精神的自傷行為

精神的自傷行為について考えてみる。
合わない人とわざわざ自分から仲良くする。やりたくない仕事を無理してやる。聞きたくない話を自分から掘り下げる。見たくないものを自分から見に行く。仲のいい人と縁を切る。好きな人に嫌われることをする。苦しい時に誰にも頼らない。楽しい時に何もしない。
結果的に悪い方向に向かって自己嫌悪やらなんやらで精神状態が悪くなるなら,それらは全て精神的自傷行為といえる。

シミュレーテッドリアリティ

シミュレーテッドリアリティ思考の者は、まず普通の選択肢を選び普通の成功をする、ということを、当たり前の退屈なこと、と捉える傾向にある。
故に、別の選択肢が精神的自傷行為になるものだとわかったり、成功率が低ければ低いことを知ったりするほど、それを選んででも成功するのかを、試したくなる。

そして、失敗したら、安心する。

なのであれば、むしろ失敗して安心するのでは無く、失敗に追い込まれた状況こそ、最も視野が広がるのではないか。

つまり「確実に失敗する選択肢の後に正解を選ぶ」のがシミュレーテッドリアリティ思考の真骨頂

シミュレーテッドリアリティに見る人狼プレイヤー

さて、これを人狼に転用する方法を考える。
「あえて失敗する選択肢として、提案をする」、「成功率の低いことを選ばせる」。
"失敗する可能性"や、"デメリットの重さ"。
これが、シミュレーテッドリアリティ思考の者には、極めて魅力的に映る。

上手く利用できないか。


実践例

https://ruru-jinro.net/log5/log477810.html
この村の狼、三日目霊能追加はまさにシュミレーテッドリアリティ思考が顕著に出たと言える。

シミュレーテッドリアリティ論の人狼への利用

上記の例を、ほかの状況にも上手く転用して、新しい戦術として活用できないか。

つまり、"失敗する選択肢を選ばせる"ところまでは味方に引き込み、そのあと"正解を選ぶ前に"吊り殺す。

これを成功させるには、まず、シミュレーテッドリアリティ思考が強いプレイヤーを見分けなければならない。間違って普通のプレイヤーを噛むと、せっかく流されやすい村人を、噛みで殺してしまうことになる。

このシミュレーテッドリアリティを利用した考え方は、占い師/狩人の場合に、狼の噛み筋を誘導するのにも転用できそうだ。

執筆 イビサ



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最終更新:2019年11月14日 01:32