を見るに、同一の運営者(もしくはグループ)によって複数のサイトが展開されている可能性が非常に高いです。
つまり、MissAV単体で見ればあまり儲かっていなくても、全体としてはそれなりの利益が出ている可能性もあります。 まとめ:MissAVの収益モデルとは?
MissAVの収益モデルを整理すると、以下のようになります: DMMのブラックリストに載っているため広告が貼れない
日本の広告代理店からも相手にされず、収益手段が限られている 現在の主な収益源はStripchatのライブチャットアフィリエイト
しかし登録率が低く、そこまで大きな利益は出ていない可能性が高い 大量のアクセスを活かして一部ユーザーから収益を上げるモデル つまり、MissAVは
**「無料で見せて一部の変態で稼ぐ」**という非常にニッチなモデルで成り立っています。 次回予告
次回は、このような裏アダルト系サイトを支える「オフショア法人」について掘り下げる予定です。 運営者の顔が見えない、キプロスの匿名法人の実態とは…?
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最終更新:2025年05月11日 09:29