アルカード・ロスィアティカ・デ・トゥルゴヴィシュテ(Alucărd Rosiatica de Târgoviște)は、八方Projectシリーズに登場する人物。
登場作品
尚、中方Project ―現実世界の向こう側―においてはスカーレット姉妹の父親として登場しているが、名前の設定はなかった。
プロフィール
7世紀頃、ワラキア(現在のルーマニア南部)のトゥルゴヴィシュテ出身。種族は吸血鬼である。
外見
来歴
生年不詳。出生名はロスィアティカ・デ・トゥルゴヴィシュテ。
ワラキア公の家に仕えた騎士で、特にヴラド三世(ヴラド・ドラクレア)の時代にあったオスマン帝国皇帝メフメト二世率いるオスマン帝国軍に対する1462年のトゥルゴヴィシュテ夜襲において大きな功績を上げている。この功績により、ヴラド三世の通称であるドラクレア(Drăculea)の綴りを反転させたアルカードの名を下賜される。
その後、弟ラドゥを推す反ヴラド三世派貴族によるヴラド三世追い落としに伴ってブクレシュティ(ブカレスト)郊外に左遷される。
1699年没。
人間関係
血縁
旧シリーズにおいては、レミリア・スカーレットとフランドール・スカーレットの姉妹(東方原作キャラ)の父親と設定されている。
友人
同年代のヨハネス・クロイツとは古くから親交があった。また、クラウス・セイヴァレーとも懇意であり、東方へ旅をする際には必ずアルカードの館へ立ち寄ったという。