2025年6月1日リンク集「Z80H」追加。「ozoz」不通。

2025年5月25日臨時速報!JPちゃんねるV3の復活を確認!


2024年4月27日リンク集更新し、日本語torリンク集の生存確認を実施しております。

日本語で安全にダークウェブを探索

日本語で利用できるTorリンクやダークウェブ関連の情報を集めたリンク集です。このページでは、最新の.onionリンクや安全にダークウェブを探索するためのヒントも提供します。安全にダークウェブを利用するための知識や最新情報を随時更新していますので、ブックマークをおすすめします!

ダークウェブ日本語サイトの現状

インターネットの深層部とも言われるダークウェブには、匿名性の高いネットワークを介してアクセスできる隠されたウェブサイトが存在します。その中でも日本語で情報発信しているサイトは、過去には一定数存在していましたが、現在ではその多くが閉鎖されています。

本記事では、かつて存在した代表的な日本語ダークウェブサイトを紹介するとともに、現存しているサイトの情報についても触れていきます。なお、他のサイトと違い当サイトではリンク集の生存確認を実施しているため、全て生存しているサイトしか掲載されていません。他サイトは下記の閉鎖されたサイトが未だに掲載しておりそれを恰も生存しているような形で掲載されているケースがほとんどです。

注意:ダークウェブへのアクセスは、情報漏洩や不正行為のリスクを伴います。利用にあたっては自己責任を徹底し、十分なセキュリティ対策を講じてください。


閉鎖済み(過去に存在した)日本語ダークウェブサイト

以下は、現在アクセスできない(閉鎖済み)の代表的な日本語ダークウェブサイトです。
サイト名 概要
Onionちゃんねる 匿名掲示板。
hackTech ハッキングや技術に関する情報交換サイト。
KIRASEN/KARASEN/BLACK板 匿名掲示板。Black2として復活してます。下記リンク集ご参照下さい。
ダークちゃんねる+ 匿名掲示板。
匿名チャット 匿名でチャットを行うサイト。
たいやきくん 個人サイト。
gcp/ip 個人サイト。
Torとアングラとサブカルと アングラ文化やサブカルチャーに関する情報発信サイト。
Gray Scale 個人サイト。
俺のメモ帳2 個人ブログ。
暗黒ちゃんねる 匿名掲示板。
747WQ 詳細不明。
Ahmia ダークウェブ検索エンジン。
The Hidden Wiki (隠しWiki) ダークウェブのリンク集。

これらのサイトは、様々な理由により閉鎖されたと考えられます。ダークウェブの特性上、サイトの存続は不安定であり、常に閉鎖のリスクが伴います。

更新履歴

取得中です。

参考文献

kindle unlimitedだと無料の書籍。

2か月99円セールの時もあるので、コスパ考えればそれで見るのも手









2024/11/23 海外リンク集追加、torの歴史を当ページに移管の上追記。
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人気の日本語Torリンク集

オンライン
オンラインだが回線不安定
オフライン
日本語torリンク集
BLACK2
伝説のBLACK鯖が帰ってきた!(2021.3.27追加)。onionのリンク集が秀逸。
JPちゃんねるv3
onionちゃんねる風で今のところ安定している(2021/11リンク追加)2024/11オフライン?2025年5月10日頃回復?
Z80H
2025.6追加。掲示板を見ると2024年から稼働?掲示板、ツールなどが充実しており、非常に期待。
[[http://kcyhxvi4467xmpobjwggngm6hle4bv7u4cr3fdxsklmslj3vpmg5wiqd.onion/manubbs_100/manubbs.cgi
2025.6追加。日本語掲示板
librejp
テクニカル諏訪子
日記によれば2018年12月14日から存在していたようだが、初補足。表層とtor両方存在。日本語は母語でないらしいが、ほぼネイティブ。IT職業としている模様。
美々蝶々 - BiBi Chocho
うどん屋
2020年からあるらしい。日本語と英語。英語が主体。2024年8月10日不通、2024年10月5日オンライン確認
アノニマスJP
OZ-OZ BBS
日本語掲示板。要Cookie。会話は多くないが、かなりアングラな話題が多い。2020/11/29追加、2025/5辺りで不通
日本語表層リンク集
Onionドメインの一覧(wikipedia)
オニオンのドメイン一覧。ただし一部自主規制のため載せていないリンクあるとのこと。上記のBLACK2リンク集の方が多い。
笠井闘志 個人ウェブサイト
ActiveTK.jp
Tor (トーア) - The Onion Router 5ちゃんねる
5ちゃんねるソフトウェア板のtorのスレ
Tor匿名化スレlibrejp
VPN VPS 総合スレ16
海外torリンク集
archivecaslytosk.onion webpage capture
onionの魚拓
Ahmia
Ahmiaはセキュリティ研究者ユハ・ヌルミ氏によって作られたダークウェブの検索エンジン。.onionサイトで「発見される」ことを望むサイトをクロールし、インデックス化します。不正利用サイトは除外。(2023/5/12追加)2024年1月アクセス確認済み
Haystak
Haystakは危険なコンテンツをフィルタリングしつつ、.onionサイトの検索結果を提供する検索エンジン。プレミアム版では高度な検索機能や通知機能を利用可能。(2023/6/20追加)2024年1月アクセス確認済み
Torch
Torchはダークウェブで最も古く人気のある検索エンジンの一つ。1日あたり80,000以上のリクエストを処理。広告収入で運営されており、トップページには広告が多数掲載。(2023/7/10追加)2024年1月アクセス確認済み
DuckDuckGo
プライバシーを重視した検索エンジン。Torブラウザのデフォルト検索エンジンとして利用され、通常のインターネット検索が可能。ただし.onionサイトの検索は非対応。(2023/8/5追加)2024年1月アクセス確認済み
The Hidden Wiki
ダークウェブ上のリンク集として有名なWiki。コミュニティによる編集で多くのサービスや情報へのリンクを提供。ただし、詐欺や違法なリンクも含まれる可能性があり注意が必要。(2023/9/1追加)2024年1月一部リンク切れ
TorLinks
Hidden Wikiの代替ディレクトリサイトとして機能。商用リンクと非商用リンクを分けて掲載。詐欺サイトや危険なリンクが含まれる可能性があるため慎重に使用すべき。(2023/9/15追加)2024年1月アクセス確認済み
ProPublica
ピューリッツァー賞受賞歴のあるオンライン出版社。.onion版では匿名性を確保しながら記事を閲覧可能。言論の自由とプライバシーを守るために作られたサイト。(2023/10/12追加)2024年1月アクセス確認済み
Archive Today
ウェブページのスナップショットを保存するサービス。文化的・科学的遺産の保存を目的とし、サイトの過去の状態を確認可能。歴史的記録を保護する重要なツール。(2023/11/2追加)2024年1月アクセス確認済み
The New York Times
ニューヨーク・タイムズが2017年に開始した公式オニオンサイト。政府の検閲がある国のユーザーも安全にアクセス可能。通常版と同じコンテンツを提供。(2023/12/4追加)2024年1月アクセス確認済み
BBC
BBCが2019年に開設した国際版オニオンサイト。一部の通常機能(例:iPlayer)は利用不可。検閲回避を目的としたミラーサイト。(2023/12/5追加)2024年1月アクセス確認済み
Facebook
Facebookの公式オニオンサイト。検閲される地域でのアクセスを容易に。匿名性を確保するためのサービスではない。(2023/12/6追加)2024年1月アクセス確認済み
CIA
CIAが情報提供者の安全を確保するために開設した公式オニオンサイト。情報の自由なアクセスを目指す取り組みの一環。(2023/12/7追加)2024年1月アクセス確認済み
Wasabi Wallet
匿名性を重視したビットコインウォレット。トランザクションを他ユーザーと混合することで追跡を困難に。安全性が高い。(2023/12/8追加)2024年1月アクセス確認済み
ProtonMail
スイス拠点の暗号化メールサービス。高いセキュリティを提供し、暗号通貨愛好家に人気。無料版あり。(2023/12/9追加)2024年1月アクセス確認済み
Riseup
活動家向けのボランティア運営メールプロバイダー。1999年設立で600万人以上のユーザーを抱える。ニュースレターやチャットサービスも提供。(2023/12/10追加)2024年1月アクセス確認済み
Keybase
Keybaseはオンラインアイデンティティを暗号で結びつけるサービス。PGPキーやTwitter、Github、Bitcoinアドレスをリンク可能。セキュアなチャットやファイル共有も提供。(2023/12/11追加)2024年1月アクセス確認済み
ZeroBin
ZeroBinはPastebinの一種で、テキストを完全に暗号化して共有可能。ブラウザ上で暗号化と復号化を行うため、サーバーはデータを把握せず安全性が高い。(2023/12/12追加)2024年1月アクセス確認済み
SecureDrop
ジャーナリストや匿名の情報源向けの安全な情報共有プラットフォーム。多くのニュースメディアがSecureDropを設置している。(2023/12/13追加)2024年1月アクセス確認済み
MegaTor
MegaTorはシンプルで匿名性の高いファイル共有サービス。無料で比較的高速な点が人気。(2023/12/14追加)2024年1月アクセス確認済み
PrivacyTools
PrivacyToolsはプライバシー保護ツールを紹介する情報サイト。匿名通信やデータセキュリティに関するガイドが充実。(2023/12/15追加)2024年1月アクセス確認済み
Impreza Hosting
Impreza HostingはTorネットワーク上でサイトをホストするためのサービス。個人情報不要で、支払いは暗号通貨に対応。(2023/12/16追加)2024年1月アクセス確認済み



torの歴史

1990年代
onion routingの構想が誕生する。
2004年
8月: 海軍研究所が自由なライセンスでTorのソースコードを公開。日本の掲示板「2ch」にTor関連スレッドが初めて立つ。
10月: Onionちゃんねるが開設され、日本語Tor界の歴史が本格的に始まる。
2006年
The Tor Projectが設立される。
2007年
8月: スウェーデンの研究者が出口ノード運用による通信傍受の実証に成功する。
2008年
1月: Tor Browserの開発が始まる。
2010年
10月: 警視庁内部資料流出事件でTorが利用される。
2012年
6月: パソコン遠隔操作事件が発生し、日本でTorが広く知られるきっかけとなる。
2013年
6月: エドワード・スノーデンがNSAの大量監視を内部告発し、世界的にTorの利用者が増加。日本でも利用者が増える。
8月: 2ちゃんねる個人情報流出事件が起こる。
2015年
9月: 警察が「まじかる☆おにおん」の利用者7名を摘発。
Endchanが開設される。
2016年
11月: Firefoxのゼロデイ脆弱性が発見され、攻撃を受ける。
2018年
2月: コインチェックNEM流出事件が発生する。
6月: ダークウェブ内でサイト「lolitter2」の運営者が逮捕され、初のダークサイト運営者の逮捕事例となる。
11月: 第一次Daniel's Hostingハッキング事件が発生する。
11月4日: ゼロシキサイバーフォーラム 生存確認。
11月17日: 恒心教自殺部 接続不能。
12月10日:俺のメモ帳 オフライン確認。ゼロシキサイバーフォーラム 再度接続不能。
2019年
3月23日: Fresh Onions オフライン化。
3月31日: 小烏丸 接続不能。
6月: gcpipが開設される。
9月1日: ONION Channel(別物) 開設。サイトの構造は本家に似るが偽物との見方も。
10月11日: ONION Channel(別物) 接続不能。
10月: 暗黒ちゃんねるが開設される。
11月: アニオタのメモ帳、OZ-OZ BBSが開設される。
11月13日:
ONEL 管理者の倉田いち朗氏逮捕。
NJCHAT も同時に摘発。
11月15日: Torを利用して児童ポルノを公開した疑いで元漫画家(ONEL NJchatの管理人)が逮捕される【参考: https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1911/15/news040.html】。
12月: 玉葱板、OnionBlogが開設される。
12月1日: 恒心教サイバー部がオフラインになる。
12月29日: 恒心教サイバー部2.0が公開される。
12月30日: Onionちゃんねるがつながらなくなる。
2020年
3月:第二次Daniel's Hosting事件が発生し、一行掲示板とサルモネラが接続不可となる。
hachtech 接続不能。
Torとアングラとサブカルと オフライン確認。
4月: 情報共有コミュニティが開設され、玉葱板が活性化する。
5月: 特殊通信技術研究部隊がTorpress上に開設される。
6月: ダークちゃんねるが開設される。玉葱板が荒れ始め、BLACK板が完全に過疎化。Onionちゃんねるが接続不可となり、FreeBBSとたいやきくんが開設される。gcpipの新鯖が発見される。
7月:Torpressのエラーにより特殊通信技術研究部隊が閉鎖。
玉葱板が閉鎖され、俺のメモ帳の管理人が失踪。これに伴い鯖移転したダークちゃんねるが賑わう。
BLACK板が連投スクリプトによる荒らしを受ける。
俺のメモ帳2 が接続不能に。
8月6日: ダークちゃんねるで大規模な荒らしが発生し、メイン板の全書き込みが消失する。onionrecordが設立され、ダークちゃんねるにTinyIBが設置される。
11月: リンクが増加し、リンク集以外の記事が「アングラサイトの歴史」に移行される。アニオタのメモ帳とBLACK板が閉鎖される。
2021年
1月下旬:BLACK板 オフライン化。BLACK鯖INDEX オフライン化。
5月15日:ONIONちゃんねる V2アドレスの使用終了がTor Projectより発表【参照: https://blog.torproject.org/v2-deprecation-timeline】。
2021年12月18日
4 匿名の名無しさん  2021年12月18日(土) 01時28分06秒
まーくん研究所管理人と最近掲示板で見かける荒らしのまーくんは同一人物ですか
5 匿名の名無しさん  2021年12月18日(土) 01時29分15秒
たいやきって誰ですか
6 匿名の名無しさん  2021年12月19日(日) 14時17分48秒
4
推測ですが、別人物です
7 匿名の名無しさん  2021年12月19日(日) 14時29分54秒
5
一時期、.onionのサイトを運営しKirasenという名前の掲示板を開発し配布していました
彼自身も"HackTech"という技術専門の.onion掲示板を開設しましたが
"HackTech"内にハッカーグループを作るために、本人の技術を誇示する理由で音楽家のサイトをハッキングして、仮想通貨を支払うように脅しました(半分くらいはネタだったと思いますが)。
その後、開発したKirasenに脆弱性が見つかり、攻撃方法が出回り、Twitterのセキュリティクラスタなどからハッキングを受け、HackTechがハッキングされ本人が特定されお縄につきました。
恒心教系の掲示板BLACK2ではメインの掲示板にKirasenが使われています
http://5b7lrclibipnhlrh6gubuvn5yojfmtchthvi2onxaqtc34vje53tldid.onion/
2022年
3月20日:L.A.Chan 閉鎖確認。
匿名チャット 接続不能。
4月8日: ダークウェブでカード情報を入手し高級腕時計を転売した容疑で4人が再逮捕される。
7月6日: 「諏訪子」(https://technicalsuwako.moe/)に関する活動が記録される。
10月8日: jpチャンネルサーバーが落ちているとの報告。
12月4日: アノニマス掲示板やThe Hidden Wikiなどが閲覧不能になる。
2023年
2月12日:アニオタのメモ帳2 接続不能。アニオタのメモ帳2がオフラインになったとの報告。
5月9日: Onionドメインの一覧(https://ja.wikipedia.org/wiki/Onion%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7)が参照される。
2024年
10月5日: うどん屋のサイトが生きていることが確認され、グリーンに戻される。
11月4日:JPちゃんねるv3 接続不能の報告。
JPちゃんねるv3の接続不能が報告される。
関連キーワード: ダークウェブサイトの歴史、Tor Hidden Service、ダークウェブ閉鎖理由、サイト接続状況

掲示板


安全にTorを利用するためのヒント

VPNを使用
Torを使用する際はVPNを併用することで、匿名性がさらに高まります。

信頼できるリンク集を活用
リンクの安全性を確認するため、コミュニティで信頼されているリンク集(例: Ahmia、The Hidden Wiki)を利用しましょう。

最新版のTorブラウザを使用
常に最新バージョンのブラウザを使用して、セキュリティ脆弱性を防ぎます。

よくある質問

Q: 日本語で使える安全な.onionサイトはどれですか?
A: BLACK2リンク集やAhmia、Haystakなどが信頼性の高いサイトとしておすすめです。

Q: Torブラウザはどこでダウンロードできますか?
A: Tor Projectの公式サイト(https://www.torproject.org/)から安全にダウンロードできます。

Q: ダークウェブを利用するのに違法ではありませんか?
A: ダークウェブの利用自体は違法ではありませんが、違法なコンテンツや取引に関与することは法律に反します。



当ページは「日本語」のonion(tor)のリンクに特化したページになっています。海外(英語)のリンクは比較的wikipediaなどのほかのサイトでも充実しているのに対して、日本語のリンク集は比較的少なく、しかもすぐ消えてしまうため、リンクが生きているかどうかがやはり気になるところです。そのため当ページは現在アクセスできるかどうかも含めて、極力記載するよう心掛けております。(アクセス不能については本ページの掲示板もご参照ください。)

torの歩き方目次

掲示板
日本語torリンク集
海外torリンク集
誰でも出来る秘匿サービス
VirtualBoxの導入
Whonixの導入
Whonixの改良
Nginxの導入
Tor秘匿サービスの起動とTorネットワークへの公開
更新履歴

ダークウェブで紹介された匿名性・セキュリティ強化ツールと手法

オンライン活動における匿名性とセキュリティを高めるためのツールや手法は、特にダークウェブやプライバシー意識の高いコミュニティで注目されています。以下では、文章1と文章2に基づき、それらを包括的に解説します。

1. なんJ鉄壁4点セット:Tor+VPN+VirtualBox+Linux系OS
(1) Tor
特徴:
Torは複数のリレーノードを経由して通信を匿名化します。通信経路の匿名性は高いですが、出口ノードでの暗号化が行われていないため、悪意のある出口ノードによる情報漏洩リスクがあります。
用途: 匿名通信やダークウェブへのアクセス。
詳細リンク: Torの仕組み解説
インストール手順: Windows10でのTorブラウザインストール

(2) VPN
特徴:
VPNは通信内容を暗号化し、情報の秘密性を高めます。ただし、VPNサーバー側でログが取得されている場合、秘密性は保証されません。
Tor+VPNの併用: TorとVPNを組み合わせることで、匿名性と秘密性を相互補完します。この手法はネット検閲回避やプライバシー保護に広く活用されています。
例: 某T大学VPNの用途と注意点
(3) VirtualBox(OS仮想化)
特徴:
VirtualBoxはWindows・Mac・Linuxで動作するOS仮想化ソフトウェアで、セキュリティ対策として仮想環境内での操作が推奨されます。
用途: 匿名化ツールや危険性のあるアプリケーションのテスト環境。
詳細リンク: VirtualBoxの活用法
(4) Linux系OS
特徴:
初期はUbuntuが使用されていましたが、現在ではWhonixやTailsが推奨されています。両OSとも常時Tor接続を前提とし、高い匿名性を提供します。
Tails: USBメモリやDVDからのブート起動が可能で、ポータブル性に優れる。
詳細リンク: WhonixやTailsの導入

2. データ保護技術: 暗号化と抹消
(1) HDDの暗号化
推奨ツール:
VeraCrypt: オープンソースで信頼性が高いHDD暗号化ツール。
TrueCrypt(旧版): 現在はVeraCryptに移行。
特徴:
パスワード暗記: 誰にも知られない利点があるが、忘れるリスクがある。
キーファイル利用: 暗号強度が高まるが、物理的な盗難リスクがある。
(2) データ抹消: Gutmannアルゴリズム
特徴:
データを35回上書きすることで、完全消去を実現。使用後にデータが残らないようにするための必須手法。
用途: 廃棄するハードディスクやSSDの安全処理、仮想通貨ウォレット情報の削除。
3. 仮想通貨の匿名性向上ツール
(1) Monero GUIウォレット
特徴:
トランザクションが追跡されにくい暗号通貨Moneroの管理に特化したウォレット。ローカルノードモードで匿名性をさらに高めます。
(2) Wasabi Wallet
特徴:
Bitcoinの匿名性を向上させるウォレット。CoinJoinプロトコルを使用し、複数の取引を混ぜることで追跡を困難にします。
4. ハードウェアセキュリティとBIOSロック
(1) IronKey S1000
特徴:
軍事レベルのハードウェア暗号化USBデバイス。自己破壊モードを搭載しており、不正アクセス時にデータを消去します。
(2) BIOSロック
特徴:
デバイスの起動時にパスワード認証を追加し、物理的な不正アクセスを防ぎます。特に盗難や押収対策として有効。
5. 総合的な匿名性強化手法: VPN+Torの併用
VPN:
IPアドレスを隠し、通信を暗号化。キルスイッチ機能付きのものが推奨されます。

Torブラウザ:
リレーノードを経由することで通信を匿名化し、ダークウェブへのアクセスにも対応。

併用の利点:
VPNで秘密性を確保し、Torで匿名性を強化。両者を併用することでオンライン活動のセキュリティを最大化できます。

6. ダークウェブで注目されるポイント
オンラインの足跡を最小限に抑えること。
データ漏洩や追跡を防ぐための対策を徹底すること。
正しい用途でのみ活用すること。


関連項目(リンク)




Tor用語集


onionちゃんねる
言わずと知れた老舗。今はアクセス不能。その直前までは様々な違法薬物の宣伝だけがなされる廃墟となっていた。

玉葱板
こだっく。★師が運営していた掲示板。2020年7月26日、俺メモと同時に閉鎖。

Black板
恒心教徒が運営するサイバー犯罪系の掲示板。2020年7月ごろから様々なとばっちりで荒らされていたが、

ダークちゃんねる
このWikiと同じドメインに存在する掲示板。管理人が恒心教徒であること*1や玉葱板末期の荒らしが玉葱板閉鎖により大量輸入されたことから、開設から現在まで争いが絶えない。

玉葱農場
8月になってから開設された新しい掲示板。ダークちゃんねるに人が集中しているため過疎気味ではあるが、管理人の対応が比較的迅速であることから荒らしが非常に少ない。

たいやきくんテスト板
たいやきくん氏が掲示板スプリクトを開発、公開するためのテストとして運営している掲示板。ボット確認(キャプチャ)が標準搭載されており、投稿システムが特殊なため連投がしにくく、それでいてゼロちゃんねるに近いUIである。

Endchan /librejp/
板のUIやコメント投稿者の名前がふたばちゃんねるに似ている。クリアネットのSportschanとは親戚。

種族
なんJ民 彡(゚)(゚)
5chのなんでも実況J板からの移民。「ワイ」や「ンゴ」など猛虎弁を使う。関西弁をみかけたら大抵これ。

ケンモメン(ヽ´ん`)
5chのニュース速報(嫌儲)板からの移民。口癖は「ジャップさぁwww」「中世ジャップランド」。ジャァァァァァァッッッッッップゥゥゥゥゥゥwwwwも。

ツイカス
()や画像リプなどツイッターに見られるような語調を使うインターネットNOOB。

中二病初心者クラッカー
クラッキングしたいと言いどんな言語を学べばいいか、どうすればサーバーをクラックできるかを質問するが、サーバー操作に使うbashを知らないなど、基本的なコンピューターの操作ができない。

恒心教徒
とある弁護士の評判を広めることを活動内容とする架空の宗教団体の教徒。「ですを」や「ナリ」といった口調で話すというのは昔の話であり、一人称が「当 職」に変わった猛虎弁で話すのが特徴。逆に「ナリ」「ですを」を多用するのは恒心教徒に成りすました包皮民(後述)であることがある。

ハセカラアンチ/包皮民
恒心教徒と敵対しており、恒心教徒をsageる書き込みや常識のない恒心教徒(「臭芋」とも)に成りすますなどの活動をしている。 恒心教徒の運営する掲示板やその利用者に敵愾心を持っていることがある。

アニ豚
アニメスレに書き込む。趣向は様々な模様。彼らの集まるスレッドは治安が悪い。

ペドフィリアン
ロリコン及びショタコン。専スレにこもっている。

右翼
表の掲示板と比べて投稿が少ない。

自由至上主義者
完全自由主義者、自由意志主義者、リバタリアンともいう。私有財産制と小さな政府を支持し、権力を信用せず、雇用主のために働くことを否定する。右派リバタリアンとは違う。

無政府主義者
アナーキスト、アナキストともいう。共産主義者ではない。共産主義との主な共通点は、私有の生産手段と財産や、階級と搾取、神への信仰を廃絶するべきと考えるところ。主な相違点は、国家をすぐに廃絶するべきと考えるところ。

共産主義者
コミュニストともいう。俺メモスパモン板にスレがたくさん建てられた。マルクスは資本主義による格差の開がりにより、革命が必然的に起こり、全世界が共産主義化すると考えた。

環境主義者
地球環境を心配している。ダークちゃんねるでは、資本主義が環境破壊を促進させている、動物を追い詰めている、プラスチックゴミ問題を重要視するのはよくないことだ、という投稿をした。

GNU/Linux民
GNU/LinuxはWindowsやmacOS、Android、iOSよりプライバシーとセキュリティに優れ、また反権威主義なため、Torユーザーに人気がある。

警察
サイバー課と名乗る者達がTorの掲示板にアクセスし、取り締まっていると考えられる。たまにTorの掲示板の違法児童ポルノ共有者を逮捕する。機械音痴かつネット捜査で大量の冤罪を生み出す無能。

私怨厨
嫌いな一般人の個人情報を晒す。なおいくらTor使っていても現実で面識ある人物を晒せば、交友関係から誰が晒したか容易に特定されるので注意。

とちゃき 01/23/2045 (Sun) 12:34:56 [Preview] No.123456 del

Endchanという英語掲示板にある、ふたばちゃんねる似の日本語板の住民。
123456
"とちゃき"という名前はどこから?
ふたば☆ちゃんねるの"としあき"から生まれたと考えられる
ミーム

共同幻想
国名や人種、法律を含むレスに対し「国家なんて共同幻想 存在しない」「人種なんて共同幻想 存在しない」といった内容のリプライ。元ネタは吉本隆明の共同幻想論。

玉葱(@<)
「玉葱掲示板封鎖されてて玉葱@< @<」のようにに草(www)を玉葱(@<)と書く

〇〇程度で騒ぐな
芸能人が自殺して「芸能人一人自殺した程度で騒ぐな」、コロナウイルススレで「1日200人感染した程度で騒ぐな」、生き物苦手・gatoスレで「猫13匹虐待した程度で騒ぐな」。

神聖六文字
恒心教徒による某弁護士への予告。

ddrks
DuckDuckGoで検索しろカス。ggrks/ググレカスが元になっているが、Google検索はプライバシー的に悪く、Torからの接続にJavaScriptが必要なキャプチャを要求するので、Torユーザーから嫌われ、ddrksと言い換えられるようになった。

その他
日本語Tor界公認アニメ
『Serial Experiments Lain』
日本語Tor界公認図書
吉本隆明『共同幻想論』
カール・マルクス、フリードリヒ・エンゲルス『資本論』
鶴見済『完全自殺マニュアル』
日本語Tor界公認曲
フランス軍歌『玉葱の歌(La chanson de l'oignon)』


Hidden Serviceの探し方


GramsやTorchで日本語の新しいサイトを探すのは難しい。robots.txtでクローリングが制限されていないサイトについてはGoogle検索で「site:onion.to "(日本語の助詞)" -site:xxx.onion.to」などのように探す。ここでxxx.onion.toは検索結果から除外する既知のサイトである。

クロールの制限されているようなサイトや、入り口だけ英語のようなサイトはこの方法では探しにくい。自分でYaCyやWgetを駆使してクローラを作って既存の日本語サイトからのリンクを虱潰しにたどるか、同じ掲示板で連番の規則性がありそうな文字列を変えて探すしかない。例えば上位ディレクトリに上がってリンクを探すことも有効。

日本のHidden Serviceについて

Hidden Serviceの運営は聞きかじっただけの知識でもできる。よって、中の人に大した技術を期待しないほうが良い。日本人がHidden Serviceに集まる目的で、「ちょっとダークな感じにあこがれて」というのを除けば、最も多いのは薬物と児童ポルノである。この2つのコンテンツに関わる人間の知的レベルが低いということは想像に難くない。もちろん情報セキュリティやダークな知識欲のために集まってる層もいるが、全体で見れば極僅かである。

そして知識のある人は見切りをつけて海外の英語のフォーラムに流れていくことになる。なので、当然作る側としてはモチベーションが下がる。Tor板の管理者のやる気のなさを見ればそれは明らかである。この流れを打開するためにはTor全体における日本語話者人口の増加と、有用なサービスの開発をすすめる必要がある。

まず日本語話者人口の増加であるが、この機会は度々訪れる。なぜなら定期的にTorを使った犯罪がテレビで報道されるからである。軽度中二病患者はこういう報道を見るとまずTorをインストールして、使ってみるところまで進む。が、普段のインターネットと比べて格段に重たいのと、わざわざ別のブラウザを使ってまで見たいコンテンツが無い、という理由ですぐに使うのを止めてしまうのである。さらには日本のインターネットコミュニティ全体に蔓延する排他的な空気、意味もなく情報を出し惜しみする自称上級者の存在により、ますますTorを使い続けることのメリットを感じなくなっていく。これは残念なことである。

自分で調べることもせず闇雲に聞くだけ聞いたらいなくなる、といった態度もどうかと思うが、情報を持っている側は相手をTorの世界に留めて人口を増やさなければサービス全体が過疎化していくことにいい加減気づくべきである。新規ユーザを積極的に獲得しなければTorは誰にとっても居心地の悪い場所になってしまうことは間違いない。

第二に、有用なサービスの開発についてであるが、これは時間と技術力を持て余した学生諸兄に大いに期待したい。使っていないPC一つでサービスは構築できる。また、VPSの契約もドメイン割り当てもいらない。16桁のアドレスを漏らさなければ第三者からアクセスされることもない。さらには、普段使っているPCでもサービスは構築できる。この文章のような静的コンテンツのみであれば不正なプログラムを実行されるリスクも少ない。ブログサービスか何かから始めても良いだろう。

また、海外の有名なサービスの多くは利益の追求を目的として行われている。シルクロードは数億円の売上が運営に入っていたと報じられており、その顧客層が流れた現アルファベイも相当分の収益が予想できる。ケチなスマホアプリで一発当てようとするよりも、こちらにビジネスチャンスを見出したほうがよっぽど可能性が高いのでは無いだろうか。

近いうちにHidden Serviceを自前で実行するガイドも書く予定であるが、サービスのアイデアはあるぞ、という諸兄は是非今日からでも始めてみてほしい。

追記:書いた。

誰でも出来る秘匿サービス


まえがき

この文書は匿名で文書を安全に公開する助けになるよう、中学生以上を対象に書かれたものです。わかりにくい点があればそれは筆者の責任です。指摘とフィードバックをお願いします。

基本方針

VirtualBox、Whonix、Nginxを使って仮想マシン上から静的文書を公開するまでを説明します。

VirtualBoxの導入


VirtualBoxはWindows・Mac・Linuxで安定して使える、OSを仮想化するソフトウェアです。以下のリンクを参考にして導入します。リンク先ではVirtualBoxをインストールした後の手順まで書いてありますが、PCにVirtualBoxを導入できさえすればよいので、インストールが完了したら残りはスキップしてください。なお、リンク先のVirtualBoxのバージョンは古い場合があるので、必ず最新のものをインストールしてください。




Whonixの導入


Whonixは今回VirtualBox上で動かす仮想OSです。Whonixに出入りするすべての通信はTorを経由するので、万が一クラッキングを受け侵入されてしまった場合でも、あなたのIPアドレスを直接知ることは難しくなります。


まず、Whonixの公式サイトからWhonixのイメージをダウンロードします。以下の「ダウンロード」ページから「Download Whonix-Gateway」「Download Whonix-Workstation」のリンクを辿ってWhonixゲートウェイとWhonixワークステーションをダウンロードするだけです。




それぞれ2GBと結構重たいので、Torからダウンロードすることは推奨しませんが心配ならTor経由でもよいでしょう。

ダウンロードができたらWhonixをVirtualBoxに導入していきます。基本的にはここにやり方は載っていますが、手順を和訳すると以下のようになります。

VirtualBoxを実行する。

Ctrl-Iでアプライアンスイメージのインポート画面を開く。

ファイルを選択する画面が出てくるので、ダウンロードしたWhonixゲートウェイのイメージファイルを選択してNext/次へを選択。

設定を変えずに、そのままImport/インポートボタンを押す。

ソフトウェアのライセンス契約確認画面が出たらAgree/同意を押す。

インポートされるのを待つ。

インポートが終わったらWhonixワークステーションのイメージに対しても上の操作を繰り返してインポートする。

両方インポートできたら、ゲートウェイ、ワークステーションそれぞれを選択しStartを押す。または右クリックからスタートさせる。これで2つの新しいOSの画面が現れるはずである。

Whonixの改良


Whonixのデフォルトパスワードを変える必要があります。デフォルトユーザ名はuser、パスワードはchangemeです。画面左下の黒い端末ボタン[>_ ]から端末を起動して、以下のコマンドを一行ずつ入力します。

sudo su

# デフォルトパスワードchangemeを入力する。

passwd user

# 新しいパスワードを入力する。

# Ctrl-Dを押してuserに戻る。

Whonixはデフォルトでキーボードが日本語に対応しておらず使いにくいので、キー設定を変える場合は以下のコマンドが必要になります。なお、以下の設定はすべてWhonixワークステーションの方で行います。画面左下の黒い端末ボタンから端末を起動して、以下のコマンドを一行ずつ入力します。なお、以下コマンドを入力すると表現されている箇所はすべてこのようにして起動した端末から行うものとします。

sudo apt-get install -y im-config ibus-mozc fonts-ipafont fonts-vlgothic && sudo apt-get install -y kde-l10n-ja mozc-utils-gui mozc-server ibus-mozc uim-mozc

# パスワードを入力

日本語環境に必要なソフトの導入が完了したら設定を変更していきます。左下の[K]と書かれたスタートボタンを押してkeyboardと入力し、keyboardの設定を開きます。layoutsタブを選択して+Addボタンを押し、japaneseのレイアウトを追加します。言語だけjapaneseを選択すれば残りの項目はデフォルトのままで構いません。OKを押して画面を閉じます。

同様にスタートボタンの検索窓からibus preferencesと入力し、iBus Preferencesを開きます。Input Methodタブを選択してAddボタンを押し、Japaneseの中からMozcを選択します。Addボタンを押したら画面を閉じます。

日本語入力設定を有効化するためにWhonixワークステーションを再起動します。再起動はスタートメニューの中からLeave→Restartで可能です。

Nginxの導入


Nginxはウェブサーバです。以下のコマンドで簡単に導入することができます。

sudo apt-get install -y nginx

# パスワードを入力

ウェブブラウザで早速動作を確認したいところですが、TorブラウザはローカルのIPアドレスにアクセスすることができないので、テスト用にiceweaselというブラウザをインストールします。iceweaselはfirefoxと名前以外全く同じなので、firefoxと同じように使えます。以下のコマンドで導入します。

sudo apt-get install -y iceweasel

# パスワードを入力

端末上でiceweaselと打ってEnterを押すとブラウザが起動します。iceweaselブラウザのロケーションバーにhttp://127.0.0.1/と入力してEnterを押し、何かメッセージが表示されたらnginxの導入は成功しています。

Nginxの設定

ここからはnginxの設定ファイルを書き換えて、より安全に使えるようにしていきます。

以下のコマンドでnginxの設定ファイルを書き換えます。

sudo nano /etc/nginx/nginx.conf

# server_tokens off;

とある行を

server_tokens off;

に書き換える。

server_tokens off;

の行の下に

server_name_in_redirect off;

port_in_redirect off;

を書き加える。

なおnanoはコマンドラインテキストエディタで、Ctrl+O→Enterで変更した部分をファイルに書き込み、Ctrl+Xでプログラムを終了することができます。

書き換えが終わったらコマンドラインから

sudo service nginx restart

でサーバを再起動します。エラーが出なければ成功です。

コンテンツの編集と確認

まず以下のコマンドで公開用ディレクトリの権限を自分が編集できるように変えます。また、不要なファイルは消しておきます。

sudo chown user:user -R /var/www/html/

rm /var/www/html/*

その後、次のコマンドで/var/www/html/index.htmlを作成し、編集します。

nano /var/www/html/index.html # 何か好きなことを書く

iceweaselブラウザのロケーションバーにhttp://127.0.0.1/index.htmlと入力してEnterを押し、書いたものが表示されたら成功しています。今ファイルを置いたフォルダー/var/www/html/配下に置かれたファイルに、以下のURLでアクセスできるようになります。

例: /var/www/html/my/folder/hoge.txt にテキストファイルを置いた場合 http://127.0.0.1/my/folder/hoge.txt からアクセスできるはずです。

Tor秘匿サービスの起動とTorネットワークへの公開


このセクションでははじめに、WhonixワークステーションではなくWhonixゲートウェイの方で作業します。Whonixゲートウェイの方でもキーボードが使いにくいと感じる場合、Whonixワークステーションと同じように日本語環境を入れておきます。

次のようなコマンドをWhonixゲートウェイの端末に入力します。

sudo su

# 初期パスワードはchangeme

nano /etc/tor/torrc

以下のように設定ファイルtorrcを編集します。

/etc/tor/torrc

の最後の行の下に以下の2行を追加します。

HiddenServiceDir /var/lib/tor/hidden_service/

HiddenServicePort 80 10.152.152.11:80

その後次のようなコマンドをWhonixゲートウェイの端末に入力します。

sudo service tor restart

sudo cat /var/lib/tor/hidden_service/hostname

エラーメッセージが表示されず、onionドメインが表示されれば再起動に成功しています。これでonionサイトはTorネットワークからトラフィックを受信する準備が出来ました。実際にアクセスできるか試してみましょう。

Whonixワークステーションの中で左下の地球儀ボタンをクリックしてTorブラウザを起動します。ロケーションバーにWhonixゲートウェイの端末に表示されたonionドメインを入力します。もしあなたのWebページが表示されれば成功です。表示されない場合はTorネットワークの不調かもしれません。30分ほど時間をおいてアクセスしてみてください。30分経って更新してもアクセスできない場合、設定ミスの可能性が高いです。

公開の中止・プログラムの削除

次のようなコマンドをWhonixゲートウェイの端末に入力します。

sudo su

nano /etc/tor/torrc

以下のように設定ファイルtorrcを編集します。

/etc/tor/torrc

の最後の2行の行頭に#を挿入します。

# HiddenServiceDir /var/lib/tor/hidden_service/

# HiddenServicePort 80 10.152.152.11:80

その後次のようなコマンドをWhonixゲートウェイの端末に入力します。

sudo service tor restart

エラーメッセージが表示されなければ再起動に成功しています。これでonionサイトはTorネットワークからトラフィックを受信しなくなります。実際にアクセスできないか試してみましょう。

また、Whonix自体を完全に削除するにはゲートウェイとワークステーション両方をシャットダウンしたうえで、VirtualBoxの設定画面で2つの仮想マシンをそれぞれ右クリックして削除を選択します。VirtualBox自体の削除は各OSの標準的な削除方法に準じます。

追記・注意

Whonixゲートウェイ、ワークステーションともにアップデートが必要です、というメッセージが表示される場合があります。その場合必ず指示に従いましょう。

このドキュメントで扱ったのは静的ファイルのサービスのみです。PHPなどのスクリプトを実行することはできませんし、またメンテナンスする自信がない場合推奨もできません。

このドキュメントの方法に従えば、普段使っているPCであってもサーバとして比較的安全に使うことができます。しかし生活リズムなどからの特定を防ぐためにも、別のPCを1台用意してサーバ用に運用すべきです。

Whonixゲートウェイは256MBのメモリでも十分動くので、もったいないと感じたらVirtualBoxの設定画面からメモリ割り当ての量を減らすとよいでしょう。

Whonixワークステーションの中で編集したものを外側のホストOS(VirtualBoxを動かしているOS)と共有したい場合、VirtualBoxの設定画面から共有の設定をすることができます。またクリップボード(コピペの内容)をWhonixワークステーションとホストOSで共有することもできます。

秘匿サービスはTorネットワークに公開しただけで他の人に見られてしまうわけではありません。アドレスを知っている相手だけがアクセスすることができます。設定内容に不安がある場合などは信頼できる相手にだけアドレスを教えるとよいでしょう。全世界に公開しても大丈夫だと思ったら、https://ahmia.fi/add/などに登録することで、サービスの存在を広く知らしめることができます。

参考



The Hidden Wikiとは?


The Hidden Wiki(ザ・ヒドゥン・ウィキ)は、Torネットワーク上に存在するディレクトリ型のWikiサイトであり、.onionドメインのウェブサイトへのリンク集です。通常の検索エンジン(Googleなど)ではアクセスできない「ダークウェブ」にあるサイトを紹介するガイド的な役割を持っています。

主な特徴


項目 内容
匿名性 Torブラウザを利用することで、匿名でアクセス可能。閲覧者も運営者も匿名性が確保される。
リンク集 .onionドメインのサイト(匿名掲示板、メールサービス、匿名マーケットなど)へのリンクを掲載。
編集可能 初期はMediaWikiで運用され、誰でも編集できる形式だった。現在もWiki形式で運営されているものがある。
鏡サイト(ミラー) オリジナルのHidden Wikiはたびたび削除されるため、複数のミラーサイトが存在。内容に違いもある。

掲載されるサイトの例


※以下の情報は教育目的のものであり、違法行為を助長するものではありません。

サイトのカテゴリ 内容の一例
マーケットプレイス ドラッグ、偽造品、ハッキングツールなど(例:かつて存在した「Silk Road」)
フォーラム/掲示板 匿名でやり取りできる掲示板(Q&A、犯罪的な話題もあり)
メールサービス 匿名性の高いメールサービス(ProtonMail、SecMailなど)
ジャーナリズム支援 内部告発者のための安全な情報提供先(例:SecureDrop)

危険性・注意点


違法コンテンツが多い
 - 麻薬、児童ポルノ、詐欺情報など違法なものへのリンクも含まれる。
フィッシング・マルウェアの危険
 - 偽のリンクに誘導され、個人情報や仮想通貨を盗まれる被害も。
アクセスだけで監視対象になることも
 - 特定の国では、Torやダークウェブの使用自体が監視対象になる可能性がある。
信頼性が極めて低い
 - 詐欺サイトも多く、表示される情報が正確である保証はない。

アクセス方法(教育目的での解説)


https://www.torproject.org/ からTor Browserをダウンロード。

Tor Browserを起動し、Hidden WikiのURL(ミラーサイト含む)を入力。
 - 「Hidden Wiki onion address」で検索すればミラーが見つかる。

サイトにアクセス。

正当な利用例

ジャーナリストや活動家が匿名で情報を発信・受信するための手段。
内部告発者の通報先としてのプラットフォーム(例:WikiLeaksなど)。
インターネットの自由に関する研究や学術目的での調査。

Hidden Wiki ミラーサイト一覧(.onionアドレス)


''以下は Tor ブラウザでのみアクセス可能です。通常のブラウザでは開けません。''

名称 .onion アドレス 備考
The Hidden Wiki(本家系) zqktlwi4fecvo6ri.onion 初期に有名だったアドレス。現在アクセス不可のことが多い。
The Official Hidden Wiki wikitjerrta4qgz4.onion 比較的新しいミラー。信頼性は不明。
Hidden Wiki (ミラー) hiddenwikitor.org .onionリンクの紹介サイト。リンクが本物かは要確認。
Deep Web Links deepwikikg6ow26s.onion Hidden Wikiと似た構成。
The New Hidden Wiki newhiddenwiki.org onionリンクをまとめたクリアウェブの中継サイト。

注意事項

.onionリンクは非常に変わりやすいため、アクセスできない場合は複数のソースで確認する必要があります。
信頼できる掲示板(例:Dreadなど)で最新のミラー情報が出ていることがあります。
「Hidden Wiki onion link 2025」などで検索しても、偽サイトに誘導されることがあるため、慎重に。

安全に調査を行うには


Torブラウザの最新版を使うことNoScriptなどのセキュリティアドオンを有効化する
仮想マシンまたはライブOS(Tailsなど)での実行を推奨
絶対に個人情報を入力しない/マウスクリックも慎重に
HTTPS接続がないページではデータ送信はしない
ご希望であれば、カテゴリ別(マーケット、掲示板、メールなど)のリンク一覧も@wiki形式で作成できます。必要でしたらお知らせください。
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最終更新:2025年06月01日 17:41