いつの間にか、歩みを止めてしまっていた。
 何者かの気配に身体が自然と警戒したわけではない。
 街灯が遠くなった狭い路地裏に自分以外の生命の息遣いはなく、黒絹の夜空には無数の穴が開いているかのように星が瞬いていた。 
 そもそも行く当てもないのに、どこへ向かおうとしていたのか。
 歩き続ければどこからか千帆が現れ、『先輩』と邪気のない笑顔を覗かせるとでも?

「なにを期待しているんだ」

 呟いた言葉でさえ自分が平常心を失っている象徴のように思え、急に馬鹿らしくなった。
 デイパックの中身を確認もせず、ここがどこかもわからないのに歩き続けていたなんて、それこそ愚行だ。
 そのまま物陰に隠れるようにして琢馬は息を吐く。
 デイパックを下ろし、思いのほか肩が強張っていることを実感した。


――あの男の望んだように、千帆を助けることは、成し遂げた復讐をふいにすることにあたるだろうか。


 気が付けばそのことばかりを考えている。

 元より、あの男が人間として最底辺の存在ではないからこそ成り立つ復讐だった。
 あの男が金にしか興味のない、人との繋がりを完全に絶っている男だったのならば、俺の復讐は成立しなかった。
 あの男は、母が自分に与えてくれた感情と同じものを、自分の娘に対して抱いていた。
 この本がなければ、一生理解し得なかったかもしれない感情だった。

『愛情』

 親から子へ。子から親へ。人から人へ。
 俺は母からその感情を与えられた。
 もしこの感情を実体験として知り得なければ、違う手段の復讐しか思いつかなかっただろう。

 絶命する瞬間、あの男は知っていたのだろうか。
 娘の体内に宿った新たな命を。
 最期の願いを告げた相手の抱いていた本心を。

 俺の顔と名前を正しく認識していた。ゆえに母とは違い『時間のずれ』のようなものは俺と数時間以内だったはずだろう。
 その数時間の間に、あの男はどんな感情を抱いたのだろう。
 あるいは迎え入れた男が何者かも知る直前の、ある種幸福な時間から一瞬で引導を渡されたのかもしれない。
 千帆があの男に直接働きかけずとも、愛娘の宿した命『宿命』に打ちひしがれていたはずだった。
 あの男はすでにすべてを知っていたのかもしれない。あるいはそうでないかもしれない。
 真相はもう確認しようがない。あの男は死んだのだから。

 逃れようのない死を待つそのわずかな時間。
 あの男は娘の生存に希望を見出していたのだろうか。
 千帆の存在は、あの男の絶望に穿つ一点の光だったのだろうか。
 あるいは、真相──息子の復讐──を、知ってなお、あの男の『愛情』は自らの死の恐怖を凌駕していたのだろうか。



 腕には母の重みがまだ残っていた。
 ビルの谷間で拾い上げた白骨は片手でつまみあげられるほど、ちっぽけで軽かったというのに。
 母は『生きて』いた。
 返り血でべたついていても、その手は自分と同じ、血が通い肉がついた『人』の手をしていた。

 殺すほどに憎みきった男の娘を救うことを母は望むだろうか。
 千帆は一般的な女子と変わりなく父親を愛していた。
 無知で、夢見がちで、両親の離婚を除けば絵に描いたように幸せな女子高生だった。
 大神照彦の遺伝子を受け継ぐ娘を母は……。

「それは、問題じゃない」

 母は俺を愛していた。あの男の遺伝子を受け継ぐ息子を。


 俺は母の復讐を代わりに遂げようとしていた。
 だが、母そのものではなかった。

 復讐は、母が果たした。
 俺は母の仇を討つために生きてきた。
 母が満足だというのならば、俺の目的も達成されたと言える。
 それが望んだ形ではないとしても。
 母への愛情を俺自身のエゴと誰にののしられようとも、母に否定されるような真似だけは絶対に犯してはならない。
 それは自分の生を否定することのみならず、母の生を否定することだった。


――頭痛がおきそうだ……。


 もし、母がその手であの男を殺したことで、すべてが精算されるのならば、最も不幸なのは、千帆だ。
 利用され裏切られたあげく、不必要になってしまったピース。
 彼女が自分と同じ認識を持つ、『現実』の彼女であればの話だが。
 母や、ホールで見た『すでに死んでいるはずの人間』が証明するように、ここではなにか得体の知れないことが起こっている。
 もしも過去と現在の区別がなくなってしまっているであれば、大神照彦が見たと証言した千帆はなにも知らず、俺にまだ出会う前の千帆なのかもしれない。
 俺は、そう願っていることも、認めざるを得ない。
 千帆がこの場にいなければ、千帆だけが救われるべき資格を持たないのであれば、なにも迷わずにすんだはずだ。


 憎み続けてきた大神照彦の娘。
 俺自身と血を分けた妹。


 千帆の生存は大神照彦の絶望を消し、母の正当な復讐を無益なものとしてしまうだろうか。
 あるいは、千帆の不幸に見合うだけの救いは、俺の、彼女を妹として愛する兄としての義務なのだろうか。
 彼女が俺の復讐に利用される前の無知な少女だとしても、彼女を見捨ててしまうことは、『俺』自身が望むことなのだろうか。

 首飾りを細い首にまわし、二度と会うことはないと思いつつ彼女に手を振った。
 あの時の感情も『本』には克明に記載されている。
 読み返してみれば、今現在自動書記され続けている箇所と、同じような文章かもしれない。

 デイパックの中を漁る手はいつの間にか止まっていた。
 自嘲的な笑みが琢馬の口元を歪める。
 大神照彦の足元にデイパックを放置したままだった。
 ふと、そんなことを思い出していた。



 * * *




「刺殺、か……」

 血だらけで横たわった男を検分しウェザー・リポートが呟く。
 彼自身、右半身に突傷を負い、裂けた衣服から出血の跡が覗いていた。

「凶器は……見あたらないが、デイパックを残していくほどに襲撃者は焦っていた。
 あるいは血の匂いを放つデイパックはいらぬ疑惑を呼ぶと考え放置していったか……」

 男の傷口から溢れ出した血が雨水と混じり石畳の地面を濡らしている。
 放置されたデイパックは上下から血を吸い、持ち上げると滴が垂れた。
 溜息とともに周囲をぐるりと見渡す。

 この男を殺した人間が『殺し合い』に恐怖し、怯えからこの男を殺害してしまった臆病者ならば、この場はある種安全といえる。
 血を見ることも、まして死体を見ることも恐ろしいと感じるような非力な人間がここへ戻ってくるとは思えなかった。
 だが、合理的判断からデイパックを放置するような人間がこの男を殺害したのであれば……。
 『刺殺』に見えるような傷口を残すスタンドがいることに疑問はない。
 デイパックを餌に新たな被害者を待ち受けているのであれば、今すぐここを離れるべきだった。

「その可能性は、低い」

 ブラックモアの死後、現在位置の確認はすでに行っていた。
 目立った施設がないことから地図の端のどこかにあたると推察し、西へ歩き始めてすぐ禁止エリアに立ち入っていることを知らせる警戒音が響いた。
 どこかに明確な線が引かれていたわけではない。
 地続きになった道の途中、突然警戒音が鳴り出したのだった。
 同じことを北上した際にも体験した。
 つまり禁止エリアとやらも指定されていない現在、このエリアは『A-1』ということになる。
 人を集めるような施設もなく、殺し合いを恐れる人間が安住の地を求めて来るには時間が足りなかった。
 あのホールに集められた人間がランダムにマップに飛ばされていたとして、初期位置が同じ『A-1』でなければ通りかかる人間を見つけることすら難しいだろう。
 そんなエリアで死体とデイパックという餌が機能するとは考えられない。
 偶然できた状況を利用して甘い汁を吸おうとする輩であれば、それは狡猾とはいえぬ、やはり臆病者の考え方だった。
 警戒してしかるべきだが、強敵の予感とは程遠い。

「気は進まないが、デイパックの中身だけでも確認するか」

 死亡した男の必死の形相は男が決して安らかに死んだわけではないことを物語っている。
 逃れられぬ死に絶望し、いかなる未来も摘み取られた人間。
 どのような思想を持ち、どのような生活をしていたのだろうか。
 哀れみは生き残った者の驕りでしかないと自覚もしている。自分が先刻命を奪った男が指摘したように。


「それでも、俺は生きることを望む」







──カツン…………





 音そのものではなく、空気が微かに震えたような違和感だった。

「誰か、そこにいるのか?」

 声を発したウェザーにとって、それが人であるかすら確信はなかった。
 血の匂いに惹かれてやってきた小動物の類かと疑うほどのささいな気配。
 街灯が作る影の中、声を向けられた相手は動くそぶりを見せなかった。
 逃げようか、姿を現そうか相手は迷っているに違いない。
 あれほどの人数の中、自分に好意的な人間に出会う確率は圧倒的に低いのだから。

「オレから攻撃する意志はない。そちらにもその気がないなら対話を望む」

 足元に倒れている男を一瞥する。
 男はピクリとも動かない。完全に絶命していた。
 夜目に雨と血液の見分けが失われたとしても、鉄臭さは今更ごまかせるレベルではない。
 足元に散乱したものに加え背負ったデイパックの数が多いことも、マイナス要素にしかならないだろう。
 これでよく攻撃の意志がないと宣えたものだと苦笑したくなった。

「……その足元の男は?」

 噛み殺した苦笑をなんと解釈したのだろう。やがて、暗闇が声を発した。
 無機質な印象を与える、低い青年の声だった。
 やたら大きな声で恐怖心を隠そうとしたり、焦りから上擦ることもない淡々とした喋り方は、この非常時において好ましくもあり、警戒するべき人物であるという印象も与えた。

「オレが来たときには死んでいた。どんな方法で殺されたのか、確認していたところだ」

 青年は黙っている。
 迷っているのか、焦らして反応を見ようとしているのか、あるいはスタンド攻撃を仕掛けようとしているのか。

「俺はあんたを警戒している。しばらくはこの距離で話をしたい」

「そちらがオレを攻撃しないという保証はない」

「足元に死体を転がしておいて、警戒するなという方がおかしい。
 それにあんたを警戒する理由は他にもある。
 ……が、『対話』を拒否する理由もない」

 寂しげな街灯に照らし出された青年の姿は影そのもののように見えた。
 首元まで堅苦しく着込んだ衣装は例外なく漆黒。
 遅れて見えた骨のように白い手や顔がなければ、完全に闇にまぎれてしまえるだろう。
 東洋人だと判断したが、それ以上に人としてなにかが欠けている瞳をしていた。
 殺し屋の目つきではないが、生気に欠けた、色のない瞳だった。



 * * *



「俺があんたを警戒する理由は、そこの死体を別にすると二つある」

 姿を現して以降、会話の主導を握ったのは琢馬だった。

「『妙な力』を持った連中がいるんだろう?
 あんたはそれに対抗する力を持っている。その怪我……」

 琢馬の視線がウェザーの半身に集中する。
 そこには散弾銃を間近で喰らったような出血の跡があった。

「なにをもって攻撃されたらそんな跡が残るんだろうな」

 デイパックの存在を思い出し、ついで照彦が本当に死んでいるのかと疑問に思い、琢馬は父の死体のもとへ舞い戻った。
 動かぬ死体のそばにいたのは母ではなく、見知らぬ長身の男。
 スタンドの存在を感じながらその認識のない琢馬は、状況からかまをかけつつ情報を得ることがリスクを上回ると判断した。
 『本』の能力は外国人に通用しない。という前提がある以上、いざというとき頼れるものは話術と包丁しかない。
 会話が成立するという事実はある程度楽観的な見方を許す事項ではあったが、それでもリスクは大きかった。
 琢馬は彼らしくもなく他人の出現に焦っていたのかもしれないが、それはわからない。
 彼の漆黒の瞳はウェザーをまっすぐに捉えて離さなかった。
 ウェザーは色めき立つ様子もなく黙っている。

「もうひとつ俺があんたを警戒する理由が一つ。
 その怪我が自傷でないとして、それを負わせた奴はどこにいる?
 あんた、余裕がありすぎるんだよ。
 怪我をしているのに、誰かに追われる不安なんて皆無って顔をしている。
 殺人鬼から命辛々逃げてきたわけじゃないってことだろう」

「……目の前にいる人間が殺人を犯した者だと推理した上で、それだけの余裕を保っていられるあんたの方こそ、オレは警戒してしかるべきだと思うがな」

 琢馬の視線を受け流しウェザーは足元の男を見つめた。
 絶命した男の、青年と同じ漆黒のような瞳がそこにあった。

「俺の疑問については棚上げか?」

「一方的な質問に甘んじるほど、オレたちの置かれた状況はそう差があるもんじゃない。
 むしろフェアー、対等な位置にあるくらいだとオレは考えている。
 あんたはこの男と知り合いか?」

 ウェザーが改めて琢馬を見つめる。
 表情の乏しい琢馬の顔に、疑問の色が浮かんだ。

「この状況からすれば、この男を殺したのはオレだ。
 デイパックの数が役者の数に比べて多すぎるという疑念は残るが、この場に居合わせた誰もが俺を加害者だと思うだろう。
 この男の死の真相を知っているわけでもない限り」

 琢馬の視線は相変わらずウェザーからはがれない。
 しかし図星をつかれた痛みが一瞬走ったのをウェザーは見逃さなかった。

「たまたまこの場に居合わせてしまった不幸な『一般人』ならば、殺されたくないと思うだろう。
 殺害方法は? 逃走可能な距離は? 自分のアドバンテージは?
 オレに警戒をしながらも遺体を盗み見て、この男の二の舞にならないようにと考えるのが普通だ。
 最初にオレが声をかけたとき、あの距離から詳細が観察できたとは思わない。
 あんたは、この男を見ようともしないな。
 自分にとって不都合なことでもあるのか?
 遺体というだけで目を背けるような繊細な神経の持ち主だとしたら、今まで言ったことは俺の一方的な思い込みだ。申し訳なかったな」




 それきりウェザーは押し黙り、琢馬の反応を待った。
 ウェザーの言うとおり、二人の立ち位置は対等。
 後手に言いくるめられた分、無言の重圧は琢馬へ余計に重くのしかかった。


「………………悪かった。降参だ。
 俺はあんたがこの男を殺したわけじゃないってことを知っている。この男が殺される一部始終を見ていたんだ。
 そいつを殺した人は、俺の……、知り合いだった。そいつを殺してすぐ、その人も……。
 ここに戻ってきたのは、デイパックのことを思い出したからだ」

 一転して琢馬が饒舌になる。
 弁解からすべてを明かしてしまうつもりはない。
 しかし憎い父のせいで、無駄な時間を過ごすことなど、それこそ許せなかった。

「俺は見知りもしない爺さんのせいで死ぬなんてまっぴらだ。
 命令に従うのはクズのすることだ。
 助けを請うつもりもない。
 俺は…………俺のために、生き残る」

 普段の琢馬ならば口には出さなかっただろう。
 母が望むのならば、命を懸けて息子に生きて欲しいと願ったのならば、生き残ることそのものが目的になったとしても、絶対に反故にするわけにはいかなかった。

 ウェザーが心なしか落胆したように琢馬には見えた。
 誰が敵かもわからない状況で、相手の出方に会話を委ねたのは、この男が迷っているからかもしれなかった。
 ほぼ確実にこの男は人を殺している。
 それでも生きることに迷いはあるのだろうか。

「これだけ話をしておいて、なんの攻撃もしかけてこないってことから、あんたが無闇に他人を傷つけるようなクズじゃないってことはわかった。
 だが、俺は正義のヒーローを気取る気なんてこれっぽっちもないんだ。
 正義感だかなにかから協力者が欲しいっていうのなら俺は的外れだ」

 協力者を得るメリットと寝首を掻かれる可能性、五分五分くらいだと考えている。
 とっさの状況で包丁しか対処方法がないのではあまりに頼りない。
 逆にポーズだけでも協力者を得ておくことは、玉避けとしてもさることながら、いらぬ疑惑を回避するメリットがある。
 この男やその周囲の人間が、ある程度の人格者であるならば、と注を付けるべきではあるが。

「オレも似たような考え方だ。ゆえに信用する。
 オレは仲間を探しているが、それについて協力は求めない」

「正気か?
 あんたにとってメリットがない話に思える。
 疑わしいことを言っていると思わないのか」

「一緒に行動することであんたがオレの仲間を傷つける可能性は減るだろう。それだけで十分だ」

 琢馬のことを無力な一般人だと思っていれば、行き着かないような結論だった。
 信用していないからこそ、仲間に引き入れようとする。
 自分に自信があればこその行為であり、同時に自身の力の限界を自覚しているからこその判断だろう。
 矛盾しているように見えて、合理的な判断だと感じられた。
 そしてその印象はこの男の、余裕たっぷりに見えて空虚な印象と重なっていた。



「蓮見、琢馬」

 名簿が後々支給されると聞いていた。
 『飛来琢馬』という人間は存在しない。自分と、母の心中をおいて他には。

「ウェザー・リポート。
 琢馬、君が他人を無闇に傷つける人間ではないと理解している。
 身の危険を感じたら勝手に逃げてもらってかまわない。
 俺の仲間についても、信用するかはまかせよう」

「仲間、ね……」

「?」

「いや、なんでもない…………」

「そうか……」

 千帆にもし会えたなら、それはそのとき考えればいい。
 千帆は、なにも知らない無垢な少女かもしれない。
 それよりもウェザーになんと説明すればいいのかわからなかった。
 憎んだことも、愛情を感じたこともある少女に対する感情を、なんと説明すればいいのだろう。
 説明したところで、理解されるだろうか。
 肉親を憎みきった過去を。
 自分でも整理の付かない感情を。

 ウェザー・リポートの半身の傷跡を見た。
 千帆なら、なにも抵抗できずに死んでいただろう。
 血だらけで、横たわる千帆。

 娘を愛することが生き甲斐だった父親が見間違える可能性は低い。
 今や確信を持って、千帆はこの場のどこかで、殺し合いに巻き込まれていると思える。

 千帆が誰かに殺されることは、肉塊に変わることは望んでいなかった。
 この腕の中にあの華奢な肩を抱いたときにも、『本』のすべてのページを読ませてしまおうかと逡巡したときでさえ。
 それは千帆への甘さだったのかもしれない。だが、父への最高の報復にあたると信じて疑わなかった。

 彼女の体内に呪われた子供を残すことが、死してなおあの男を苦しめるだろうと思う。
 その一方で、妹が誰ともわからぬ輩に殺されることは許せなかった。


 千帆の死は望んでいない。


 今は、それだけの、真実だった。





【忘れることは幸せ?コンビ】結成




【A-1南東の路地/1日目 深夜】

【ウェザー・リポート】
[スタンド]:『ウェザー・リポート』
[時間軸]:ヴェルサスに記憶DISCを挿入される直前。
[状態]:右肩にダメージ(中)、右半身に多数の穴
[装備]:スージQの傘
[道具]: 基本支給品×2(自分、ブラックモア)、不明支給品1~2(確認済み)
[思考・状況]
基本行動方針:襲いかかってきたやつには容赦しない。
1.仲間を見つけ、ここから脱出する。
2.琢馬について、なにか裏があることに勘付いているが詮索する気はない。
 敵対する理由がないため現状は仲間。それ以上でもそれ以下でもない。


蓮見琢馬
[スタンド]:『記憶を本に記録するスタンド能力(名前はまだない)』
[時間軸]:The Book 2000年3月17日 千帆の書いた小説を図書館で読んでいた途中。
[状態]:健康
[装備]:双葉家の包丁(飛来明里の支給品)
[道具]: 基本支給品、不明支給品1~2(確認済み)
[思考・状況]
基本行動方針:他人に頼ることなく生き残る。
1.千帆に対する感情は複雑だが、誰かに殺されることは望まない。
2.そのために千帆との再会を望むが、復讐をどのように決着付けるかは、千帆に会ってから考える。

[参考]
参戦時期の関係上、琢馬のスタンドには未だ名前がありません。
琢馬はホール内で岸辺露伴トニオ・トラサルディー、虹村形兆、ウィルソン・フィリップスの顔を確認しました。
また、その他の名前を知らない周囲の人物の顔も全て記憶しているため、出会ったら思い出すと思われます。
また杜王町に滞在したことがある者や著名人ならば、直接接触したことが無くとも琢馬が知っている可能性はあります(例・4部のキャラクター、大成後のスピードワゴンなど)
明里の基本支給品、照彦の基本支給品、照彦のランダム支給品(1~2)は二人で確認した後、分担して所持する予定です。



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023:悪魔が首を傾げるな ウェザー・リポート 086:愛してる ――(I still......) 前編
029:未来日記 蓮見琢馬 086:愛してる ――(I still......) 前編

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最終更新:2012年12月29日 18:19