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此文字D-4th☆star ~Rally☆Stage~(=前編=)

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だれでも歓迎! 編集

此文字D-4th☆star ~Rally☆Stage~(=前編=)


(クルマネタ注意)
  • 基本クルマネタなので興味ない方は激しくスルー推奨です。
  • 専門用語はグーグル先生がきっと教えてくれます。
  • シートベルトを締めて、制限速度を守りましょう。


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『 や ら な い か 』

こなたがみゆきをラリーに誘い出して3年の月日が過ぎようとしていた。

だが本格的モーターレーシングの世界は平坦な道ではなく、

こなたの才能とみゆきの知能を以ってしても、

幾度とない敗北と挫折を味わった。


しかしそれは二人を成長させる糧となり、

かがみやつかさの支えを武器に、


【Few years after ~3rd☆star~】


いま、ひとつの頂点に片手をかける。


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ブヴァン、ヴォン、ヴォン、ヴォン、ヴォン、ヴォン!


「15秒前です!」

みゆきさんからみえるヒトには見えるオーラが立ち上る。

集中力MAXになったときのみゆきさんは別人だ、

こなたが高校時代にDSを握らせたとき、既にそれは見抜いていた。


ヴぁ、ヴぁ、ヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁ
(※ミートボールはいません)


「10、9,8,7,6,5,4,3,2,1、スタート!」


ミートボールはいないけどクラッチミート。

ヴぁヴぁヴぁゴザゴキャキャキャキャ

ヴァアアアアアアアアアアアアン!!


【八ノレヒ激LO☆VE高良重工ADVANシビック】は、

NAの快音を響かせ、アスファルトをかきむしりスタートした。



【八ノレヒ激LO☆VE高良重工ADVANシビック】


E-EK4改 (スーパーF-NAクラス規定合致)(※1)

B18C改:戸●レーシング製
     ラリー用コンプリートエンジン
     Motec M4制御
     (実測250PS以上とされるが非公開)
     (レブリミット:非公開)

R●GID オリジナル車高調
     ラリー用、こなたオーダーメイド

インテークチャンバー1品製作
エキマニ・マフラー1品製作

メタル強化クラッチ
ラリー用クロスドグミッション
1wayLSD・ラリー用スペシャル

アルミ3層ラジエター
オイルクーラー

SPO○N・4ポッドキャリパー
メタル強化ブレーキパッド

16点式ロールケージ
両座席ともフルバケットシート
剛性パーツ多数
スポット溶接増し
EK9用ボディ部材流用補強
ドライカーボン製ボンネット、
リアハッチ、およびルーフ

強化ブッシュ類+一部ピロボールジョイント
メンバー・アーム類;EK9用強化品
マウント類強化ウレタン+一部リジッド
ロールセンター補正アダプター

液晶付きラリーコンピュータ”Roli-Con”
(Rally Operation &leading inteligence - Computer)
(高良デジタルソリューションズ製)

タイヤ;アドバリA050SS
フロント215-45R16/
リア195-55R15

Gインヂケータ(ドライバーの頭頂に搭載)

外装フル八ノレヒ@4期仕様・作者公認書き下ろし
車体製作:カドカワレーシングガレージ
     +高良重工モータースポーツ事業部
メインスポンサー:高良重工グループ (※2)        



『200、4L、ツンデレ!』

みゆきさんは淡々と、ペースノートにしたがって

『40、2R、ちくびぽっちり、入れちゃらめぇ!』

アレな単語を読み上げていく。

『すぐ、6L、デレツン、危険日、濡れ濡れ!』

『120、ルパンダイブ、30、4L、入れてぇ!』


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ここで説明しよう。ラリードライバーは
コドライバー(ナビゲーター)の指示に従い、
不慣れな道を全開走行する。

『(次のコーナーまでの距離)、(コーナーの角度と左右)、
 (コーナーの詳しい形状)、(その他情報)』

といった具合である。

その指示を出すためにペースノートというものが各々つくられる。

作り方は一定のセオリーはあるものの、そのドライバー、コドライバーによって
カスタマイズした単語を使うこともある。

が、こなたはラリーを始めるにあたり、度を越すことにした。

実用上問題ないギリまで、
フルカスタマイズした単語を使う。

その理由はこなたいわく、

『恥ずかしい言葉を朗読させるって羞恥プレイじゃん?ハァハァ』

だそうだ。


一例を示そう。


ツンデレ;入り口がきつくて出口側がゆるいカーブ
デレツン;出口側がきつくて入り口側がゆるいカーブ
デレデレ;入り口、出口ともにゆるいカーブ
ちくびぽっちり;コーナーの最中で盛り上がった部分がある。
       (一般には「オーバークレスト」という)
つるぺた;全開で抜けるコーナー
 (一般には「フラット」)
危険日;気をつける
(一般には「コーション」)
ルパンダイブ;(一般には「ジャンプ」)
濡れ濡れ;路面がぬれている
入れちゃらめぇ;イン側にまたがない
(一般には「ドントカット」)
入れてぇ;イン側をまたぐ
(一般には「カット」)

などなどである。どうみてもエロゲです。本当に(ry

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このラリーの最終ステージ。

【八ノレヒ激LO☆VE高良重工ADVANシビック】

は全日本ラリー、クラス・シリーズ優勝に王手をかけていた。

こなた達の属するスーパーF-NAクラス、現在ポイント2位。


しかしポイントリーダーの兄沢選手駆る(※3)

【メイド喫茶オルレアン・アニメ●トDLインテグラ】

との点差は最終戦を迎えた時点で3ポイントに過ぎない。


ポイント計算によると、こなた達が今回優勝さえすれば、

【メイド喫茶(ry】

が2位であっても逆転勝利。


限界ぎりぎりまでプッシュするも、敵もさるもの。

最終ステージ手前時点では、

現時点ではわずかなタイム差でこなた達が2位。

このステージで全てを決する天王山であった。


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『120、2L、入れてぇッ!』

ドギュルギュグギュギュ
ゴキュワァアアアアアアアアアアアア!!

『80、4R、ツンデレ!20、3L、乳首ぽっちり!』

ギュルギュギュギュ
クワァアアアアアアア、
ギャギュズザァアアア
ゴファァアアアアアアアアアアアアアアア!!

ただひとつの勝利に向かって、
集中力MAXでコーナーを削っていくこなた。


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そのころ・・・ステージ中盤、
あと数分でこなた達のシビックがさしかかる
下りのヘアピンカーブ。


その、進入側にひとりの紫髪の女性がいた。

スタッフジャンパーを羽織った彼女は

関係者パスを利用して最前列に陣取る。

隠しようもない不安の色が、眼によぎる。


心配なのはいつものことであるが、

烹炊担当スタッフとして参加しているつかさ特製の

サンドイッチも今日はろくにのどを通らない。

さ、先に言っておくけどダイエットじゃないんだからね!


慣れたこととはいえ、いつも、出走のたびに駆られる不安。


事故にあわないか、

万が一の事は起こらないか。


古今東西、レーサーの伴侶が心配することは

安全性が向上しても変わることはない。



『130、1R、下り、ツンデレ、かがみさんです!』


ここを指定したのはもちろんこなた。


『よっしゃぁあーー!!嫁の前だ、
 カッコ付けるから覚悟してねぇみゆきさん!』


『 「わかりました」 』


本人しか分からないみゆきのボケを

完全にスルーしたこなたは、



ブレーキングポイントで突如として行動を起こす。



約140キロからほぼノーブレーキに近い、軽いフットブレーキの併用で

ガッツリと大舵角を入れる。

当然のようにぐらりと挙動を乱すシビック。

『うひぃいいッ!!』

『嫌ぁあああッ!!こなたぁッ!』

ほぼ同時にサイドブレーキを思い切り引くこなた。

スライド角がほぼ90度に達してもヨーモーメントの勢いは止まらない。





スピンアウトした!





居合わせた全員がそう思った。


約一名を除いて。





スライド角約130度。

ほぼ後ろを向こうとしていたシビック。





運転席側ウィンドウ越しに認めた、

『俺の嫁』の、半泣きの顔。



左手でステアをコントロールしつつ、右手を一瞬離し、

渾身の色っぽい表情を作って投げキスをかがみへ放つ。



しかし、かがみが紫髪般若の形相に変わったので

とりあえず眼を逸らす。




クリッピングまであと8m、

そして外側のガードレールまで15m。

いまスライド角は150度。ほぼ真後ろを向きつつある。



フヴォン、コクッ
フヴァアアアアアアォアアアアアア!!


こなたは両足を器用に操り、シフトを1速へ叩き込む。

ほぼ同時にアクセル75%、探りながらクラッチ接続。

タイヤからは猛然と白煙が上がる(本日はD1グラ●プリではありません)。



B18C改の生み出すトルクは今、まさにコーナー内側に向けられている。

すべるダンボール箱のように外側へ直進するかと思われたシビックは、

その無理やりな駆動力の作用で減速力と向心力を同時に与えられた。




ステアを若干コーナー出口側に向けて、行きたい向きを与えると、

デタラメな経路と角度と速度でコーナーに沿ってぐぐぐいと曲がるEK4。



ありえないスライド角と響きっぱなしのエキゾーストノート、
けたたましいスキール音はまさにD1●ランプリのノリである。



観衆があっけに取られている間に

EK4はスライドアングルのついたFドリの姿勢で、

林道の荒れたアスファルトをかきむしりながら

コーナーをクリアしていった。



コーナーを立ち上がるか上がらないかで

クロスミッションの1速はすぐに吹けきる、

っぽこん、がこ。

コンマ数秒のシフトワークで2速へ。



『90、6R、入れちゃらめぇ!泉さん、三途の川が見えましたッ!!』

『どぉ!今のニセ神●ターン(※4)!”鏡殺しver.4”!!
リバース入れるほどのウデはないけどキマったでしょ!
きっと嫁も惚れ直すYO!』



『ま・・・・・・・』


『まともに走りなさいよぉ!!
 あんのヴァカァがぁあああああああああッ!!』


エキゾーストノートに負けない音量で響き渡るかがみの怒号。

これは大会主催者によるダイジェストDVDにも

しっかり録音されているので

お持ちの方は一度チェックしていただきたい。





ちなみに、区間計測でのデータから後にわかったことだが、

このコーナー一つで、こなたは約2秒、

後続の【メイド(ry】へのアドバンテージを築いていた。




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此文字D-4th☆star ~Rally☆Stage~(=後編=)へ続く。




(※1)そんなクラスないです。色々すごいことになったこなたEK4を出すために、
けっこう何でもアリアリに近いクラスを勝手につくりました。
(※2)みゆきさん家の会社。きっと川崎重●とかIH●くらい。
(※3)聞いたことあるような名前ですがなんかの偶然です、きっと
(※4)●岡ターン;某有名富山県出身ラリードライバーの、伝説的な技。
ドリフトターンから一瞬バックギアに入れて一気に向きを変える。
ホントにできるのかどうか俺は知らん。だから伝説w












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