kairakunoza @ ウィキ

あっちいってよ~!

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
その日、ゆたかはみなみと遊ぶ約束をしており、みなみの家に向かっていた。ゆたかはもう何回もみなみの家にきているため、みなみの家の人や動物たちとも仲良くなっている。
今日は、一日遊べると言うことで、こなたに選んでもらったワンピースにお気に入りのスカートという格好でみなみの家に向かっていた。似合うかどうかは、服装を見たこなたが「萌え」といってたので間違いはないだろうと思われる。

「ふい~~~、やっとついたぁ。」

みなみの家の門扉の横にあるインターホンを鳴らす。ピンポーン・・・。

「はい。」
「あ、ゆたかですけど・・・。」
「あ、・・・今扉開けるね。」

門がゴゴゴゴゴと音を立てて開く。さすがだなぁと感心しながら、ゆたかは中に入って行く。みなみの家は広い庭があって、そこを通過しないと家にたどり着けないようになっている。
その広い庭には犬がおり、名前はわからないがゆたかが来るといつもしっぽを振って歓迎してくれる。

「ワフワフッ!!!」
「よしよし、今日もおりこうさんだねぇ。」

ゆたかは、犬に近寄って行く。犬の方も、ゆたかがくるとうれしいものだから、興奮してしまう。そして、ゆたかが犬に触ろうとしたとき・・・。

「ワフ~ン!!!」
「きゃっ!」

突然犬が飛びかかって来たので、ゆたかは尻餅をついてしまった。いつもはおとなしくて頭をなでられるだけの素直な犬なのだが、今回はそうとうゆたかに会いたかったのか知らないが、ハッハッハッと息を荒くしてゆたかに近寄って行く。

「いたたたた・・・。もう、甘えん坊なんだから。プリプリ!」
「ワフ~ン・・・。」
「心配してくれてるの?」
「ワフワフ。」

ゆたかの匂いをくんくんと嗅ぐ。そして、大丈夫かいと言わんばかりにゆたかをペロペロと舐める。
だが、一つ問題が発生。犬がゆたかを舐めるのは良いのだが、その場所が問題なのだ。
犬が舐めているのは、ゆたかのお気に入りのスカートの中。尻餅をついてうごけないゆたかのスカートの中をガサガサと探り、下着の上から一番感じやすいところをペロペロと舐めているのだ。
犬の舌は人間よりもザラザラしているので、薄い下着一枚くらいでは、それをうち消す効果はほとんどない。

「あっ・・・そんなとこ、だめだよぉ・・・。あっちいけ、あっちいけ。」
「ワフ~ン♪」
「うあっ、ああっ、あうー・・・。」

完全に犬の方が恍惚状態になってしまい、ゆたかにそれを止めることは出来ない。こんな外で、しかもみなみちゃんの家がある通りって人通りがそんなに少ない方じゃないし・・・。
最悪のシナリオが頭をよぎる。ゆたかは比較的感じやすい方なので、はやく誰かが助けてきてくれないと状況がどんどん悪くなってきてしまう。

「み・・・みなみちゃん、助けて・・・。」

――― 一方その頃、みなみはゆたかが遅いので心配していた。

「ゆたか・・・。なにかあったのかな。」

庭を見回す。いつもと変わった様子はない。さっきインターホンを押してから2分が経つ。いつもはもっとはやくくるはずなのに、なんかおかしいのかな、ゆたか病弱だから。
うちの庭で倒れてたら・・・でも、そんなに長い道ってわけでもないし・・・。そういう思いを押し殺して、ゆたかがやってくるのを待つ。

「そのうち来ればいいんだけど、貧血でゆたかが倒れてたりしたら・・・。」

――― 一方、ゆたかは、執拗な犬の攻めをまだ受けていた。

「ふぁ、ふああっ・・・。あ、あああ・・・。」
「ワフ~♪」
「ど、どうしよう、ここままじゃ本当に私、いっちゃうかもしれない、みなみちゃんちのお庭でいっちゃうなんて・・・。」

ペロペロ、ピチョピチョ。徐々にゆたかの下着が濡れてくる。それを犬がベロベロと舐めるものだから、唾液のせいでますます下着が湿度を増す。
「あっ、ふぁ、ああん、うああん・・・。」
「ワフ?ワフワフワフ!!!」

犬はゆたかの様子がおかしくなったのを見逃さなかった。ラストスパートといわんばかりに、下着の上から更に激しく舐め続ける。激しさを増した舐め攻撃に、ゆたかの堤防は決壊寸前だった。

「あ、あ、私、このままじゃ、あ、やめて、もうやめて、いっちゃう、いっちゃう、あああああああああ!!!!」
「ワフ~ン♪」

ゆたかの体がビクッと跳ねた。どうやら、絶頂を迎えたようである。ゆたかの愛液が勢いよく飛び出そうとするが、下着に遮られ、スカートの中でビシャンと爆発する。ゆたかのお気に入りのスカートは愛液まみれになり、ドロドロになってしまった。

時を同じくして、ゆたかが絶頂を迎えた声をみなみは聞き逃さなかった。

「ゆたか?ゆたか、どうしたんだろう。ゆたか・・・。」

すぐに玄関に向かう。素足にサンダルを履いて、ドアを開け放す。庭をグルッと見回してみると、そこにはお座りをしている犬と、倒れているゆたかの姿があった。
すぐにかけより、時折余震のようにビクッと痙攣を起こしながらぐったりしているゆたかを抱きかかえる。

「ゆたか・・・ごめんね、ごめんね・・・。」
「み、みなみ、ちゃん・・・。」
「私がちゃんとしていればこういうことにはならなかったのに・・・。」

みなみは目に涙を浮かべながらゆたかに謝罪する。もう意識がほとんどないゆたかが、一瞬首を縦に振ったように思えた。みなみはすぐに家の中にゆたかを運び込み、汚れた衣服を脱がせてベッドに寝かす。
すぐにゆたかはスースー寝息を立てて寝始めた。その様子を確認したみなみは、一人部屋を後にする。

「ゆたか・・・本当にごめん・・・。」

その夜、こなたの家。

「へぇ。そんなことがあったのか。それは災難だったな、ゆーちゃん。」
「あっちいけって言ったのに行ってくれなかったんだよ。」

そうじろうがゆたかを心配して、栄養ドリンクをゆたかに渡す。

「その犬もゆーちゃんに萌え萌えだったんだねぇ。」
「お、お姉ちゃん!」
「今度行ったときにまたやられちゃうかもよ?」
「じゃあ、今度は私の家にみなみちゃんを呼んであげよっと!」
「そうしたら今度は私がみなみちゃんを襲ってあげようではないか。ね、ゆーちゃん。」
「あのワンちゃんにも悪気はなかったと思うし・・・。」
「私も悪気はないよ。」
「いや、こなたは悪気ありすぎだから。」

今度みなみちゃんとこに行くときにはなるべく犬のそばは通りたくないな、と思ったゆたかなのでした。

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