kairakunoza @ ウィキ

あなたにも

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
こなたと体を重ねるようになってから数カ月。
最初の頃のように快感のあまり気を失う、ということは少なくなったものの
未だに抱かれる時にはこなたに翻弄されっぱなしだった。
…何となく、何となくなんだけど悔しい。
というか、こなたにも、もっと気持ち良くなって欲しい。
やっぱり、受け身になってるだけじゃ駄目なのかなあ…。
「……よし!」
ある決意を胸に秘め、ずんずん家へと繋がる道を歩く。
…後方約10メートルにつかさを置いて。
「お…お姉ちゃーん!?早いよー!!」
決戦(?)は明日――!!


  • 翌日-
勉強会、という名目で一泊二日でこなたの家に
来た私は早速こなたに勉強を教えていた。
名目とはいえもう目前にまで受験は迫っているのだし。
おじさんとゆたかちゃんは成実さんと買い物に行ったから
二人きりではあったのだけれど。
「もぉムリー…こなたはよく頑張った…後は任せた…ガクッ」
プスプス頭から黒煙を出しながらこなたが机に突っ伏す。
午前中三時間、お昼を挟んで午後も四時間以上
ぶっ続けでやれば当たり前か。
それにしてもこなたってばよく頑張ってたわね…。
今までの姿からは考えられないくらい。やっと受験生としての自覚が
出て来たんだろうか。
「こなた」
「んー?」
顔だけを上げてこなたがこっちを向く。
「最近やけに真面目に勉強してるわね。何かあったの?」
「…中々に失礼なこと言うねかがみんも。
…まあ、色々と思う所があってネー?」
妙に歯切れの悪い答えが返って来たけれど、これ以上突っ込んで聞いても
はぐらかされそうだったから一応納得することにした。
「そ、それでね」
今からする事を考えて声が上擦る。
「…どったのかがみん。顔、真っ赤だよ?」
どこか遠くの方でこなたが喋っているように聞こえる。
こくり、とひとつ生唾を飲み込んで言葉を紡ぐ。
たった一言言うだけなのにこんなにも恥ずかしいなんて。


「ここまで頑張ったごほうびっ!!」
「う?」
言うが早いか、こなたを押し倒して唇を奪った。
勢いが良すぎて歯と歯がぶつかった気がするけど
それを無視して口内を探る。
こなたは驚いているのか、それとも様子見のつもりなのか
されるがままになっている。
いつもされているように下唇を食んで、柔らかい感触を味わってから
何度も角度を変えて口づけ唾液を混ぜ合わす。
「んっ……ふ……」
鼻から抜けるような甘い声がこなたから漏れて、心の中でガッツポーズ
―だけどそのちょっとした優越感、みたいなものは長くは続かなかった。
今までなすがままだったこなたが突然反撃に転じると、
私はやっぱりすぐにとろとろにされて、白旗を揚げた。
「んあっ…は…ぁ…も…ダメ…っ!」
耐え切れなくて唇を離すと、こなたとの間に銀糸が伝う。
「…ホントにどしたの?いきなり…」
唇の端から零れた唾液を拭いながらこなたが聞いて来る。
…なんて言ったら良いんだろう?
しばらく考えていると何か思いついたのか、
にやっと猫口で笑ってこなたが口を開く。
「…もしかして、攻めてみたくなった?」
「そ、そうじゃなくて!いや、そうかも知れないんだけど…
何て言うか、その、いつも私ばっかり気持ち良くなってる気がして…
こなたにももっと気持ち良くなって貰いたいな、なんて……」
段々声が小さくなって、最後の方はごにょごにょと
口の中で呟くだけになる。ああもう、こんなに
テンパる予定じゃなかったのに。
「かがみ…」
名前を呼ばれて、いたたまれなくなって俯いてた顔を上げる。
「………しよ?」
無言でこなたの上からどいて手を取る。
何も言わなくたって私の気持ちは判ってくれてるはずだから。


ベッドの上に座って服を脱がしあう。
こなたの肌があらわになるにつれ、胸の鼓動も大きく速くなった。
「あれ?こなた少し胸大きくなったんじゃない?」
ブラジャーを外すと平均より小ぶりな膨らみが現れる。
それがこの前よりも大きくなってる気がして聞いてみた。
「んー。そうかも。かがみんに揉まれたからじゃない?」
「んなっ!?そんな…してないって…」
「ふふー。まぁ、まだまだ発展途上という事だヨ」
ふふん!と胸を反らして誇らしげに言うこなたが
抱きしめたくなる程可愛い。


「…触っても、いい?」
「どぞどぞー♪」
ゆっくりとこなたを押し倒して、小ぶりなそれに触れる。
こういう風に自分からするのは何だか新鮮でどきどきする。
「あっ……んんっ…」
桜色の突起を指が掠める度に小さく喘ぐのが嬉しくて、ほっぺや首筋に
キスの雨を降らせていた唇も、もう片方の乳首に寄せる。
「ぅあ…あっ、かがみぃ……」
ちろちろと舌で舐めてからちゅっと吸ってみる。
刺激を与えると、口の中のそれがどんどん硬くしこっていくのが解る。
「―――――っ!!?」
いきなり両方の乳首を抓られて声が上がりそうになるけど、
こなたの乳首を口にふくんでいるせいでそれは音にはならなかった。
「こな、たぁっ!?」
やわやわと撫でるように触られて思わず唇を離す。
「何も、私が攻めないとは言ってないよ?」
それは、そうだけど…っ!!
胸への刺激はそのままに、耳たぶからうなじまで舐められて
ぞくん、と背中がふるえた。
「ほらほらー、手、止まってるよ?
気持ち良くしてくれるんでしょ?」
その言葉を聞いて、負けじと私も手の動きを再開させる。
首や胸から生まれる快感に流されないように、ぎゅっと
目をつぶりながらだったけれど。
「んぁ……ん…かがみ…」
「っあ、はっ…何?こなた…」
「お尻の方をこっちに向けて跨がって?」
「え、こう……?」
言われた通りにしてから気付く。
この体勢って……シックス……
知識では知っていたけれど、まさか自分がする事になるなんて。
顔から火が出る程恥ずかしいってこういう事をいうのか。
「後は私と同じようにすればいいから」
そう言って、こなたは私の腰を引き寄せると
濡れそぼっているそこをぺろりと舐めて来た。
「うあっ!!あ……こなたぁっ!」
瞬間駆け抜けた、電撃にも似た気持ち良さを振り払うように
私もこなたのを舐める事に集中する事にした。
そうでもしないと、今にも腰が砕けそうだった。

指で攻めているとぴくん、と反応する場所があるのが判って
そこを重点的に刺激する。こなたの方も、やり慣れてるせいか
要領よく私を追い込んでいく。
「は、あっ、あ…こな、たもう…っ!」
「んうっ…んっ、うん…かがみ、私も…!」
お互いにいちばん感じる所を指で押して、陰核に吸い付いた瞬間
私達は同時に果てていた――…


ベッドの中、情事の余韻に浸っていると、隣で
私の髪を弄っていたこなたが話しかけてきた。
「かがみー」
「んー…?」
「ホントはもっと後に言おうと思ってたんだけど」
髪を弄っていた手をとめ、代わりに首に回しながら耳元で言われる。
「私ね、かがみと同じ大学を受けようと思って」
「え!?」
「そりゃあね、法学部は無理だけど
文学部ならぎりぎり何とかなるかなーって…」
そうか、だから最近あんなに勉強を…
驚くのと同時に、これからの事も真剣に考えてくれていた事に
ちょっと感動してしまった。
「でね、受かったら、なんだけど…一緒に住まない?」
「こなたぁ!!」
抱き着き返すと、こなたがのどの奥で笑ったのがわかった。
「それはおっけーってコトかな?かがみん。
ふふー、大好きだよ」
ちゅ、とキスをされて、体の中で消えかけていた火が再燃する。
「……こなた」
「なになに?またしたくなった?」
にやにや笑いながらのこなたの問い掛けに、
私はキスで答えてやる事にした。













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  • GJ! -- 名無しさん (2022-12-30 14:05:48)
  • 良作に出会えて感謝感激です。 -- チャムチロ (2012-08-29 08:33:44)
  • ひゃぁっぁっぁぁぁ -- せいか (2011-10-11 13:36:41)
  • これが・・・真のかがこな、か・・・・ぐふぅ!!あ、甘すぎる・・・ -- あおねこ (2011-01-24 16:06:03)
  • o(^ ^o) wwwww -- ロリコン (2010-12-26 04:01:18)
  • この場にカメラを仕掛けたい -- 名無しさん (2010-08-14 16:28:31)
  • 甘いのが一番!! -- 名無しさん (2010-07-18 11:47:21)
  • 結婚式には呼んでクダサイ -- 名無しさん (2010-05-25 17:09:11)
  • 甘いヨ甘いヨwやっぱりこなたとかがみは、最高のカップルだね!
    エッチと ピュアラブの両方を堪能しましたw -- 名無しさん (2008-10-08 01:50:31)
  • ニャハハ~~♪♪
    良いモノ見させていただきましたッ♪♪♪ -- フウリ (2008-04-09 17:05:04)
  • 素晴らしいカップル
    二人とも可愛すぐる(^ω^)GJ!! -- らはある (2007-12-28 23:11:09)
  • にやにやが止まらない
    GJ -- 名無しさん (2007-11-12 23:55:19)

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