オリヴィア「戻ったよ〜!」
グジャ・デュラル「よく戻った。さて、こちらでは我らが主人の復活の準備が完了している。」
グジャ・ドルテミス「これで、マトゥアリシアの管理が安定するだろう。感謝しているぞ。現実人よ。」
グジャ・デオジムソス「始めよう。」
グジャ・デュラル「よく戻った。さて、こちらでは我らが主人の復活の準備が完了している。」
グジャ・ドルテミス「これで、マトゥアリシアの管理が安定するだろう。感謝しているぞ。現実人よ。」
グジャ・デオジムソス「始めよう。」
三体のグジャは、破界結晶とゲームマスターの破界核を乗せた祭壇を囲み、ゲームマスター復活に向けて祈っている。
やがて祭壇は光を放ち、破界核は力を取り戻し始めた。
オリヴィア「うわぁ!眩し!!」
やがて祭壇は光を放ち、破界核は力を取り戻し始めた。
オリヴィア「うわぁ!眩し!!」
そして、破界核は元の力で活動が可能となった。
破界核「…………
ここは、ゲームハブか………。
リフラガイトは………止められたのか?」
グジャ・デオジムソス「我らが主人!!」
破界核「………今は何時だ。」
グジャ・ドルテミス「2047年、あれから22年が経ちました。」
破界核「………そんなにも時が経ったか。
そこにいる現実人は……何者だ。一人は、プレイヤーの印を持っているようだが。」
オリヴィア「オリヴィアです。テラとイアの娘です。」
破界核「真か。我が最高傑作の娘とは。」
一通り全員が自己紹介を終え、破界核はついに自らを語る。
ゲームマスター・ワルド「我は、グジャ・ル・ワルド。ゲームマスターとよく呼ばれる者だ。
其方らは、我を何ゆえ蘇らせた。何か新たな危機でも現れたか。」
シルヴィエ「デルナジアス・リフラガイトを当時討伐したメンバーたちが帰還したあと、リフラガイトの残骸の調査が行われた。
その過程で、リフラガイトはより強力な存在から、力を抜き取っていたことが判明したの。」
オリヴィア「それこそが、ここ……ジェンダさんの言葉を借りるなら、「イムジノード」とまた異なる現実から現れ、アジュゴダとレヴァリオを産んだ全ての元凶。
金眼・ゼビウス。
それだけでなく、今は異現実……「レットラジア」の東方に眠るとされている……
銀鉱・クェンドまで警戒しなきゃいけない。」
シルヴィエ「銀鉱を調査するために、私たちが保有する宇宙船パッドファルトを、向こうへ送らなければならないの。
そのためには、相応の大きさを持つ異現物質が必要になるわ。
カーベルさんの話によれば、どうやらサラザンドには、それらしき物が飛来したことがあると聞く。何か知っているのではないかしら。」
ゲームマスター・ワルド「ふむ、カーベルめ、まだ我々を信頼しているとは。やはり現実人とは素晴らしいものだ。
たしかに、大移住の際にそれらしきものを浮遊船都ルジュラに見かけたことがあるな。
オブジェクトナンバーも覚えている。271648882791028473927だ。」
オリヴィア「なっが!!」
シルヴィエ「その異現物質とみられる物の位置を特定できないかしら?」
ゲームマスター・ワルド「………
何をしている、通常種ども。我は破界核の状態だ。早く腕や脚とならんか。」
グジャ・デオジムソス「その呼び方、破界のエネルギーが十分以上に貯まっている証拠。
我らが主人の接触で、より強力な探知機能を利用できる。」
破界核は探知装置の上に台座ごと置かれた。
巨大な図が目の前の画面に映し出される。
ゲームマスター・ワルド「マトゥアリシアの全域図から、徐々に範囲を絞る形で見つけていく。
おそらくは、浮遊船都ルジュラの近い、「祭りの里イッカ」か、「グルシャ山」のどちらかにあるのではないかと予想している。」
画面上に円が映し出される。
それはどうやら、祭りの里イッカの付近に異現物質があることを示しているようだ。
グジャ・ドルテミス「これは………天の神山の辺りのようだな。」
ゲームマスター・ワルド「ふむ、神の座す社の位置に相当するようだ。
だが付近にそのようなものをみたことはない。おそらくは地下に眠っているだろう。
このような場所があるようだ。」
画面上は目的地の入り口を映した画像で覆われた。
多くの角度から撮影しているようで、TIストーンに登録できそうだ。
シルヴィエ「この先へ向かえば、異現物質を確保できるのね。
確認に向かって大丈夫なようであれば、沈黙者の物資班を招集して運びましょう。」
ゲームマスター・ワルド「このような姿でも、現実のために尽くせるようにしてくれたこと、感謝する。
我らは其方らの成功を祈っている。最後まで協力できず申し訳ない。
どうにも、今確認したマトゥアリシアの様子は危機的なものだ。我はすぐさまこれを改善する作業に取り掛からねばならぬ。
いつでも訪れを待っているぞ。次に会うときは、オリヴィア、其方の両親が出会ったこの地を見ていってほしい。」
オリヴィア「ええ、約束します。
それじゃあ、神の座す社の地下へ行こう!」
破界核「…………
ここは、ゲームハブか………。
リフラガイトは………止められたのか?」
グジャ・デオジムソス「我らが主人!!」
破界核「………今は何時だ。」
グジャ・ドルテミス「2047年、あれから22年が経ちました。」
破界核「………そんなにも時が経ったか。
そこにいる現実人は……何者だ。一人は、プレイヤーの印を持っているようだが。」
オリヴィア「オリヴィアです。テラとイアの娘です。」
破界核「真か。我が最高傑作の娘とは。」
一通り全員が自己紹介を終え、破界核はついに自らを語る。
ゲームマスター・ワルド「我は、グジャ・ル・ワルド。ゲームマスターとよく呼ばれる者だ。
其方らは、我を何ゆえ蘇らせた。何か新たな危機でも現れたか。」
シルヴィエ「デルナジアス・リフラガイトを当時討伐したメンバーたちが帰還したあと、リフラガイトの残骸の調査が行われた。
その過程で、リフラガイトはより強力な存在から、力を抜き取っていたことが判明したの。」
オリヴィア「それこそが、ここ……ジェンダさんの言葉を借りるなら、「イムジノード」とまた異なる現実から現れ、アジュゴダとレヴァリオを産んだ全ての元凶。
金眼・ゼビウス。
それだけでなく、今は異現実……「レットラジア」の東方に眠るとされている……
銀鉱・クェンドまで警戒しなきゃいけない。」
シルヴィエ「銀鉱を調査するために、私たちが保有する宇宙船パッドファルトを、向こうへ送らなければならないの。
そのためには、相応の大きさを持つ異現物質が必要になるわ。
カーベルさんの話によれば、どうやらサラザンドには、それらしき物が飛来したことがあると聞く。何か知っているのではないかしら。」
ゲームマスター・ワルド「ふむ、カーベルめ、まだ我々を信頼しているとは。やはり現実人とは素晴らしいものだ。
たしかに、大移住の際にそれらしきものを浮遊船都ルジュラに見かけたことがあるな。
オブジェクトナンバーも覚えている。271648882791028473927だ。」
オリヴィア「なっが!!」
シルヴィエ「その異現物質とみられる物の位置を特定できないかしら?」
ゲームマスター・ワルド「………
何をしている、通常種ども。我は破界核の状態だ。早く腕や脚とならんか。」
グジャ・デオジムソス「その呼び方、破界のエネルギーが十分以上に貯まっている証拠。
我らが主人の接触で、より強力な探知機能を利用できる。」
破界核は探知装置の上に台座ごと置かれた。
巨大な図が目の前の画面に映し出される。
ゲームマスター・ワルド「マトゥアリシアの全域図から、徐々に範囲を絞る形で見つけていく。
おそらくは、浮遊船都ルジュラの近い、「祭りの里イッカ」か、「グルシャ山」のどちらかにあるのではないかと予想している。」
画面上に円が映し出される。
それはどうやら、祭りの里イッカの付近に異現物質があることを示しているようだ。
グジャ・ドルテミス「これは………天の神山の辺りのようだな。」
ゲームマスター・ワルド「ふむ、神の座す社の位置に相当するようだ。
だが付近にそのようなものをみたことはない。おそらくは地下に眠っているだろう。
このような場所があるようだ。」
画面上は目的地の入り口を映した画像で覆われた。
多くの角度から撮影しているようで、TIストーンに登録できそうだ。
シルヴィエ「この先へ向かえば、異現物質を確保できるのね。
確認に向かって大丈夫なようであれば、沈黙者の物資班を招集して運びましょう。」
ゲームマスター・ワルド「このような姿でも、現実のために尽くせるようにしてくれたこと、感謝する。
我らは其方らの成功を祈っている。最後まで協力できず申し訳ない。
どうにも、今確認したマトゥアリシアの様子は危機的なものだ。我はすぐさまこれを改善する作業に取り掛からねばならぬ。
いつでも訪れを待っているぞ。次に会うときは、オリヴィア、其方の両親が出会ったこの地を見ていってほしい。」
オリヴィア「ええ、約束します。
それじゃあ、神の座す社の地下へ行こう!」