ルーディウスの連絡 - 十の救現主wiki

シルヴィエ「冷却が完了した。撃つわよ！」
怨念から全員が離れ、シルヴィエの電々ジュウが素早く照射された。
グラッジ・グレイベール「ガァァァァァ………」
怨念は満足したのか、照明をバチバチと点灯させながら瞬時に消え去ってしまった。
オリヴィア「ふぅ。行ってくれたみたい。」
シルヴィエ「よくやったわ。私が思ってるよりも、みんなの連携力は高い。これからも頼りにさせてもらうわよ。」

プルルルル
シルヴィエ「……？
今連絡が来るなんて、何かあったようね。」
ピッ
シルヴィエ「シルヴィエよ。どうしたの？」
ルーディウス「たったたた大変なんですぅ！！
じっ…実験棟で爆発です！」
シルヴィエ「どの実験室で起こったの？」
ルーディウス「そっ…それがぁ……。
最高司令のいた、第六空想学研究室なんですぅ！」
シルヴィエ「！？
あそこは、金眼の破片を調査していたはず！！」
ルーディウス「はい、どうやらとんでもない量の破界のエネルギーがあるらしく、他の研究員も立ち寄れないんですよ！！
まったく、こういう時に我が子たちを向かわせられたらよかったものを！」
シルヴィエ「今すぐ向かうわ！！ありったけの抗空想剤を散布しておきなさい！！」
ルーディウス「ええ！？
あれは私がなけなしのへそくりで入手した貴重品なんですよ！？」
シルヴィエ「代わりの手当を用意するから、今は中にいる全員の状況を調べるのが先よ！」
ルーディウス「わかりました。実験棟は一時的に封鎖しておきます！」
ピッ

シルヴィエ「ヴァルディクス………
今すぐに帰還し、実験棟に向かいましょう。
オリヴィア、ルーディウスと事前に合流して、コックピットからこのことを沈黙者に通達しなさい。」
オリヴィア「わかりました。」

シルヴィエ「……行きましょう。」