フィリップ・クロイツ(Philipp Kreuz, ゴート語:Filippus Kreuz(フィリップス・クレウズ))は、八方Projectシリーズに登場する人物。
登場作品
- 現実世界の向こう側(2013年2月9日現在本編未登場)
尚、旧シリーズにおいては、パチュリー・ノーレッジ(東方原作キャラ)が彼女のポジションにいた。
プロフィール
ゴート人の末裔。他人との会話には専らドイツ語を用いるが、実際にはドイツ語の語法に近いゴート語を母語としている。
外見
紫色の長髪と白い肌を持ち、背丈は瀬堀黎音と同程度の長身。鉄紺色のフロックコートをよく身に着けている。
体質
父ヨハネスが長年魔力を用いて食欲を満たし老いを止める術を用いていた為か、自身も生命維持の為に食事をする必要のない特殊な体質である。その為、彼自身は人間の枠を外れた妖怪に近い存在である。
また、工場排気を小さいころから浴び続けた結果、気管が弱く些か喘息気味である。
来歴
1884年、ケルンに生まれる。
1942年、第二次世界大戦の戦火から逃れる為、以前から親交のあったルーマニアのブクレシュティ(ブカレスト)に住むナディア・ロスィアティカの屋敷に疎開。1977年ヴランチャ地震の際にロスィアティカ姉妹がトランシルヴァニアのバナトに移り住んだ際にも
1992年、隣国ユーゴスラヴィアの内戦に警戒するロスィアティカ姉妹に対し、父の友人に当たるクラウス・セイヴァレーから聞いていた日本の妖怪界への移住を提案、その後彼の術式によって移住を果たす。
魔術技能
父とは異なり東洋魔術に精通しており、特に仙術や陰陽道の秘術に長けている。また父の研究していた西洋魔術も得意であり、一通りの魔術はこなせる。
人間関係
血縁
魔術研究家ヨハネス・クロイツは実父に当たる。
友人
第二次世界大戦時にブカレストに疎開して以来ロスィアティカ邸に居住しており、家主のナディア・ロスィアティカ及びその妹イレアナ・ロスィアティカとは家族同然である。
好意・恋愛
特にナディアとは恋愛関係にある。