ﾄﾌﾟﾝ
ｻﾞﾊﾞｧ
「ふぅ……あったか……」
ｶﾞﾗｯ
「わっ、ごめんお姉ちゃん、入ってたの知らなくて……」
「んもー、外に着替えが置いてあるでしょ？」
「ご、ごめんなさい……」
「まぁ、今更戻るのもアレだし、今日は一緒に入っちゃいましょ、つかさ」
「うん！ ありがとうね、お姉ちゃん」
「んもー、外に着替えが置いてあるでしょ？」
「ご、ごめんなさい……」
「まぁ、今更戻るのもアレだし、今日は一緒に入っちゃいましょ、つかさ」
「うん！ ありがとうね、お姉ちゃん」
ｼﾞｬﾊﾞｧ...
「こうやって二人で入るのも久しぶりね」
「そだね～」
「とは言っても、何だかんだでつかさが甘えてきて、中学くらいまでは一緒に入ってた記憶があるけどね」
「そ、そうだったっけ……えへへ」
「ふふ……今ではもう大分直ったけど、つかさは本当に甘えたがりな子だったわね。
まぁ、心配してついおせっかい焼いちゃう私のせいでもあったんだけどさ」
「うん……お姉ちゃんにはいっぱい助けてもらったもん。ありがとうね、お姉ちゃん」
「い、いいわよお礼だなんて……でも、どう致しまして、つかさ」
「そだね～」
「とは言っても、何だかんだでつかさが甘えてきて、中学くらいまでは一緒に入ってた記憶があるけどね」
「そ、そうだったっけ……えへへ」
「ふふ……今ではもう大分直ったけど、つかさは本当に甘えたがりな子だったわね。
まぁ、心配してついおせっかい焼いちゃう私のせいでもあったんだけどさ」
「うん……お姉ちゃんにはいっぱい助けてもらったもん。ありがとうね、お姉ちゃん」
「い、いいわよお礼だなんて……でも、どう致しまして、つかさ」
ﾁｬﾌﾟ
「……お姉ちゃんは大学、どうするつもり？」
「どうするって……前にも言ったとおり、法学部希望よ」
「そうじゃなくって……どこの大学にするの……？」
「一応ここらへんの大学受けるつもりだけど……つかさはこの辺りの料理学校に行くんだったわね」
「うん、じゃあ卒業しても一緒……だよね？」
「でも、結果次第じゃ、私の遠くの大学に行く可能性もあるわね」
「そ、そう、だよね……」
「……つかさ、酷なようだけど、私達はいつまでも一緒に居られるわけじゃないわ」
「！！」
「たとえ大学が近くになっても、その後のことは分からない。
家族が出来れば嫌でも離れ離れになるし、会う時間だってどんどん少なくなっていくかもね」
「うん……」
「これは仕方のないことなのよ。私達は……自立していかないといけないんだから」
「う……ん……」
「どうするって……前にも言ったとおり、法学部希望よ」
「そうじゃなくって……どこの大学にするの……？」
「一応ここらへんの大学受けるつもりだけど……つかさはこの辺りの料理学校に行くんだったわね」
「うん、じゃあ卒業しても一緒……だよね？」
「でも、結果次第じゃ、私の遠くの大学に行く可能性もあるわね」
「そ、そう、だよね……」
「……つかさ、酷なようだけど、私達はいつまでも一緒に居られるわけじゃないわ」
「！！」
「たとえ大学が近くになっても、その後のことは分からない。
家族が出来れば嫌でも離れ離れになるし、会う時間だってどんどん少なくなっていくかもね」
「うん……」
「これは仕方のないことなのよ。私達は……自立していかないといけないんだから」
「う……ん……」
ﾋﾟﾁｮﾝ
「……なんて、私もホントに思ってるわけじゃないけどね」
「……えっ？」
「ちょっと、何泣きそうな顔になってるのよ。私だって……つかさと離れたいわけないじゃない。
それに、つかさだけじゃなくて、姉さん達やお父さんにお母さん、
みゆきや、日下部、峰岸に……あと、こなたのやつともね。
みんなとずっと今のまま……ううん、今以上の絆で一緒にいれたらって、そう思う。
人は一人では生きていけないわ。自然に誰かとの繋がりを求めてしまうものだと思うの。
でも、人に頼ってばかりでも駄目。だから、私達は強くならなくちゃいけない。
もし、陵桜を卒業して、私達が離れ離れになったとしても……
つかさは、私無しでやっていけるようにならなくちゃいけないわ」
「うん、そうだよね。いつまでも甘えたままじゃ……いけないよね。
……私、お姉ちゃんの妹でよかったな。こんなに優しくて、私のことを考えてくれるお姉ちゃんがいてくれて。
私ももっと、お姉ちゃんみたいにしっかりしなきゃね」
「ありがと、つかさ。でも、優しいって言葉は、つかさが一番似合ってるわ。
私もつかさみたいに優しくなれたらーって思うこと、結構あるのよ」
「そ、そんなっ、お姉ちゃんのほうが十分優しいよっ？」
「ほらほら謙遜しないっ。そこは素直に受け取っておきなさいよ」
「う、うん……分かった。えへへ……ありがとね、お姉ちゃん」
「……えっ？」
「ちょっと、何泣きそうな顔になってるのよ。私だって……つかさと離れたいわけないじゃない。
それに、つかさだけじゃなくて、姉さん達やお父さんにお母さん、
みゆきや、日下部、峰岸に……あと、こなたのやつともね。
みんなとずっと今のまま……ううん、今以上の絆で一緒にいれたらって、そう思う。
人は一人では生きていけないわ。自然に誰かとの繋がりを求めてしまうものだと思うの。
でも、人に頼ってばかりでも駄目。だから、私達は強くならなくちゃいけない。
もし、陵桜を卒業して、私達が離れ離れになったとしても……
つかさは、私無しでやっていけるようにならなくちゃいけないわ」
「うん、そうだよね。いつまでも甘えたままじゃ……いけないよね。
……私、お姉ちゃんの妹でよかったな。こんなに優しくて、私のことを考えてくれるお姉ちゃんがいてくれて。
私ももっと、お姉ちゃんみたいにしっかりしなきゃね」
「ありがと、つかさ。でも、優しいって言葉は、つかさが一番似合ってるわ。
私もつかさみたいに優しくなれたらーって思うこと、結構あるのよ」
「そ、そんなっ、お姉ちゃんのほうが十分優しいよっ？」
「ほらほら謙遜しないっ。そこは素直に受け取っておきなさいよ」
「う、うん……分かった。えへへ……ありがとね、お姉ちゃん」
ｼﾞｬﾌﾞ
「ま、でもやっぱり離れるよりは一緒のほうがいいから、私もちゃんと合格できるように頑張るけどね。
ていうか……つかさ達はずるいわよ。結局三年間ずっと一緒のクラスだったじゃない。
これで私が大学まで離れちゃったら……その……」
「寂しい？」
「さ、寂しいだなんて言ってないじゃない！
私はただ、みんなと一緒がよかったってだけで……」
「あの子とも一緒のクラスになれなかったしね」
「こ、こなたとなんか一緒になれなくてもいいわよっ！」
「えー？ あの子ってゆきちゃんのことだったんだけど……」
「う……」
「ほらほら照れないっ。そこは素直に認めちゃいなよ♪」
「つ、つかさーっ！」
ていうか……つかさ達はずるいわよ。結局三年間ずっと一緒のクラスだったじゃない。
これで私が大学まで離れちゃったら……その……」
「寂しい？」
「さ、寂しいだなんて言ってないじゃない！
私はただ、みんなと一緒がよかったってだけで……」
「あの子とも一緒のクラスになれなかったしね」
「こ、こなたとなんか一緒になれなくてもいいわよっ！」
「えー？ あの子ってゆきちゃんのことだったんだけど……」
「う……」
「ほらほら照れないっ。そこは素直に認めちゃいなよ♪」
「つ、つかさーっ！」
ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ...
「ねぇ、お姉ちゃん。今日は……一緒に寝ていい？
甘えとかじゃなくて……なんだか今日は、お姉ちゃんとたくさんお話したい気分だから」
「ふふ、奇遇ね。私もそう思ってたところよ」
「やったぁ。じゃあ、後で枕持ってくね。あ、そうだ、今日は背中流してあげる！」
「そう？ じゃあ、お願いしようかしら」
「うん、まかせといてっ、お姉ちゃん！」
甘えとかじゃなくて……なんだか今日は、お姉ちゃんとたくさんお話したい気分だから」
「ふふ、奇遇ね。私もそう思ってたところよ」
「やったぁ。じゃあ、後で枕持ってくね。あ、そうだ、今日は背中流してあげる！」
「そう？ じゃあ、お願いしようかしら」
「うん、まかせといてっ、お姉ちゃん！」
ｼﾞｬﾊﾞｧ
ﾍﾟﾀﾍﾟﾀ...
コメントフォーム
- この後の展開が気になる -- 名無しさん (2010-06-20 10:46:50)
- かがみのツンデレ萌え -- 名無しさん (2008-07-15 21:47:03)
- 互い無しでやっていけるようにはならないだろ（いい意味で） -- 名無しさん (2008-07-13 18:46:47)
- ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ～
この仲良し双子には心配ないかなｗ -- 名無しさん (2008-04-12 01:32:26)
