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みさおのゆめ

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― みさお

みさお(んー?    あれ?あたし寝ちゃったのか?
    えーと・・・たしか柊と綾乃と勉強してて―)

かがみ「あっ・・・!  お、起きたの?日下部」
みさお「ひ、柊!? な、なんでいるんだ?」
かがみ「み、みんなで勉強してたら、あんた『疲れたー』って言って、
    ベッドに横になって寝ちゃったんじゃない。あ、峰岸は先に帰ったわよ」
みさお「は?そうなの?」
かがみ「はぁ・・・。日下部って何にも考えてないのねー」
みさお「うっ・・・。し、しかたねーじゃん!勉強嫌いなんだし!」
かがみ「・・・・それだけじゃないわよ・・・」
みさお「な、何がだよっ!」
かがみ「日下部・・・・。    私のこと・・・どう思う?」
みさお「へ?何言ってんだ?柊?」
かがみ「だってさ、日下部って、いっつも部活ばっかりだったじゃない?
    ・・・・・・私、寂しかったのよ?」
みさお「え?   ・・だ、だって柊ってちびっ子が好きなんだろ?」
かがみ「そんなわけないじゃない!
    日下部とは中学から一緒のクラスだったのに・・
    ・・・ずっと好きだったのに・・・全然振り向いてくんないし・・・」
みさお「あ、あ・・・そ、そんなこと全然言わなかったじゃんかよ!」
かがみ「だって日下部、部活行っちゃって話する時間少なかったし・・・。
    いつも日下部のこと見てたのに・・・・・・・鈍感・・・」
みさお「うっ・・・。ひいらぎぃ・・・。
    悪かったよぉ・・そんな泣くなよ・・・」
かがみ「うっさい!バカ!何で全然気づいてくんないのよぉ・・・」
みさお「ご、ごめんよ・・・。ひいらぎぃ・・・」
かがみ「・・・・日下部は・・・・私のこと・・好き?」
みさお「え?・・・い、いや、あの・・・その・・・」
かがみ「やっぱりダメなんだ・・・・・」
みさお「だ、だから泣くなってば!  あ、あたしも! 
    ・・・ひいらぎのこと好きだよ・・」
かがみ「ホント?うそついてんじゃないでしょうねぇ?」
みさお「ホントだってば!    
    ・・・・・中学の時から気になってたんだよ・・・。
    でも、柊は委員長で周りにも友達たくさんいたし、
    そんなこと言ったって柊に迷惑かなって思ってたし・・・・。
    それに・・・
    高校入ってからは、ちびっ子たちといっつも一緒だったからよぉ・・・」
かがみ「こなたたちは大切な『友達』よ。
    でも、日下部は違う・・・」
みさお「柊・・・・・」
かがみ「日下部・・・・。いいよね・・・?」
みさお「え?な、なにが?・・・って!何でベッドに上がってくんだ?
    それに顔近づけすぎだってば!」
かがみ「もう・・・。黙って・・・」
みさお「へ?あ、あの・・・  !?  んん~~~!!」
かがみ「―ん。 
    ・・・日下部の唇って柔らかいね・・・」
みさお「ひ、ひいらぎ!?ちょ、ちょっとまっ―」
かがみ「ふふ・・。日下部・・・」
みさお「わ、わ、ひ、柊 !? く、首はやめ・・ っ!あ・・だ、だめ・・・」
かがみ「日下部って首筋弱いの~?   もっとやっちゃお」
みさお「あっ・・・だ、だめ・・だ・・・って・・・。ひ、ひいらぎ・・・。
    くぅ・・ん・」
かがみ「日下部の声・・・可愛いよ・・・。もっと聞かせて・・・」
みさお「あ・・あぁ・・・。
    だめだって・・そ・・そんな・舐め・る・なっ・・て・。
    くっ!・・・・うぅ・・・・・。そ、それ以上・・・され・・たら・・」
かがみ「されたら?」
みさお「・・だ、だから・・やば・・い・・って・・。
    我慢・・・できな・・い・・・・」
かがみ「・ふふふ・・・・・・私も。
    ・・ねぇ?日下部・・・一緒に気持ちよくなろ?・・・」
みさお「ひ・・・いら・・ぎ・・・」

             ・
             ・
             ・

みさお「ひいらぎぃ・・・・。むにゃむにゃ・・・。   ってヴぁ!!」
みさお「・・・・・。  あ、あれ、柊?柊は?・・・・      ゆめ?」
みさお「あ~!なんだよぉ~~~。夢なのかよぉ~~~。
    あそこで終わりはきついよぉ~。
    も~~~、どうすんだよ~~~。うわっ!まだ5時だし・・・・
    ・・・・ん?まだ寝られるよな? ・・・・・・。
    ぃよおし!!続きだ!続き!待ってろよ~ ひいらぎ~ 」

               ・
               ・
               ・

みさお(っと。ここは ―学校か?さっきまではあたしの部屋だったけど・・。
    お?柊だ!)

みさお「お~い!柊~!戻ってきたぞ~!」
かがみ「日下部?こんなとこで何してんの?」
みさお「やだな~。あんなに激しく求めてきたじゃねぇかよぉ。
    ほれ、さっきの続きしようぜ!」
かがみ「は?あんた何言ってんの?」
みさお「だからよぉ~、さっきみたいにイチャイチャしようっての」
かがみ「く、日下部?だいじょうぶ?
    何か悪いもん喰ったんじゃないでしょうね?」
みさお「おいおい。そりゃあねぇよ。さっきあたしんこと好きだって言って
    チューしてきたんじゃねぇかよ」
かがみ「は?そ、そんなことするわけないでしょ!!何言ってんのよ!」
みさお「あ?  はは~ん。それはあれだな?ちびっこが言ってたツンなんだな?
    まったく柊は素直じゃねぇなぁ~」
かがみ「ば、ばかじゃないの?やめなさいよ!」
みさお「どれ、じゃあ、あたしからチューしてや―」
かがみ「ふざけんな!!」
みさお「うぉ!!  いって~・・・。マジでビンタされた・・・。ん?痛い?
    つーことは・・・夢じゃない?」
かがみ「何寝ぼけたこと言ってんのよ!!」
みさお「うぉー!!!!!  マジか?マジで夢じゃねぇのか?
    うあぁぁぁぁぁぁぁ!!何でなんだよ~~~!!」
こなた「あれ?かがみ?それにみさきちじゃん?  なに?ケンカしてんの?」
かがみ「あ、こなた!さっきから日下部が意味の分からないこと言っててさ~。
    いきなり迫ってきたから思わず殴っちゃったのよ」
こなた「ありゃ~。それはご愁傷様~。みさきち、大丈夫?」
みさお「うぉ~!!ちびっこぉ~~~!!ひいらぎは鬼だよ!!悪魔だよぉ!!」
かがみ「な、なによ!!日下部が襲ってきたんじゃない!」
こなた「よしよし。  まぁ、みさきちの言うこともわかるけどね~」
かがみ「ちょっ!こなたっ!!あんたもか!!」
こなた「まぁまぁ、最後まで聞きなよ、かがみん。
    みさきち~? かがみはね、確かにおっかないとこもあるけど、
でもね、優しいとこもあるんだよ?」
みさお「へ?」
こなた「だってねぇ~。わたしのこと、ぎゅってして、
    優しくチューしてくれるんだもん」
みさお「は?」
かがみ「こ、こなた!な、なに言ってんのよ!」
こなた「だって本当のことじゃん?さっきもすっごく優しくしてくれたんだよ?」
みさお「う、うそだ!!」
こなた「うそじゃないよ~。ね?かがみ?」
みさお「う、うそだよなっ?柊?」
かがみ「うっ・・・・・・。うそ・・・じゃ・・ないわ・・」
みさお「!?」

             ・
             ・
             ・

みさお「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

みさお「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・あ、あれ?あたしの部屋?・・・・・。
    ・・・ゆ、夢・か?・・・はぁ・・・・よかった・・・・」
かがみ「あれ?日下部?どうしたの?」
みさお「うぉっ!?柊?  な、なんで?」
かがみ「え?目が覚めちゃったからトイレに行ってたんだけど・・・。
    どうしたの?汗まみれじゃない。   それに・・・泣いてるの?」
みさお「だ、だってよぉ~。さっき夢の中で―」
かがみ「―。 ふーん・・・。私がこなたとラブラブで日下部にビンタしたと」
みさお「そうなんだよぉ~。
    だからてっきり夢じゃないのかって思ってよぉ・・・。
    今の柊は本物だよな?ちゃんといるんだよな?」
かがみ「・・・もし、私が夢だったら?」
みさお「!?  や、やだよっ!もう柊と離れたくないよ!
    だったらずっと寝てる!」
かがみ「でも・・・。いつかは さめちゃう かもしれないじゃない?」
みさお「そんなことねぇよ!柊と離れたくないから絶対覚めない!」
かがみ「日下部・・・。 ・・ありがと・・」
みさお「ひ、柊?な、なんで泣いてんだよ!なんでそんなこと言うんだよ!」
かがみ「だって・・日下部も私のこと想ってくれてるってわかったから・・
    ・・・だから嬉しくって・・」
みさお「・・・なぁ・・・柊は・・・もうどこにも行かないよな?」
かがみ「うん・・。大丈夫。どこにも行かないわよ・・・。
    だから日下部も泣かないで」
みさお「う、うん。泣かない」

みさお「ところで・・・なんで柊があたしの部屋にいるんだ?」
かがみ「うわっ!ひどっ!勉強のあとそのまま泊まったんじゃない!!
    ・・・・・じゃあ・・・昨日のことも・・忘れてるの?」
みさお「き、きのうのこと?」
かがみ「・・・もうっ・・・   こういうこと!」
みさお「ひ、ひいら―  ん・・・ 」
かがみ「―。  思い出した?」
みさお「あ・・・う、うん・・。あれって夢じゃなかったんだな・・」
かがみ「まったく、しょうがないわねぇ。日下部、途中で気失っちゃうんだもん」
みさお「えっ?・・・あ、あの、それ、覚えてないんだけど・・・」
かがみ「日下部ったらすごかったわよ~。
    今日は家の人がいなくてほんと良かったわ。
    あんな絶叫聞いたらみんな起きちゃうわよ」
みさお「へ?あ、あたし・・・そんなことしたの?」
かがみ「それだけじゃないわよ。
    呼びかけても全然応えないし、痙攣しっぱなしだったし。
    さすがに救急車呼ぼうかとも思ったけど、私もそのまま寝ちゃったからさ」
みさお「うっ・・・。綾乃~、  やっぱり柊は悪魔だよ~」
かがみ「ちょっ!何よ!  
    た、確かにやりすぎちゃったとは思ったけど・・・・・。
    ・・・ご・・ごめん・・・。嫌いになった?」
みさお「き、嫌いになんてなるわけねぇじゃん。ただ・・・
    ・・ちょっと怖かった・・・」
かがみ「 うっ!?  ご、ごめん・・・」
みさお「あ・・・だ、大丈夫だからよ・・・」
かがみ「う、うん・・・。ほんとごめんね、日下部。
    私、自分のことばっかりで日下部のこと考えてなかった」
みさお「いいんだよ・・・。
    あっ・・でも、だったら一つお願いしてもいいか?」
かがみ「な、なに?」
みさお「あ、あのさ・・・・・柊にギューってされたい」
かがみ「へ?・・・・ぷっ・・あははははは!!
    それじゃ、夢の中のこなたと一緒じゃない」
みさお「そ、そうだよ!!あたしも柊に優しくして欲しいんだ!!」
かがみ「あ・・・・く、日下部・・・・。笑ってごめん・・・。
    ・・・こっちきて・・」
みさお「柊・・・。ありがと・・・。 ・・・あー、すげー落ち着く・・・
    それに・・柊って良いニオイするんだな・・・」
かがみ「!? バ、バカッ!!・・・そんなこと言わないでよ!」
みさお「ほんとだって。  
    ・・・・あたし、柊のニオイ大好きだ」
かがみ「く、日下部のだって・・・・・私も・・好―」
みさお『―。  スー。スー」
かがみ「あれ・・・・?寝ちゃったの?」
みさお「うーん・・・かがみぃ・・・大好きだゼ・・・」
かがみ「ふふっ、もう・・。   ・・・私も大好きよ・・・
    ―みさお」
                         了





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  • 初々しいねぇ。夢でもそうあってほしいもんだよね~。 -- 名無しさん (2009-02-16 16:00:33)

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