「こなた…」
こなたの頭に手をのせるそうじろう。
「……んっ…」
かなたに抱きついたまま、こなたがそうじろうの方を見上げる。
「なんだかんだ言って、お前はやさしくて良い子なんだよな…」
「…お父さん…」
いつものオタク全開な壊れた人間の典型のようなダメおやぢな姿はそこにはなく、娘への愛に溢れた父親がいた。
(……なんで、お母さんがお父さんと結婚したのか、少しわかる気がする…)
ほけーと見上げる。
「ん?なんだ?」
そうじろうに突っ込まれ我に返る。
「んぁ…なんでもないよ…」
再び、かなたの方に向き直す。
「ん~~…んっと、ほれ、こなた、ティッシュ」
そうじろうが箱ごとこなたに渡す。
「あ…うん…ありがと、お父さん…」
かなたから離れ、箱を受け取る。
「そう君…」
そうじろうの隣りに行き、服の裾を引っ張りつつ、そうじろうを心配そうに見上げる。
「んん?…ははは…まぁまぁ…ついカッとなっちまった、今は反省している」
バツが悪そうにしながら、苦笑いを浮かべる。
「大丈夫だよ…お父さん、お母さん…」
目は赤く腫れぼったいが、すっきりとした表情のこなた。
「なんだろうね…悪い方向に考えると、どんどんそっちの方向に行っちゃって止まらなくなるんだよね」
困ったもんだと、頭のうしろに手を組みつつ2人の隣りへと来る。
「普段はプラス思考の癖に、一度マイナス思考に陥ると、とことん落ちていくか…なはは、そう言う所は
かなたに似たようだな」
「え?」
こなたがそうじろうに視線を送る。
「そ、そう君…」
そんなことないもん!!と言いたげに、かなたが抗議の視線をそうじろうに送る。
ぷっくりふくれたほほが、かえってかわいらしい。
「あははは…あ~~まぁ~~なんだ…」
困ったような笑顔を見せるそうじろう。
(んあ~、そんなかなたの表情もかわいいんだが、今そんなこといったら殺されるよなぁ…)
「おおぅ」
ぽんっと手を叩くこなた。
「え?ええぇ?こなた、なに納得してるのよ?」
なぜ?とかなたがこなたに突っ込む。
「ん~?だってさ、お母さんも、死んじゃってごめんとか、母親失格とかさんざん言ってたじゃん、自分で」
こなたが答える。
「あ!…ああ~…言ったわね…そんなこと…」
額に手をあて、天を仰ぐ。
「まぁまぁ~いいじゃないか、そんなことはさ。まだ昼まで時間あるし、3人で対戦でもしようぜ。な?」
ふたりの肩に手を置き、ぽんぽんっと叩く。
「そうだね」
こなたが再びテレビの前に陣取るとPCエンジンの電源を入れる。
「お母さん、桃鉄とボンバーマンはやった事があるんだよね?」
「ええ。ファミコンの方だけど」
かなたが、こなたの隣りに座る。
「どっちからやる?」
こなたが誰に聞くともなく言う。
「そいじゃ、手短に、まずはボンバーマンからやるか。操作方法は、たしかファミコン版と同じだったよな」
2人の真後ろというか、2人の間に割り込むかのようにそうじろうが座り込む。
こなたの頭に手をのせるそうじろう。
「……んっ…」
かなたに抱きついたまま、こなたがそうじろうの方を見上げる。
「なんだかんだ言って、お前はやさしくて良い子なんだよな…」
「…お父さん…」
いつものオタク全開な壊れた人間の典型のようなダメおやぢな姿はそこにはなく、娘への愛に溢れた父親がいた。
(……なんで、お母さんがお父さんと結婚したのか、少しわかる気がする…)
ほけーと見上げる。
「ん?なんだ?」
そうじろうに突っ込まれ我に返る。
「んぁ…なんでもないよ…」
再び、かなたの方に向き直す。
「ん~~…んっと、ほれ、こなた、ティッシュ」
そうじろうが箱ごとこなたに渡す。
「あ…うん…ありがと、お父さん…」
かなたから離れ、箱を受け取る。
「そう君…」
そうじろうの隣りに行き、服の裾を引っ張りつつ、そうじろうを心配そうに見上げる。
「んん?…ははは…まぁまぁ…ついカッとなっちまった、今は反省している」
バツが悪そうにしながら、苦笑いを浮かべる。
「大丈夫だよ…お父さん、お母さん…」
目は赤く腫れぼったいが、すっきりとした表情のこなた。
「なんだろうね…悪い方向に考えると、どんどんそっちの方向に行っちゃって止まらなくなるんだよね」
困ったもんだと、頭のうしろに手を組みつつ2人の隣りへと来る。
「普段はプラス思考の癖に、一度マイナス思考に陥ると、とことん落ちていくか…なはは、そう言う所は
かなたに似たようだな」
「え?」
こなたがそうじろうに視線を送る。
「そ、そう君…」
そんなことないもん!!と言いたげに、かなたが抗議の視線をそうじろうに送る。
ぷっくりふくれたほほが、かえってかわいらしい。
「あははは…あ~~まぁ~~なんだ…」
困ったような笑顔を見せるそうじろう。
(んあ~、そんなかなたの表情もかわいいんだが、今そんなこといったら殺されるよなぁ…)
「おおぅ」
ぽんっと手を叩くこなた。
「え?ええぇ?こなた、なに納得してるのよ?」
なぜ?とかなたがこなたに突っ込む。
「ん~?だってさ、お母さんも、死んじゃってごめんとか、母親失格とかさんざん言ってたじゃん、自分で」
こなたが答える。
「あ!…ああ~…言ったわね…そんなこと…」
額に手をあて、天を仰ぐ。
「まぁまぁ~いいじゃないか、そんなことはさ。まだ昼まで時間あるし、3人で対戦でもしようぜ。な?」
ふたりの肩に手を置き、ぽんぽんっと叩く。
「そうだね」
こなたが再びテレビの前に陣取るとPCエンジンの電源を入れる。
「お母さん、桃鉄とボンバーマンはやった事があるんだよね?」
「ええ。ファミコンの方だけど」
かなたが、こなたの隣りに座る。
「どっちからやる?」
こなたが誰に聞くともなく言う。
「そいじゃ、手短に、まずはボンバーマンからやるか。操作方法は、たしかファミコン版と同じだったよな」
2人の真後ろというか、2人の間に割り込むかのようにそうじろうが座り込む。
「お、お母さん…案外強いね…」
かなた一人負けかと思われたが、勝敗数は3人で拮抗していた。
「へへへ、このゲームはクリアできた数少ないゲームの一つなのよ」
かなたが、えっへんと胸をはる。
「おっ、だいぶ慣れてきたな。じゃ、ドクロ有りでやるか」
そうじろうが提案する。
「そだね。そっちの方が圧倒的に面白いし」
こなたが相づちを打つ。
「そーそー、そのドクロってなに?」
「んーとね、パワーアップアイテムみたいに壁から出るんだけど、取ると足が速くなったり遅くなったり、勝手に爆弾
セットしていったり…マイナス効果ばかりなんだけど、他のプレイヤーに触ると感染しちゃうんだ。まぁ、面白いから
やってみてのお楽しみだね」
にやにやが止まらないこなた。
「へー…、ま、やってみましょうか」
かなた一人負けかと思われたが、勝敗数は3人で拮抗していた。
「へへへ、このゲームはクリアできた数少ないゲームの一つなのよ」
かなたが、えっへんと胸をはる。
「おっ、だいぶ慣れてきたな。じゃ、ドクロ有りでやるか」
そうじろうが提案する。
「そだね。そっちの方が圧倒的に面白いし」
こなたが相づちを打つ。
「そーそー、そのドクロってなに?」
「んーとね、パワーアップアイテムみたいに壁から出るんだけど、取ると足が速くなったり遅くなったり、勝手に爆弾
セットしていったり…マイナス効果ばかりなんだけど、他のプレイヤーに触ると感染しちゃうんだ。まぁ、面白いから
やってみてのお楽しみだね」
にやにやが止まらないこなた。
「へー…、ま、やってみましょうか」
「ちょっっっ、きゃぁぁぁぁぁ、いやーーーーーー!!」
かなたが叫びまくる。
かなたは、ドクロを自ら取ろうとはしないのだが、こなたが積極的に取得、さらに巧みに感染させていくことにより
かなたもドクロに染まっていく。
大抵3人同時爆死でドローになるなか、じりじりと、こなたが勝ちを拾いはじめてきた。
かなたにとって足が早くなるのが特に鬼門のようだ。
画面狭しと走り回り、皆を道連れに爆死してしまう。
一人叫び声を連発して奮戦するかなたを、そうじろうとこなたが腹を抱えて笑いまくる。
「いやーー久しぶりにコレやったけど、原点っつーか、やっぱ面白いね~これは」
こなたが笑い過ぎて死にそうになりながら、息も絶え絶えに言う。
「だな!!」
そうじろうも笑い死にしそうになりながらこなたに答える。
「んもー2人とも…んん~でもこの訳の判らなさがすごくおもしろいわね~」
なんのかんのと爆死しつつも笑みがこぼれるかなた。
あっという間に時間が過ぎていく。
「おっ!?気がつけば1時過ぎじゃないか。うし、ちょっくら、お父さん昼飯作ってくるわ」
そうじろうが立ち上がる。
「あら?わたしが作るわよ?」
かなたがそうじろうを見上げる。
「ああ~、いいっていいって。俺が作ってくるからさ、ゆっくりしてなって」
そういって、そうじろうがキッチンへと消えていく。
「あらあら……それでは、お言葉に甘えさしてもらって、ちょっと休憩しますか」
んん~と伸びをして、そのまま、後ろに倒れるように大の字になって床に寝そべる。
「んじゃ、わたしも~♪」
そのとなりに同じようにゴロンと寝そべる。
かなたが叫びまくる。
かなたは、ドクロを自ら取ろうとはしないのだが、こなたが積極的に取得、さらに巧みに感染させていくことにより
かなたもドクロに染まっていく。
大抵3人同時爆死でドローになるなか、じりじりと、こなたが勝ちを拾いはじめてきた。
かなたにとって足が早くなるのが特に鬼門のようだ。
画面狭しと走り回り、皆を道連れに爆死してしまう。
一人叫び声を連発して奮戦するかなたを、そうじろうとこなたが腹を抱えて笑いまくる。
「いやーー久しぶりにコレやったけど、原点っつーか、やっぱ面白いね~これは」
こなたが笑い過ぎて死にそうになりながら、息も絶え絶えに言う。
「だな!!」
そうじろうも笑い死にしそうになりながらこなたに答える。
「んもー2人とも…んん~でもこの訳の判らなさがすごくおもしろいわね~」
なんのかんのと爆死しつつも笑みがこぼれるかなた。
あっという間に時間が過ぎていく。
「おっ!?気がつけば1時過ぎじゃないか。うし、ちょっくら、お父さん昼飯作ってくるわ」
そうじろうが立ち上がる。
「あら?わたしが作るわよ?」
かなたがそうじろうを見上げる。
「ああ~、いいっていいって。俺が作ってくるからさ、ゆっくりしてなって」
そういって、そうじろうがキッチンへと消えていく。
「あらあら……それでは、お言葉に甘えさしてもらって、ちょっと休憩しますか」
んん~と伸びをして、そのまま、後ろに倒れるように大の字になって床に寝そべる。
「んじゃ、わたしも~♪」
そのとなりに同じようにゴロンと寝そべる。
「ねぇねぇ、お母さん、そういやさ、お母さん、いつの間にやら自分の事『お母さん』って言うようになったね」
「あら?気づいた?」
「えへ…あれ~なんか昨日と違うな~、なんだろうなぁ~って思ってて、あ~~って」
と言いつつ、スルスルっとかなたの腕枕ポジションへと頭を滑らせるこなた。
「そう君のしゃべってるのを聞いてて、なんか違和感あるなっと思ってたら、一人称が『俺』じゃなくて『お父さん』
になってたからかぁ~って気づいて。それじゃ、わたしも自分の事『わたし』じゃなくて『お母さん』って言っても
いいかなぁってね。まだまだ、自分のこと『お母さん』っていうのなんだか恥ずかしいんだけどね」
天井を向いていたかなたが、枕になってる腕を残してこなたの方に身体が向くよう横向きになる。
こなたを見つめるその顔の、頬の辺りがほんのり赤い。
「はずかしい?そう?ん~~、わたしはそっちの方が自然だと思うし、変じゃないよ。大丈夫だよ」
「そう言ってもらえると、なんか安心ね…へへ」
こなたの頭をそっとなでる。
しばらく無言の時間が流れる。キッチンの方から時おり音がしてくるだけの静かな時間。
「ふふ…、ただこうしてるだけなのに、不思議ね…こなたを見てると飽きないわ…」
「にへへ…わたしも、このまんまいくらでも過ごせそう…」
「あら?気づいた?」
「えへ…あれ~なんか昨日と違うな~、なんだろうなぁ~って思ってて、あ~~って」
と言いつつ、スルスルっとかなたの腕枕ポジションへと頭を滑らせるこなた。
「そう君のしゃべってるのを聞いてて、なんか違和感あるなっと思ってたら、一人称が『俺』じゃなくて『お父さん』
になってたからかぁ~って気づいて。それじゃ、わたしも自分の事『わたし』じゃなくて『お母さん』って言っても
いいかなぁってね。まだまだ、自分のこと『お母さん』っていうのなんだか恥ずかしいんだけどね」
天井を向いていたかなたが、枕になってる腕を残してこなたの方に身体が向くよう横向きになる。
こなたを見つめるその顔の、頬の辺りがほんのり赤い。
「はずかしい?そう?ん~~、わたしはそっちの方が自然だと思うし、変じゃないよ。大丈夫だよ」
「そう言ってもらえると、なんか安心ね…へへ」
こなたの頭をそっとなでる。
しばらく無言の時間が流れる。キッチンの方から時おり音がしてくるだけの静かな時間。
「ふふ…、ただこうしてるだけなのに、不思議ね…こなたを見てると飽きないわ…」
「にへへ…わたしも、このまんまいくらでも過ごせそう…」
「おーい、できたぞー、こっちで食うか~?そっちにもってくか~?」
奥から、そうじろうの声が響く。
「どうする?お母さん」
こなたがむくりと起き上がる。
んん~と伸びをしつつ、かなたもムクッと起きる。
「持ってきてもらうのもなんだし、向こうにいきましょ」
「うん、そうだね…お父さん、そっちにいくよ~」
こなたがそうじろうに返事をする。
「…おう、伸びないうちに早くな~」
やまびこのように返事が返ってくる。
「伸びる?麺類か!」
こなたが、んしょっと立ち上がる。
「さてと」
かなたも立ち上がり、キッチンの方へと2人で歩いていく。
奥から、そうじろうの声が響く。
「どうする?お母さん」
こなたがむくりと起き上がる。
んん~と伸びをしつつ、かなたもムクッと起きる。
「持ってきてもらうのもなんだし、向こうにいきましょ」
「うん、そうだね…お父さん、そっちにいくよ~」
こなたがそうじろうに返事をする。
「…おう、伸びないうちに早くな~」
やまびこのように返事が返ってくる。
「伸びる?麺類か!」
こなたが、んしょっと立ち上がる。
「さてと」
かなたも立ち上がり、キッチンの方へと2人で歩いていく。
テーブルに置かれた3つのラーメン用のどんぶり。
こなたが、テーブルに置かれたうちの一つを覗き込む。
「塩ラーメンか…あれ?あったっけ?」
冷蔵庫や食材の在庫をほぼ把握していただけに、あれ?と思うこなた。
「ははは、鋭いな。食ってからのおたのしみだ」
そうじろうが、おっ!!とこなたに返す。
「まぁ、なんにせよ、伸びたり、冷めたりしないうちにいただきましょ」
かなたが、こなたの正面の席に移動する。
「そだね」
こなたが目の前の椅子に座る。
「そいじゃ、お父さんもっと」
そうじろうがこなたの左となりの席に座る
「んじゃ、いただきます」
「「いただきます」」
こなたが、テーブルに置かれたうちの一つを覗き込む。
「塩ラーメンか…あれ?あったっけ?」
冷蔵庫や食材の在庫をほぼ把握していただけに、あれ?と思うこなた。
「ははは、鋭いな。食ってからのおたのしみだ」
そうじろうが、おっ!!とこなたに返す。
「まぁ、なんにせよ、伸びたり、冷めたりしないうちにいただきましょ」
かなたが、こなたの正面の席に移動する。
「そだね」
こなたが目の前の椅子に座る。
「そいじゃ、お父さんもっと」
そうじろうがこなたの左となりの席に座る
「んじゃ、いただきます」
「「いただきます」」
三人揃ってのいただきます、か…それが出来る機会はもう…
そんな、切ないような悲しいような感覚がふっと湧いてくるそうじろうであったが、目の前の光景に
頭を軽く振り、そんな後ろ向きな感情を即座に打ち消す。
幸い、二人は目の前のラーメンに釘付けな為、そうじろうのそんな行為は見られる事はなかった。
どんぶりのなかを箸を用いて調べ、一口食べるこなた。
「!!っおおっ、スパゲッティーか!!ラーメンの器使ってたから、騙されたよ!!」
目が輝くこなた。
「スープスパってところか…でも、具といい、スープといい、ラーメンのだね…意外に合うもんだね~」
「いや…まんまラーメンのスープってわけではないぞ。ちょっとひねってはある」
そうじろうが、してやったりとにやけつつ解説する。
「まぁ、いいや、まずは全部食べてからっと」
コメントが多いこなたとは対照的に黙々と食べるかなた。
真っ先に食べ終えたのは…こなただった。
「ふぅ~ごちそうさま。ん~中華風のイタリアンか…今度わたしも挑戦してみよう」
こなたが、さっさと食器を片付けながら誰に言うともなく言う。
続いてそうじろうが食べ終わる。
「ごちそうさまっと。新メニューか、こなた、楽しみにしてるぞ!」
食べ終わったものの、とりあえずは座ったままのそうじろう。
まるで、かなたが食べ終わるのを待つかのように。
しばらくしてかなたが食べ終わる。
「ふぅ~ごちそうさま、そう君、随分上手くなったわね、おいしかったわ。う~ん、お母さんもしかして負けてる?」
「それは無い」
間髪いれず、こなたが否定する。
「あはは…即答か?わかっちゃーいたが、もちっと考える時間があっても良いんじゃないか?」
そうじろうが、悲しげに聞く。
「いや、考えるまでもなく。いくらお母さん補正がかかってるとはいえ、やっぱお母さんの料理は別格だよ。
昨晩と今朝のはめっちゃ勉強になった。あとで、レシピいろいろ教えてね、お母さん。お父さんも上手いけど
比べる相手が悪いよ」
なぜか誇らしげなこなた。
「ありがと、こなた」
ニコッと微笑むかなた。
「いや~、本当の事を言ったまでだから…んと、お母さんたちのも下げちゃうよ?いい?」
ニヤニヤしつつ、テーブルの横に戻ってくる。
「え?うん、お願いね」
「おっ?サンキュ、こなた」
テーブルに残るそうじろうとかなたの食器を下げ始めるこなた。
「ちゃっちゃっと洗って、今度は桃鉄でもやりますか」
こなたが、食器を洗い始める。
「麦茶でも飲むか?」
こなたが食器類を洗い始めてからそうじろうが冷蔵庫から麦茶を取り出す。
「うん」
かなたがコップを3つ取り出しテーブルに置く。
「こなたの分、ここに置いとくな」
そうじろうが3つのコップに麦茶を注ぐ。
「あ、ありがと」
こなたが洗い物をしつつ返答をする。
とりあえず、今すぐ飲む気は無い様子。
かなたがが椅子を移動させてそうじろうの隣りに座る。
特に会話がある訳でもなしに、二人ともコップの麦茶を飲んでいく。
ただ、隣り合っているだけでも幸せそうな二人。
麦茶を飲み終えたかなたが、こてんっと頭をそうじろうの肩にあずける。
会話なんていらない、そんな風にも見れる。
そんな二人をちら見しながら、なんともいえない誇らしい気持ちになるこなたであった。
そんな、切ないような悲しいような感覚がふっと湧いてくるそうじろうであったが、目の前の光景に
頭を軽く振り、そんな後ろ向きな感情を即座に打ち消す。
幸い、二人は目の前のラーメンに釘付けな為、そうじろうのそんな行為は見られる事はなかった。
どんぶりのなかを箸を用いて調べ、一口食べるこなた。
「!!っおおっ、スパゲッティーか!!ラーメンの器使ってたから、騙されたよ!!」
目が輝くこなた。
「スープスパってところか…でも、具といい、スープといい、ラーメンのだね…意外に合うもんだね~」
「いや…まんまラーメンのスープってわけではないぞ。ちょっとひねってはある」
そうじろうが、してやったりとにやけつつ解説する。
「まぁ、いいや、まずは全部食べてからっと」
コメントが多いこなたとは対照的に黙々と食べるかなた。
真っ先に食べ終えたのは…こなただった。
「ふぅ~ごちそうさま。ん~中華風のイタリアンか…今度わたしも挑戦してみよう」
こなたが、さっさと食器を片付けながら誰に言うともなく言う。
続いてそうじろうが食べ終わる。
「ごちそうさまっと。新メニューか、こなた、楽しみにしてるぞ!」
食べ終わったものの、とりあえずは座ったままのそうじろう。
まるで、かなたが食べ終わるのを待つかのように。
しばらくしてかなたが食べ終わる。
「ふぅ~ごちそうさま、そう君、随分上手くなったわね、おいしかったわ。う~ん、お母さんもしかして負けてる?」
「それは無い」
間髪いれず、こなたが否定する。
「あはは…即答か?わかっちゃーいたが、もちっと考える時間があっても良いんじゃないか?」
そうじろうが、悲しげに聞く。
「いや、考えるまでもなく。いくらお母さん補正がかかってるとはいえ、やっぱお母さんの料理は別格だよ。
昨晩と今朝のはめっちゃ勉強になった。あとで、レシピいろいろ教えてね、お母さん。お父さんも上手いけど
比べる相手が悪いよ」
なぜか誇らしげなこなた。
「ありがと、こなた」
ニコッと微笑むかなた。
「いや~、本当の事を言ったまでだから…んと、お母さんたちのも下げちゃうよ?いい?」
ニヤニヤしつつ、テーブルの横に戻ってくる。
「え?うん、お願いね」
「おっ?サンキュ、こなた」
テーブルに残るそうじろうとかなたの食器を下げ始めるこなた。
「ちゃっちゃっと洗って、今度は桃鉄でもやりますか」
こなたが、食器を洗い始める。
「麦茶でも飲むか?」
こなたが食器類を洗い始めてからそうじろうが冷蔵庫から麦茶を取り出す。
「うん」
かなたがコップを3つ取り出しテーブルに置く。
「こなたの分、ここに置いとくな」
そうじろうが3つのコップに麦茶を注ぐ。
「あ、ありがと」
こなたが洗い物をしつつ返答をする。
とりあえず、今すぐ飲む気は無い様子。
かなたがが椅子を移動させてそうじろうの隣りに座る。
特に会話がある訳でもなしに、二人ともコップの麦茶を飲んでいく。
ただ、隣り合っているだけでも幸せそうな二人。
麦茶を飲み終えたかなたが、こてんっと頭をそうじろうの肩にあずける。
会話なんていらない、そんな風にも見れる。
そんな二人をちら見しながら、なんともいえない誇らしい気持ちになるこなたであった。
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- 原作に迫るクオリティ!!! -- チャムチロ (2012-10-03 21:14:04)