さて、これからどうしたものか?
久しぶりに自分の能力を開放しようとした矢先にこんな場所へ連れて来られたのは不快だ。


  •  ・ ・これが殺し合いのゲームの場でなかったらの話であるがな!!


そう、現在は冷静な表情を保っているが内心はうずうずしている。
早く人を殺したい!早く人の苦しむ表情を見たい!!
先ほど名簿を見たが自分を含め88人もの人がこの場で殺し合いをやっているらしい。
しかもこの場には、ボスから殺害命令が出ているブチャラティチームの面々がいる。
その上俺の支給品はビデオカメラと48時間分のテープ、そして拳銃だ。
荒木はなんて気が利いている奴なのだろう!
奴の正体や、この殺し合いについての疑問などとっくに頭から飛んで行った、
今の俺にある思考は『いかにこのゲームを楽しむか?』その一点である。
唯一の不満は俺も参加者ではなく、主催者として荒木と共に参加者の苦悶の表情を見たいということだ。
まぁ、自分で表情を“加工”してやるのも乙なものであるからその辺は気にしないでおこう。

そこまで考えてふと気が付いた。
『荒木は俺たちの行動を観察しているのではないか?』
よく考えれば当たり前のことであろう。
参加者を会場に置いて、「後はご自由にやってくださいね」
これではあまりにお粗末すぎるではないだろうか?
つまり、荒木は確実に俺たちを観察する方法を持っている。
その方法がスタンドか機械であるかは分からないが、おそらく荒木には俺たちの行動が筒抜けなはずだ。

普通の人間ならここまで考えたところで驚き、怯えるはずだ。
しかし、この狂人は全く別の方向に感情のベクトルが向いた。

荒木は俺たちを観察しているならその情報は確実に荒木の手元に残る!
優勝して奴と会った時にその記録をくれと要求できないだろうか?
いや!確実にできるはずだ!
あぁ、本当にこのゲームに参加できてよかった!
ゲームの最中は私が絶望を振り撒いて、ゲームが終わったらセッコとこのゲームの記録を見よう。
この俺も、流石に殺し合いというシチュエーションで人の絶望を見るのは初めてだ!
さて、この参加者達はどんな絶望の表情を見せてくれるのかな?


緑色の悪魔『チョコラータ』が深夜の海岸を闊歩する。
その姿は、まるで自分がこのゲームの支配者であるといっているようであった。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





さて、これからどうしたものか?
荒木のスタンドやらが気になったが、今はそれを考察する時ではない。
自分のスタンドは正直なところ戦闘向きとは言い難い。
この殺し合いで生き残れるか?と聞かれたら間違いなくNOだろう。
仕方ないので支給品を漁ってみる。

こ、これは!?

ディバッグの中に入っていた支給品を見て私は自分の幸福に感謝した。
『写真つき名簿』数ある支給品の中でも当たりの部類であろう。

更に漁ってゆくとテキーラとコップを見つけた。

私は今の支給品と自分のスタンド能力を考慮して、生き残るのに最善の手を考える。
そして私は一つの答えに辿り着いた。
いつも道理にやっていくのがベストである。

そう、私の作戦は『支給品を餌にして相手の魂と支給品を奪う』事である。
多少危険な賭けになるが、とりあえず有力な武器を手に入れるためにはこれをやるしかないのだろう。

しかし、まさかDIO様が参加しているとは思わなかった。
普段とは違う格好をしていたがあの顔は間違いなく彼のものだ。
それに空条承太郎、奴は一気に年を取った気がする。

まぁ、そんなことを気にしていても仕方がないか。
そちらに関しては暫く保留して、今は武器を得る事に専念しよう。
どこへ行くか?
それは愚問だ。
今私がいるのは厚く氷の張った海。
つまり必然的にむこうの海岸へと向かう事になる。
こうして私『ダニエル・J・ダービー』は寒さに震えながらも海岸を目指して歩き出した。



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先に気が付いたのはどちらだか分からない。
しかし、先に声をかけたのはダービーの方であった。
「おい、そこの君。」
怪訝そうな顔でダービーを見るチョコラータ。
「なんだ?」
ぶっきらぼうに返しつつも相手への対応を考えるチョコラータ。
このまま戦闘を行ってもいいが、相手の能力が分からないのに下手に行くのは得策ではない。
不意打ちをせずにわざわざ話しかけてくる奴が殺し合いに乗っているとは考えにくい。
そうしてチョコラータの脳は『様子見』という無難な判断を下した。


「いや、すまないね。
 実はこのゲームに参加させられたのはいいんだが、私のスタンド能力は少々特殊でね。
 仕方がないから何か自衛のために武器が欲しいんだ。
 しかし、普通に武器をよこせと言っても君は応じないだろ?
 だから少々賭けをしたいんだ。どうだい?」

「賭けをしようと言われて大事な支給品をホイホイ賭ける馬鹿がいると思うか?」

「そういうと思ったよ、しかし私の支給品を見れば考えが変わるんじゃないかな?
 あ、そうそう。私を殺して支給品を奪おうとはしない方がいい。
 私のスタンドは特殊といったが、その能力は私が死ぬ瞬間に私を殺した奴への恨みをエネルギーを元に発現して
 小型のブラックホールのようなものを作るというものだ。
 発現したらまず半径50Mは消し飛ぶかな?こればっかりは死なないと分からないな。」

口からでまかせである、しかしチョコラータには心当たりが痛いほどあるのでその嘘を見破る事はできなかった。

(こいつっ!?カルネと同じタイプのスタンド使いか!!チッ、厄介な相手だな)

心中の焦りを必死で隠してポーカーフェイスでダービーに再度質問をするチョコラータ。

「で、そのとっておきの支給品は何なんだ?」
「ふふふっ、私の支給品はこれさ『チョコラータ君』。」



自分の名前を呼ばれた事に一瞬驚いたものの支給品を見て納得する。

「『顔写真付きの名簿』か…なるほど、確かにこれは便利なアイテムだな。」
「そうだろ?で、どうだい?私の賭けに乗ってくれるのかい?」

ダービーを殺す事を考えるチョコラータ、しかし死んだら発動するというスタンドの存在が彼の心の中を揺さぶり続ける。
自分が既にダービーの掌に乗せられかけているという自覚はある。
しかし、少々危険な賭けに乗ってでもあの名簿には手に入れるだけの価値はあるのではないだろうか?
自分の支給品は拳銃とビデオ。
これと『顔写真付きの名簿』を比べてみる。
拳銃を失った分は『グリーンディ』で補えばいいし、ビデオも荒木が撮っている物があるはずだ。
乗る、俺はこの賭けに乗るぞ!!

「よし、じゃあその賭けに乗らせてもらおうか。」
「グッド!!」
ここで最も重要な事を思い出す。どうやら俺は相当焦っていたみたいだな。

「ところで、この賭けのルールの方はどうするんだい?」
「ルールは至ってシンプルさ。チョコラータ君、君は表面張力を知っているかい?
 今からコップにテキーラを注ぐから、そこに一人一枚ずつ交互にコインを入れていってテキーラが溢れたら負け。簡単だろう?」
「分かった、ついでにコインとカップを確認させてもらってもいいか?」
「あぁどうぞ、好きなだけ確認してくれ。。」
そう言って、コップとスタンドが出したコイン大のチップをチョコラータに渡す。
当然私の能力を明かしてない今はコインはディバッグの中でこっそり作った。

「いきなりだがチョコラータ君、私はギャンブルと言うのはプライド、富、名誉といった自分の『魂』を賭けているようなものだと思うのだよ。
 どうだい?君は『君の魂』を賭けてくれるのかい?」
「あぁ、俺は自分の『魂』を賭けよう。」

よし!これでコイツの魂は私の掌の上だ!!
内心ほくそ笑みつつ、私は水平な岩の上にコップを置き、テキーラをなみなみと注いだ。
さぁ、ギャンブル開始だ!!


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一枚目、まだまだ余裕のあるチョコラータは普通にコインをテキーラへと落とす。
二枚目、ダービーも余裕を見せて、躊躇なくコインを入れた。
こうして交互に三枚、四枚、五枚、六枚と入れていって、四回目のチョコラータの番が回ってくる。

そこで今まで沈黙を保っていたダービーがふと声を掛けてきた。
「すまないねチョコラータ君、実は君に大きな嘘をついていたんだ。」
いきなり何だ?
この状況で賭けを中断するなんて提案はありえないはず、では一体ヤツの狙いは何なんだ?

「いや、私のスタンド能力なんだがね、実は死んだら発動する能力なんてないんだよ。
私の真の能力は賭けで負けた相手をコインにすることなんだ。」
何だそれは?ブラフのつもりか?
いや、この発言はヤツのメリットには成りえない。
何故なら私がヤツを殺していないのはヤツの能力が厄介過ぎるからだ!!
このタイミングで言ったら、相手が乗っているやつだった場合間違いなく殺される!
なら何故このタイミングで?

「今君は私を殺そうと考えてないかい?」     
!?こちらの考えを読まれている!!
いや、落ち着け!ヤツは勘でいったに過ぎない。
「私を殺すのも有りだが、 それはオススメしないね。
私のスタンド『オシリス神』はゲームを途中で降りた場合も相手の負けだと認識してしまうんだが、
私に危害を加えたときも『オシリス神』は君がゲームを降りたと判断してしまうんだよね。
つまり君が無事に帰りたいならこのゲームで私に勝つしか無いのだよ!!」
自分の嘘を自白しつつも新たな嘘を重ねるダービー。
しかし、すっかり焦ってしまったチョコラータはこの嘘を見破れずにーー



はっ、はめられた!糞っ、どうする!?
とにかく落ち着け、落ち着いて入れればまだ一枚はギリギリ入る!
だが後二枚入ると思うか?いや、入るわけがない!!
よし、入れてやる!入れてやるぞ!!
「チョコラータ君、大丈夫かい?随分手が震えているよ?」
「黙れっ!!気が散る!!!」
落ち着け!これで勝ったら名簿が手に入る。
そしたらこいつをブチ殺して少し休もう。
名簿を見ながらそいつらの顔が苦痛に染まるのを見るのも乙だな。
こう考えた途端に俺は自分が驚くぐらい冷静になった。

七枚目は一瞬水面を揺らしたものの、それはすぐにおさまる。

「ほぅ、驚いた。中々やるのだねチョコラータ君。」
自分のピンチが分かっていないのか、ヤツが悠長に俺に話しかけてくる。
今は言わせておいてやる!貴様がテキーラをコップから溢れさせたときが最後だ!!

そう思っていたのにダービーは八枚目のコインをアッサリと入れた。
(なにいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!?
あの状態から入れただとぉ!?         
ヤツめ!一体どんなイカサマを使ったんだ!!?)  
(食糧のパンにテキーラを染み込ませた。
初めてなので加減を間違えてしまったがパンの吸水力は完全に覚えた。
…しかしこいつの精神力は侮れない。少し揺さぶりをかけるか。)

「チョコラータ君、一つだけいいことを教えよう、『バレなければイカサマではない』わかったかね?」
「き、貴様ぁ!!」
ここへ来て、自分がイカサマをしたことをあっさりと白状するダービー。
よくよく見れば、まだコイン一枚位なら入りそうな気がする。
しかし入れたところで何になるのだ?
俺が入れても奴は再びイカサマをしてコインを入れるのだろう。
そうなった場合、どちらが負けるかは明白な事だ。
何とか、何とかして奴のイカサマを止めなければ……

「少し、少し時間を貰えないか?」
「あぁ、結構だよチョコラータ君。
 しかし時間が経てば酒が蒸発するなんて期待をするんじゃないよ。」





どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?
どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?
どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?どうする?


負けたら?    


『死』だ


死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくないもっと殺したい死にたくない死にたくない死にたくない
死にたくない死にたくない人の苦しむ様を見たい死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない
死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





ふふふ。
彼の心は夏場に放置されてすっかり腐りきったトマトのように、今にも崩れそうじゃないか。
とりあえず拳銃を手に入れることには成功しそうだな。

にやけたいやらしい顔を見せるダービー。
しかし、彼は見た。
先ほどまで憔悴しきっていたチョコラータの顔が変化したのを。
彼の目が、腐ったドブの様な色をしながらも不思議な光を放っている事も――――




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




暗く落ちていったチョコラータの心。
彼の心は後一歩で敗北を認めてしまうという所まで追い詰められている。
だが、それでも彼の心は敗北の道を選ぼうとはしなかった。
この執念が実り、彼の頭の中に言葉が響き渡る。
その言葉はチョコラータの心の闇を吹き飛ばし、彼の心に再び黒い炎がともった。


勝利を確信したチョコラータは細心の注意を払いつつ、8枚目のコインを入れる。
水かさが増し、水面が危うげに揺れる。
それでもチョコラータには不安というものが一切なかった―――

コインが沈んで暫らくした後、水面は元の静けさを取り戻す。

(本当に大した精神力だよチョコラータ君。
でも精神力では物理的限界を突破する事が不可能なのだよ!!)

ダービーが慎重に、自分のコインが入った後は塵一つ入らなくなるような絶妙な量を吸い取るためにパンの大きさを調節する。
そして彼がパンでテキーラを吸いつつも、9枚目のコインを投下しようと自分の右手を『上から下に』動かした瞬間―――


突如彼の右手に激痛が走り、ダービーはコインを落としてしまう。


(し、しまった!!)
彼がそう思ったときには既に手遅れで、彼の手から離れって言ったコインは重力にしたがって……
見事にテキーラに着水してテキーラをコップの外へぶちまけさせた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


チョコラータがこの土壇場でひらめいた事、それは
『イカサマの種が分からないなら、いっそイカサマは無視しよう』ということであった。
しかし、次にイカサマをされたら負けるのは火を見るよりも明らかである。
だからチョコラータはダービーがどのようなイカサマをしても彼が失敗する方法、
つまり、グリーンディで相手の手からコインを落とさせるという手段を選んだのだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

「さて、どうやらこの賭けは俺の勝ちらしいな。
では名簿を渡してもらおう。」

負けた瞬間ダービーは自分の死を確信した。
しかし、チョコラータは自分を殺さないらしい。ダービーはその事に安堵する。
(どうやらこいつはゲームに乗っているわけじゃないらしいな……本当に助かった)
彼はこの悪魔に対して勘違いをしている。
彼は『殺さなかった』のではなく『殺せなかった』のだ。

だがそれに気が付かないダービーはチョコラータに名簿を渡す。
すると、チョコラータはスタンドを発動させてダービーの右腕を掴み――――


     無理やり捻じ切る形でダービーの右腕をもぎ取った。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


チョコラータがダービーに出さなかったのには理由がある。
ダービーの言った『ゲームの終了』のタイミングが、酒を零すまでか
相手に支給品を渡すまでか今一判断し辛かったということだ。
ゲームで勝ったのに魂を奪われてしまったら馬鹿らしい。
そう思ってチョコラータははっきりとゲームが終わるまで待ち続けたのであった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




ダービーが無くなった右腕を左腕でおさえて床を転がる。
しかし、腕を切断した割には出血が少ない。
何故ならグリーンディの黴が傷口に張り付いて止血しているからだ。
そして緑色の怪物がダービーの左足を……無理矢理引きちぎった!


痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
やめてくれ!いっそ殺してくれ!!


断面についた黴が彼の肉を徐々に侵食してゆく。
チョコラータは嬉々とした様子で、自分のディバッグからビデオを取り出して撮影を始めた。

その歓喜の表情を見てダービーはぞっとする。
自分の主DIOにも十分な闇があった。
だが、DIOは溢れるカリスマという光でその闇を覆い隠していた。
しかしこいつにはそれが無い。
こいつから見えるのは吐き気を催す様な邪悪のみだ!

そう思った瞬間自分の右足が喪失した感覚。
そしてその断面に異物が纏わりつく感じがして数秒後。
彼は切断の痛みと、傷口を抉られる痛みを同時に味わう事になる。
激痛のなかで彼はふと思った。

何故自分は死ぬ所か気絶すらできないのだろうか?

だがその疑問に関して彼がこれ以上考える事はできなかった。
ついにチョコラータによって残った右腕も奪われてしまったからだ。


こうして天才ギャンブラーダービーのギャンブル人生は終わってしまった。
なのに、それでも彼の人生が終わりを迎える気配は全くない。
いや、チョコラータが終わりを迎えさせてくれないのだ。
――気絶さえ許されない地獄が終わりを告げたとき、ダービーは既に人としての原型を失っていた。
それでも彼は死ねないし、気絶もできない。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「さよなら、偉大なギャンブラー。
 結局君のイカサマは見破れずに終わってしまったな…
 だからそれに敬意を表して『命だけは』取らずにおいたよ。

 くくくっ、はっははははははははははははっははははははははははははははははああああああ。」

嫌味たっぷりにいい捨てた後、ダービーのディバッグを持って笑いながらダービーに終わりを告げた悪魔。


彼は行く、この殺し合いを楽しみながら堂々と。
次の獲物を求めて―――――――



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~





【C-10 無人島/1日目 深夜】

【チョコラータ】
[時間軸]:本編登場直前
[状態]:最高にハイ
[装備]:ミスタの拳銃、
[道具]:顔写真付き参加者名簿、チョコラータのビデオカメラとテープ(テープは原作になし)
    支給品一式(ランダム支給品はなし)×2
[思考・状況]
基本行動方針:殺し合いを楽しむ
1、さてどこに行こうか?
2、適当なところで休んで名簿をチェックしたい
3、優勝して荒木にロワの記録をもらう
※チョコラータの進路は後の作者様にお任せします。
※グリーンディの制限に関しても後の作者様に(ry
※参加者が荒木に監視されている事に気が付きました(というよりは彼の都合のいい妄想です)



【ダニエル・J・ダービー】
[時間軸]:本編登場前
[状態]:満身創痍
[装備]:なし
[道具]:なし
[思考・状況]
基本行動方針:できればもう死にたい
1、イタイイタイイタイイタイイタイ
2、痛みでまともな思考ができない


※ダービーの傷は半日放置されたら死ぬ程度のものです
※会話が可能か? 
 五感がまともに働くか?は後の作者s(ry

投下順で読む


時系列順で読む


キャラを追って読む

ダニエル・J・ダービー 47:死刑執行中パニック進行中
チョコラータ 43:苦悩する者させる者

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最終更新:2008年08月14日 17:24