秦こころ

秦こころ Hata no Kokoro

初登場作品 東方心綺楼
種族 面霊気(付喪神)
性別 女性
一人称 私(稀に「我々」)
特殊能力 感情を操る程度の能力

「貴方に怨みは無いが、幻想郷の希望、全て私が頂こう!全ての人間の感情の為に!」


概要

『東方心綺楼』の異変の(正確には少し違うが)黒幕であり、ラストボス。
多々良小傘と同じ付喪神だが、格としてはこころの方が遥かに高位である。
しかしある時に面の1つである『希望の面』が失われ、能力が暴走。
その結果幻想郷の人々から希望の感情が失われ、刹那的な快楽を求めるようになったことで『心綺楼』の騒動が発生した。
感情が失われた丑三つ時、無表情の人間が里を徘徊する最終面で、希望(信仰)を集めてきたプレイヤーキャラクターから希望の面を奪うべく襲い掛かってくる。
今回の異変の元凶なのだが、異変が起きたのは悪意からではなく希望の面の紛失が原因の不可抗力であったため、本人にとっては耐え難い状況であった。
これは暴走による影響であり、本来の安定した状態では感情がバランスを取り合い、何事にも興味を示さないひっそりとした付喪神らしい。しかし暴走状態のほうが人間臭いとも言え、本人も完全な状態となり物言わぬ道具に戻ることを恐れている節がある。
本人は気づいていないが、実は希望の面は地割れの中に落としてしまっており、その後こいしが回収している。
その後新たな『希望の面』を手に入れたことで異変は収まり、マミゾウのアドバイスによって無表情である自分に感情を身につけ能力を安定させる為に各地を旅することに。
宗教家達との一悶着の末、最終的に博麗神社で能楽を始めた。参拝客を大きく増やすなどの功績も上げているとのこと。

お面の付喪神故か能楽は趣味兼特技らしい。一輪から「能楽を見たい」という趣旨の発言を受けた時は嬉しそうな様子を見せていた。これらだけでなく暗黒能楽(「モンキーポゼッション」)なる奥義をちらつかせるなど、戦闘でも能楽に関連した攻撃を行う。


外見

薄紫がかった腰までのロングヘアに同じく薄紫の瞳。
服装は青のチェック柄の上着に長いバルーンスカート。
上着には胸元に桃色のリボン、前面に赤の星、黄の丸、緑の三角、紫のバツのボタンが付いている。
周囲には感情を司る無数の仮面が浮遊しており、こころの感情に対応して何れか一つを面をずらして着用している。


性格

こころ自身は常に無表情だが、被った仮面によって性格や言動を変化させる為に思いの外感情豊か。
他人の発言を鵜呑みにしたり、狸や仏像の真似(表情だけ)をするなど純粋で子供っぽい節も見られる。


能力

感情を操る程度の能力

感情を司る66種類の面を持っており、こころは主に喜怒哀楽を表現する面を使っている。
被った面によってこころの性格は様々に変化する。
「希望の面」が失われたことで幻想郷の人間達から希望の感情が失われたりと多数の感情にも影響を及ぼすことが可能なようだが、詳しい能力の規模や応用性は不明。


+ 本ロワにおけるネタバレ

本ロワにおける動向

初登場話 029:開演「運命の石仮面」
死亡話 :[]
登場話数 3話
登場時期 少なくとも東方心綺楼本編終了後
スタンス 対主催(殺し合い反対)

詳細

初登場は第29話「開演「運命の石仮面」」。
「『死』は希望(みらい)を作らない」という考えから殺し合いに乗ることを拒否。
気分が盛り上がると言う理由で人の集まる場所へと向かうことを考えつつ、彼女は自らの支給品を漁る。
支給品である新たな仮面…もとい「石仮面」を手に入れて最高にハイな台詞を吐きつつ、こころは移動を開始した。

第44話「最初のトリニティストーリー」では石仮面に宿る無数の感情を楽しみつつ目的もなく南へ移動していた。
スピードワゴン聖白蓮に目撃されたことには気付いていない模様。

第57話「黒い夜に紅く ~Battle Tendency」にて南方へと移動した末に魔法の森を抜け出たエシディシと遭遇。
殺し合いという状況を楽しむエシディシを感情を乱す危険な存在だと判断し、そのまま交戦。
乱入してきた白蓮と共闘しエシディシと渡り合うも、百戦錬磨の戦士である彼の搦め手によって手玉に取られた末に気絶してしまう。

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最終更新:2014年02月04日 00:09