CTCD - 十の救現主wiki

グジャ・デオジムソス「ぐっ、ぬぅぅ。
………認めよう。現実の戦士よ。
失礼したな。破界衝動が限界に近いのだ。
種の定めに、抗わねばならぬというのに。」
シルヴィエ「中には、何が？」
グジャ・デオジムソス「マトゥアリシア全域を監視するための空間だ。
いいだろう、招き入れよう。我らが主人の誇る世界を監視する場所へ。」

中は二体のグジャが制御を行っていた。
？？？・？？？？「どうした、デオジムソス。
その者たちは、現実人か。
む？」
翼を持つグジャは、オリヴィアの手の甲に目を向けた。
？？？・？？？？？「ほう、プレイヤーの血を引く者か。
ようこそ。ゲームハブへ。」
グジャ・デュラル「我は、グジャ・デュラル。マトゥアリシア全域の環境を任されている。」
グジャ・ドルテミス「我は、グジャ・ドルテミス。マトゥアリシア全域の脅威駆除を任されている。」
グジャ・デオジムソス「現実の民よ、説明してもらおう。」

オリヴィアとシルヴィエを中心に、ゲームマスターの復活が必要な理由、そしてそのためにゲームハブに協力を求めに来たことを説明した。

オリヴィア「………なので、ゲームマスターを復活させられるだけの破界のエネルギーがどこにあるのか、そして、異現物質はあるのか、一緒に探して欲しいんです。」
グジャ・デオジムソス「わかった。ここは、我の出番だ。
マトゥアリシアには、過去の争いの影響か、破界のエネルギーが偏在している箇所がある。
そこで破界のエネルギーを収集することが、可能であるはずだ。
位置は………未来都市フィーカだ。
フィーカ中央庁舎の4階に、強力な破界のエネルギーを感じる。
この破界結晶を持っていけ。破界のエネルギーを十分以上に蓄えられるだろう。」
オリヴィア「ありがとう、デオジムソスさん。
これで、ゲームマスターを復活させる方法はわかったわけだけど、どうやってフィーカ中央庁舎まで行こうか？」
グジャ・デュラル「そこは、我が手伝おう。
精密な想像のエネルギーを感じる。何か持っているのでは？」
オリヴィア「それは……TIストーンのことかな。」
シルヴィエ「おそらくそうでしょう。12年もかけて、空想世界警察附属研究所が開発した代物よ。
これに、目的地を記憶してくれるのかしら。」
グジャ・デュラル「そうだ。我の記憶を授けよう。
フィーカ中央庁舎の4階は、上層へのゲートがある。そこに用はないゆえ、そのまま回収して戻ってくるが良い。」
シルヴィエ「助かるわ。」
グジャ・ドルテミス「待て。そこには何かが暴れた痕跡があるようだ。
古びた機械だな。フィーカ中央庁舎といえば、強力な警備ロボットである「デストロイヤー」がいた。ちょうど4階だっただろう。」
オリヴィア「重要なヒントだね。教えてくれてありがとう。」
シルヴィエ「行こうと思えばすぐに向かえるでしょう。敵がいるらしいけれど、私はあなたたちの戦いぶりを見学させてもらうわね。」
オリヴィア「よし、そうと決まれば準備して出発！」