♪
「えっと……」
顔どころか、身体まで妙に暑い。
つかさのことが真っ直ぐに見れない。
「……お願い……」
囁く声が、直接頭に響いてくるようだった。
見上げてきた瞳を見つめたら、今度はそこから視線を外せなくなってしまった。
「ぁ……」
右手に感触がして、心臓がドキリと脈打った。
掴んでいるというには弱々しくて、服の端をつまむみたいに、小さい手が指先に触れていた。
熱い視線が顔に突き刺さる。
頬が赤い。
見つめてくる瞳が潤んでいる。
――あれ……、つかさってこんなに……。
可愛かっただろうか。
大人ぽかっただろうか。
訳も分からず、胸がギュッと締め付けられる。
「……お姉ちゃんに」
「……ぇ」
「かがみお姉ちゃんに……、してほしいの……」
――ぁ……ぅ。
その顔は、卑怯だ。
その眼も、声も、そんなふうに弱々しく手を引っぱられても。
困る。
だって、……絶対なんにも抵抗できないって、思ってしまうから――。
「ん……」
ギシッと、ベッドが二人分の体重に揺れた。
いつのまにか、つかさのことをベッドの上に組み伏せてしまっていた。
まだ結わえていない長い髪が、重力に流れて視界に陰を作る。
シーツの上についた両腕の間で、つかさがジッと見上げてきていた。
その視線は戸惑っているようで、でもどこか、何かを期待しているようで。
ゆっくりと、つかさが目を閉じた。
まるで、なんでも受け入れるとでも、言うように。
「………。つかさ……」
まるで引き寄せられるように、かがみはつかさの唇を奪った。
触れた部分が熱い。
そこは柔らかくて、でも風邪のせいで少しかさついていた。
「んっ……、ちゅ……、っ……ぁ……」
息苦しくなって、口を離した。
なんだかすごく酸素が足りない気がする。
必死に口で呼吸をしても、早くなった鼓動が元に戻らない。
「お姉ちゃん……」
「なに?」
「…………もっと……」
かがみのパジャマの端っこを掴みながら、つかさが言う。
「もっと……?」
「ん……」
コクリと頷く。
「……うん。わかった……」
そう言って、かがみはまたつかさに顔を近づけた。
かすかに呼吸を漏らす、小さな唇を、自分のものと密着させる。
「っ……、ぅん……っ、む、ん、っ……、ん……っ」
キスをしているという事実が、頭の中を白く染めていく。
つかさの唇の感触がやわらかくて、すごく……甘くて。余計に胸を締め付けられる。
どうしても息苦しくなってしまって、口を離してしまう。
もっとしたいのに、息が続かない。まだ足りなくて、何度も何度も口付けをする。
自分でも、もう止められないのが。止まれないのがなんとなくわかった。
とにかく……、つかさのことに触れたかった。
目の前にいる妹の事が、可愛くて……。……ただ、好きでしょうがない気がした。
もう暑さで、頭があんまり回らない。
「っ……、ぁ、ん……、む……ぅ、ん……っ、んぅ……っ」
キスをしながら、つかさの胸に触れた。
直に触れたその肌は、さっきタオル越しで感じたものよりも、数倍柔らかいと思った。
手にうまく力が入りにくかったけど、なるべく痛くさせないように揉んでいく。
「ぁっ……、おねえちゃ、ん……、っ、ぅん…………っ」
つかさの顔が、赤みを帯びている。
荒く息を吐きながら、眉をハの字に寄せているけれど……。……イイのかな……。
「ふぇ……っ、……ん、ぁ……っ」
手のひらの中で、とがって主張していた先端を、指でつまんでみた。
痛くないだろうか……、と思ったけど。
「ぁ……。…………ん……っ」
そうでもない、みたいだった。
ちゃんと……感じてくれている。
「……つかさ」
胸の中がどうしようもない気持ちになって、呼びかけてみた。
つかさは両手の動きに合わせて、熱い吐息を漏らしていた。
潤んだ瞳をそっとこちらに向けて、困ったように目を伏せた。
「ん……」
もう一度、唇にキスをする。
さっきよりは優しく。
そのまま口をずらして、首筋まで移動する。
ぁぅ……、とつかさが小さく声をあげた。
胸だけじゃなく、腰やお腹あたりにも手を這わせながら、首筋を口で責めていく。
少し、ここが弱いのかもしれない。
ちゅっ、と吸うたび、舌で舐めるたびにお腹の辺りが震えるのが手から伝わってきた。
「ぁ……ん、……お姉ちゃん…………」
胸の真ん中に、顔をうずめてみた。
暖かい肌の感触がする。
耳を当てると、トクンと心臓が脈打ってるのが聞こえた。
すごくドキドキしてるのがわかって、……ちょっと嬉しかった。
「ん……っ、ひゃぅ…………」
胸にもキスをする。
やわらかい膨らみを吸いながら、跡をつけながら、小さくとがった先端を口に含んだ。
「ん……ぅ……、ん、っぁ…………」
コロコロしてグミみたい。でも、固い。
反対側にも、口をつける。
触り心地が良くて、何度も手のひらで胸を揉んでみる。
なめた肌は、ちょっと汗の味がした。
「……っぅ……」
「ちょっと……湿ってる」
手を伸ばしてショーツに触れた。
おしりのあたりに手を潜らせると、布地が少し汗で濡れているのがわかった。
「拭かないとね……」
「………。うん……」
つかさの足の間へと、移動する。
白い身体に、最後に残った、淡いピンクの下着。
少しフリルがついて、真ん中に小さいリボンがあるのが、つかさに良く似合ってるような気がした。
脇の、端っこに手をかける。
湿っていて肌に引っかかりながらも、膝のところまで下ろす。
「ん……」
つかさが恥ずかしそうにため息をつくのが聞こえた。
目を見ると、あからさまに視線を逸らされた。
「つかさ……」
近づいて、顔を覗き込む。
つかさは困ったように眉をよせて、見つめてくる。
「ぁ……っ」
指先で、そっとつかさのあそこに触れた。
「濡れてる……」
「………」
指先に、べとべとした感触が伝わってくる。
真ん中の溝を中指で押すと、さらに溢れてくるのもわかった。
「ぁっ……、っ…………っ」
指をもぐりこませて、ゆっくりと広げていく。
熱い蜜が、指先をつたって、手のひらまでこぼれてくる。
「ぁ、ん、ぁっ……、んんっ……」
つかさがギュッと瞳を閉じた。
同時にあふれる蜜の量も多くなる。
「んっ、っおねえちゃ……む……ん、ちゅ、っ……、ぁ……っ」
いじらしい声を上げる口を、キスをして塞ぐ。
触れた指の先に、感じる蜜の感触がなんだかちょっと心地いい。
たっぷりとからめて、つかさのあそこのヒダに塗りこんでいく。
「ここは……?」
「ふぇ……、ぁ、……っ――んっ……ぁぅっ…………!」
あそこの上のほうに、閉じこもっていた突起みたいな、小さい丸っこい部分――クリトリスを撫で上げた。
案の定つかさは身体を震わせ、か細い声を上げる。
「は、ん、……っ、ぁ……、ひゃっ…………っ、あ、ぅ…………んんっ」
指先を動かすたびに、つかさの口から声が漏れる。
そんな妹の姿がやっぱり可愛くて、顔に笑みが浮かんでしまう。
「……気持ちいい……?」
抱きしめて、耳元でささやく。
つかさは少しためらって、……小さく「うん」と返事をした。
――良かった……。
同じようにつかさにも抱きしめられた。
「お姉ちゃん……」と自分のことを呼ばれると、それだけで胸がドキドキした。
「つかさ……」
手をゆっくりあそこで動かしながら、つかさの額にキスをする。
少し汗の味がして、ちょっと熱かった。
「……お姉ちゃん」
「ん……? ――ぁ……っ」
ふと、つかさが頬に手をかけてきた。
そしてそのまま引き寄せられて、――キスをされた。
「ぁ……、ん、む……」
どこにそんな力があるのかっていうくらい、首に手を回して強く抱きしめてくる。
「っ、ん、…………ぁ、っ……む、ぅ…………っ」
つかさの舌先が、唇を舐めた。
ぐいっと押されて、口の中に侵入してくる。
「んんっ……!? む、んっ、ふぁっ……、ん、っぅ…………んんっ……!」
強引ってくらいに、つかさの舌が口の中で動き回っている。
狭い中で逃げられるはずもなく、舌を絡め取られてしまう。
「つかっ、しゃ……っ、む……ん……っ、はぅ…………ん……っ」
舐められてるだけのはずなのに、頭の芯がボーっとしてきてしまう。
なにも考えられなくなってきて、つかさの舌が口の中で動いてる事しか分からなくなってしまう。
「ちゅ……んっ…………。…………お姉ちゃん……」
「ぁ……。……つかさ?」
ようやく放してくれたつかさの顔を、かがみは息を荒げながら見つめ返す。
目が合って、つかさが小さく笑った気がして、
「えっ……? ――ぁ……っ」
抱きしめられたと思った瞬間には……、視界が変わっていた。
つかさの両腕が自分の顔のわきに伸びていて、妹の背景が天井になっている。
さっきとは逆に、今度はこっちが組み伏せられてしまっていた。
シーツがつかさの体温で、温まってるのが背中に伝わってくる。
「お姉ちゃん……」
「つか、んっ……、っ、む、ぁ……っ」
キスをされて、口を塞がれてしまう。
鼻から漏れるつかさの息が肌にかかって、少しくすぐったい。
「ぁ、……ん、む……ん……」
やっぱり舌で唇をこじ開けられてしまう。
そうするとすぐに力が抜けてしまって、抵抗しようという気持ちがなくなってしまう。
口の中で舌を絡めあうのが心地よくて、このままずっとされていたいと思った。
「んっ……、…………お姉ちゃん……」
「……ん」
つかさが口を離して、熱いため息をついた。
はぁ、と口で息をしながら、頬から汗が流れていた。
「んっ、ぁ……、っ……」
また唇を奪われた。
ついばむように、何回も唇同士が触れ合う。
全部奪われてしまいそうっていうくらい、激しく求められる。
――さっきの、私といっしょだ……。
つかさの身体に手を伸ばしながら思う。
頭の中がからっぽになるような感じで、目の前の人が欲しくてしょうがなくなってしまう。
自分じゃないような感覚もするけど、だけどどこかで、嬉しいような思いがあって。
よくわからない、不思議な感じ。
「……つかさ」
抱きしめて、自分もつかさのことを求める。
何回も口付けをしたのに、まだ足りないような気がした。
「脱がして……つかさ……」
「ぇ……。ぁ……うん……」
つかさが赤い顔で、頷いた。
かがみの青いパジャマに手を伸ばす。
「その……お姉ちゃん……」
上着の前をはだけて、つかさが上目遣いで見つめてきた。
「……触って」
かがみはそっとささやく。
「――っ……ん……」
お腹の辺りを触られて、勝手に身体がピクッとはねた。
顔どころか、身体まで妙に暑い。
つかさのことが真っ直ぐに見れない。
「……お願い……」
囁く声が、直接頭に響いてくるようだった。
見上げてきた瞳を見つめたら、今度はそこから視線を外せなくなってしまった。
「ぁ……」
右手に感触がして、心臓がドキリと脈打った。
掴んでいるというには弱々しくて、服の端をつまむみたいに、小さい手が指先に触れていた。
熱い視線が顔に突き刺さる。
頬が赤い。
見つめてくる瞳が潤んでいる。
――あれ……、つかさってこんなに……。
可愛かっただろうか。
大人ぽかっただろうか。
訳も分からず、胸がギュッと締め付けられる。
「……お姉ちゃんに」
「……ぇ」
「かがみお姉ちゃんに……、してほしいの……」
――ぁ……ぅ。
その顔は、卑怯だ。
その眼も、声も、そんなふうに弱々しく手を引っぱられても。
困る。
だって、……絶対なんにも抵抗できないって、思ってしまうから――。
「ん……」
ギシッと、ベッドが二人分の体重に揺れた。
いつのまにか、つかさのことをベッドの上に組み伏せてしまっていた。
まだ結わえていない長い髪が、重力に流れて視界に陰を作る。
シーツの上についた両腕の間で、つかさがジッと見上げてきていた。
その視線は戸惑っているようで、でもどこか、何かを期待しているようで。
ゆっくりと、つかさが目を閉じた。
まるで、なんでも受け入れるとでも、言うように。
「………。つかさ……」
まるで引き寄せられるように、かがみはつかさの唇を奪った。
触れた部分が熱い。
そこは柔らかくて、でも風邪のせいで少しかさついていた。
「んっ……、ちゅ……、っ……ぁ……」
息苦しくなって、口を離した。
なんだかすごく酸素が足りない気がする。
必死に口で呼吸をしても、早くなった鼓動が元に戻らない。
「お姉ちゃん……」
「なに?」
「…………もっと……」
かがみのパジャマの端っこを掴みながら、つかさが言う。
「もっと……?」
「ん……」
コクリと頷く。
「……うん。わかった……」
そう言って、かがみはまたつかさに顔を近づけた。
かすかに呼吸を漏らす、小さな唇を、自分のものと密着させる。
「っ……、ぅん……っ、む、ん、っ……、ん……っ」
キスをしているという事実が、頭の中を白く染めていく。
つかさの唇の感触がやわらかくて、すごく……甘くて。余計に胸を締め付けられる。
どうしても息苦しくなってしまって、口を離してしまう。
もっとしたいのに、息が続かない。まだ足りなくて、何度も何度も口付けをする。
自分でも、もう止められないのが。止まれないのがなんとなくわかった。
とにかく……、つかさのことに触れたかった。
目の前にいる妹の事が、可愛くて……。……ただ、好きでしょうがない気がした。
もう暑さで、頭があんまり回らない。
「っ……、ぁ、ん……、む……ぅ、ん……っ、んぅ……っ」
キスをしながら、つかさの胸に触れた。
直に触れたその肌は、さっきタオル越しで感じたものよりも、数倍柔らかいと思った。
手にうまく力が入りにくかったけど、なるべく痛くさせないように揉んでいく。
「ぁっ……、おねえちゃ、ん……、っ、ぅん…………っ」
つかさの顔が、赤みを帯びている。
荒く息を吐きながら、眉をハの字に寄せているけれど……。……イイのかな……。
「ふぇ……っ、……ん、ぁ……っ」
手のひらの中で、とがって主張していた先端を、指でつまんでみた。
痛くないだろうか……、と思ったけど。
「ぁ……。…………ん……っ」
そうでもない、みたいだった。
ちゃんと……感じてくれている。
「……つかさ」
胸の中がどうしようもない気持ちになって、呼びかけてみた。
つかさは両手の動きに合わせて、熱い吐息を漏らしていた。
潤んだ瞳をそっとこちらに向けて、困ったように目を伏せた。
「ん……」
もう一度、唇にキスをする。
さっきよりは優しく。
そのまま口をずらして、首筋まで移動する。
ぁぅ……、とつかさが小さく声をあげた。
胸だけじゃなく、腰やお腹あたりにも手を這わせながら、首筋を口で責めていく。
少し、ここが弱いのかもしれない。
ちゅっ、と吸うたび、舌で舐めるたびにお腹の辺りが震えるのが手から伝わってきた。
「ぁ……ん、……お姉ちゃん…………」
胸の真ん中に、顔をうずめてみた。
暖かい肌の感触がする。
耳を当てると、トクンと心臓が脈打ってるのが聞こえた。
すごくドキドキしてるのがわかって、……ちょっと嬉しかった。
「ん……っ、ひゃぅ…………」
胸にもキスをする。
やわらかい膨らみを吸いながら、跡をつけながら、小さくとがった先端を口に含んだ。
「ん……ぅ……、ん、っぁ…………」
コロコロしてグミみたい。でも、固い。
反対側にも、口をつける。
触り心地が良くて、何度も手のひらで胸を揉んでみる。
なめた肌は、ちょっと汗の味がした。
「……っぅ……」
「ちょっと……湿ってる」
手を伸ばしてショーツに触れた。
おしりのあたりに手を潜らせると、布地が少し汗で濡れているのがわかった。
「拭かないとね……」
「………。うん……」
つかさの足の間へと、移動する。
白い身体に、最後に残った、淡いピンクの下着。
少しフリルがついて、真ん中に小さいリボンがあるのが、つかさに良く似合ってるような気がした。
脇の、端っこに手をかける。
湿っていて肌に引っかかりながらも、膝のところまで下ろす。
「ん……」
つかさが恥ずかしそうにため息をつくのが聞こえた。
目を見ると、あからさまに視線を逸らされた。
「つかさ……」
近づいて、顔を覗き込む。
つかさは困ったように眉をよせて、見つめてくる。
「ぁ……っ」
指先で、そっとつかさのあそこに触れた。
「濡れてる……」
「………」
指先に、べとべとした感触が伝わってくる。
真ん中の溝を中指で押すと、さらに溢れてくるのもわかった。
「ぁっ……、っ…………っ」
指をもぐりこませて、ゆっくりと広げていく。
熱い蜜が、指先をつたって、手のひらまでこぼれてくる。
「ぁ、ん、ぁっ……、んんっ……」
つかさがギュッと瞳を閉じた。
同時にあふれる蜜の量も多くなる。
「んっ、っおねえちゃ……む……ん、ちゅ、っ……、ぁ……っ」
いじらしい声を上げる口を、キスをして塞ぐ。
触れた指の先に、感じる蜜の感触がなんだかちょっと心地いい。
たっぷりとからめて、つかさのあそこのヒダに塗りこんでいく。
「ここは……?」
「ふぇ……、ぁ、……っ――んっ……ぁぅっ…………!」
あそこの上のほうに、閉じこもっていた突起みたいな、小さい丸っこい部分――クリトリスを撫で上げた。
案の定つかさは身体を震わせ、か細い声を上げる。
「は、ん、……っ、ぁ……、ひゃっ…………っ、あ、ぅ…………んんっ」
指先を動かすたびに、つかさの口から声が漏れる。
そんな妹の姿がやっぱり可愛くて、顔に笑みが浮かんでしまう。
「……気持ちいい……?」
抱きしめて、耳元でささやく。
つかさは少しためらって、……小さく「うん」と返事をした。
――良かった……。
同じようにつかさにも抱きしめられた。
「お姉ちゃん……」と自分のことを呼ばれると、それだけで胸がドキドキした。
「つかさ……」
手をゆっくりあそこで動かしながら、つかさの額にキスをする。
少し汗の味がして、ちょっと熱かった。
「……お姉ちゃん」
「ん……? ――ぁ……っ」
ふと、つかさが頬に手をかけてきた。
そしてそのまま引き寄せられて、――キスをされた。
「ぁ……、ん、む……」
どこにそんな力があるのかっていうくらい、首に手を回して強く抱きしめてくる。
「っ、ん、…………ぁ、っ……む、ぅ…………っ」
つかさの舌先が、唇を舐めた。
ぐいっと押されて、口の中に侵入してくる。
「んんっ……!? む、んっ、ふぁっ……、ん、っぅ…………んんっ……!」
強引ってくらいに、つかさの舌が口の中で動き回っている。
狭い中で逃げられるはずもなく、舌を絡め取られてしまう。
「つかっ、しゃ……っ、む……ん……っ、はぅ…………ん……っ」
舐められてるだけのはずなのに、頭の芯がボーっとしてきてしまう。
なにも考えられなくなってきて、つかさの舌が口の中で動いてる事しか分からなくなってしまう。
「ちゅ……んっ…………。…………お姉ちゃん……」
「ぁ……。……つかさ?」
ようやく放してくれたつかさの顔を、かがみは息を荒げながら見つめ返す。
目が合って、つかさが小さく笑った気がして、
「えっ……? ――ぁ……っ」
抱きしめられたと思った瞬間には……、視界が変わっていた。
つかさの両腕が自分の顔のわきに伸びていて、妹の背景が天井になっている。
さっきとは逆に、今度はこっちが組み伏せられてしまっていた。
シーツがつかさの体温で、温まってるのが背中に伝わってくる。
「お姉ちゃん……」
「つか、んっ……、っ、む、ぁ……っ」
キスをされて、口を塞がれてしまう。
鼻から漏れるつかさの息が肌にかかって、少しくすぐったい。
「ぁ、……ん、む……ん……」
やっぱり舌で唇をこじ開けられてしまう。
そうするとすぐに力が抜けてしまって、抵抗しようという気持ちがなくなってしまう。
口の中で舌を絡めあうのが心地よくて、このままずっとされていたいと思った。
「んっ……、…………お姉ちゃん……」
「……ん」
つかさが口を離して、熱いため息をついた。
はぁ、と口で息をしながら、頬から汗が流れていた。
「んっ、ぁ……、っ……」
また唇を奪われた。
ついばむように、何回も唇同士が触れ合う。
全部奪われてしまいそうっていうくらい、激しく求められる。
――さっきの、私といっしょだ……。
つかさの身体に手を伸ばしながら思う。
頭の中がからっぽになるような感じで、目の前の人が欲しくてしょうがなくなってしまう。
自分じゃないような感覚もするけど、だけどどこかで、嬉しいような思いがあって。
よくわからない、不思議な感じ。
「……つかさ」
抱きしめて、自分もつかさのことを求める。
何回も口付けをしたのに、まだ足りないような気がした。
「脱がして……つかさ……」
「ぇ……。ぁ……うん……」
つかさが赤い顔で、頷いた。
かがみの青いパジャマに手を伸ばす。
「その……お姉ちゃん……」
上着の前をはだけて、つかさが上目遣いで見つめてきた。
「……触って」
かがみはそっとささやく。
「――っ……ん……」
お腹の辺りを触られて、勝手に身体がピクッとはねた。
「つか……さ……」
キャミソールもはだけさせられ、外気に触れた胸にキスをされた。
舌を這わせながら、つかさは手をそえる。
「ぁ、ふっ……ん……、んぁ、っ……、んん……っ!」
先端部分を口に含まれて、身体に電気みたいなのが走った気がした。
ちろちろと舌先が動く度に、ピリっとした感覚が頭の中をぼんやりとさせられてしまう。
なんだかすごく敏感になってる気がする。
つかさの細い指が、さわさわと肌を撫でるだけで、身体から力が抜けてしまう気がした。
「ぁ……」
ぼんやりと、つかさが触れてくれるのを感じていたら、ズボンに手を掛けられ、脱がされてしまった。
「ぁ……ゃ……」
さっきの自分みたいに、つかさにおしりを撫でられた。
「……お姉ちゃんも、着替えないと……」
「ぇ……」
「ここ……、染みてる……」
「――っ」
……ドキッとしたを越えて、背筋がヒヤッとした気がした。
――ぅ、わ……、ぁぅ……、ぁ…………。
恥ずかしさで、目の前がよくわからない。
顔が熱くて手を添えたら、今までに無いくらい熱くなってるのが感じられた。
実際のところは、その……多少濡らしてるのは判ってた、けど。
だけど、そこまでなんて……、……その……。
「あっ……」
頭の中でいろいろと考えていたら、いつのまにかショーツを脱がされてしまった。
「ゃ……」
下半身を裸にさせられて、さすがに恥ずかしくて心が焦る。
「ぁー……」
「ぇ、ちょ、あんた、なにやって……っ!」
つかさが、かがみの下着を、薄青色のショーツを眺めていた。
その視線は、クロッチ部分に、
「こっ……らっ……!」
慌ててかがみはひったくった。
さっきとは別の意味で心臓がばくばくしている。
つかさのことを見ると、相変わらず顔が赤いままで、だけどすこしだけ楽しそうに笑みを浮かべていた。
多少は余裕ができてきたのかもしれない。
「おねぇちゃん……」
「ぁ、ひゃっ……」
太ももの内側を、そっとなでられる。
たったそれだけで、さっきまでの感覚が戻ってきたような気がした。
「濡れて……光ってる……」
「ゃ……、ちょ、っと……」
足を左右に押し広げながら、つかさが顔を近づけてくる。
「か、お……、近い……、っん……」
つ……、とあそこを指でなぞられた。
ちょっとの刺激だったのに、それだけで変な、……甘い感覚が身体に流れてきてしまう。
「へ、ぇ、ぁっ……つかさ、まっ――――ぅんんっ…………っ!」
「っぅ……」
指でするのとは全然違う感覚が、……舌で舐め上げられた感触がして、腰がヒクッと反応してしまった。
「ぁ、ぅっ……、んっ、ゃ、そんな、の……きたなぃ……、……ひぁ…………っ」
恥ずかしくて、つかさの頭を離そうと押したけれど、段々手に力が入らなくなってきて、びくともしない。
それにつかさは、足と腰に手を回して、がっちりとホールドして、少しも放す気はないようだった。
「はっ……、んっ……、ゃ…………っ」
自分の大事な部分で、妹の舌が踊るのが、口で吸われるのがわかった。
そこを中心にして、甘ったるい感覚が、段々身体に流れ込んでくる。
中の溝のところを舌で舐められると、力が抜けて熱いため息をついてしまう。
指で広げられて蜜をかき出されると、身体がピクリとはねてしまう。
そして、あそこの上の部分についている小さい突起を、舌先でつつかれると、ジンという痺れが腰全体に広がってくる。
多分、もう充血してしまっているそれを口のなかで転がされると、視界がぼやけて、頭が白く染まりそうになって、口から勝手に変な声が漏れそうになってしまう。
「っぇ、ぉえんちゃ、むわ、ふぇれふぁ……?」
「な、あ、……そんな……とこで……、喋らない、でっ……――ぁ、んんんっ…………!!」
固い感触。
多分、歯でグイッと押されたのだと思う。
意識がどっかに持っていかれそうになる。
目をギュッとつぶって、つかさの頭を抱えて耐えるけど、妹の口はぜんぜん許してくれる気配が無い。
一番敏感なところを中心にして、激しく責められる。
「ぁっ……、んっ……、んんんっぁっ……っ、ん、ゃ、ぁ、んんっ……ひぅ…………っ」
部屋全体でぐちゅぐちゅという音が、聞こえてきているのに気付いた。
それが、自分のあそこから響いてくる音だとわかって、恥ずかしくなって顔が熱くなる。
だけどそんな思考も、口付けされてる部分からくる刺激に、すぐに流されてしまう。
「……っ、め……、んんっ……ぁ、っ…………だ、めっ、つかさ……っ!」
グイッと、妹の額を力を込めて押した。
「ぇぅ……」と言いながらつかさの頭が秘所から離れる。
「……お姉ちゃん?」
呼吸を整えながらつかさの顔を見ると、なんだか悪い事をしてしまった子犬みたいな顔をしていた。
「ダメ……」
かがみは起き上がって、つかさに抱きつく。
「……最後は……、一緒じゃないと……、……ダメ」
「………」
耳元で、小さく「うん……」と、つぶやく声が聞こえた。
「……つかさ」
手を潜らせて、つかさのあそこに触れた。
まだそこは、さっきと変わらず熱いままで、トロトロと蜜が溢れていて、少し足の方まで流れている。
「っ……、ぁっ……」
手を動かすと、つかさが甘いため息を漏らす。
「つかさも……触って……」
「……うん」
つかさの左手が、自分の秘所に触れる。
すっかり熱くなってしまったそこは、ちょっと手を動かされただけで、甘い痺れが頭を霞ませてくる。
「ふぁ……、あ、……っん…………っ」
「ん……」
ぐりっ、とつかさの手がくい込む。
耳を舐められて身体から力が抜ける。
「つかさっ……、っぁ…………」
半分つかさの身体にしがみつくようなかっこうで、かがみも手を動かす。
頭がボーっとしてきて、自分の秘所で動く手のことしか判らなくなってくるけれど、それでも必死に妹に刺激を送ろうと意識をつなぎ止める。
「……お姉ちゃん」
つかさがそっと、顔を覗き込んできた。
その顔は少し余裕がある感じで、なのに自分は今にも意識が流されそうで。
本気で感じてる顔を見られるのが恥ずかしくて、顔が熱くなる。
「っ……ゃ、見ちゃ……だ、ん、っか、……っん……むっ…………」
言葉の途中で唇を塞がれる。
さっきのように舌が入ってくるのを口を開けて向かい入れる。
舌先同士が絡み合うだけで、身体がヒクッと反応してしまった。
「んっ……ちゅ、っ、む、っぁ…………っ、…………んんっ」
お互いに秘所をいじりあいながらも、つかさはこちらのことをベッドの上へと押し倒してくる。
でももうこっちは力が入らなくて、何も抵抗できなくて、ただ手を動かすことを止めないようにするだけで精一杯だった。
キャミソールもはだけさせられ、外気に触れた胸にキスをされた。
舌を這わせながら、つかさは手をそえる。
「ぁ、ふっ……ん……、んぁ、っ……、んん……っ!」
先端部分を口に含まれて、身体に電気みたいなのが走った気がした。
ちろちろと舌先が動く度に、ピリっとした感覚が頭の中をぼんやりとさせられてしまう。
なんだかすごく敏感になってる気がする。
つかさの細い指が、さわさわと肌を撫でるだけで、身体から力が抜けてしまう気がした。
「ぁ……」
ぼんやりと、つかさが触れてくれるのを感じていたら、ズボンに手を掛けられ、脱がされてしまった。
「ぁ……ゃ……」
さっきの自分みたいに、つかさにおしりを撫でられた。
「……お姉ちゃんも、着替えないと……」
「ぇ……」
「ここ……、染みてる……」
「――っ」
……ドキッとしたを越えて、背筋がヒヤッとした気がした。
――ぅ、わ……、ぁぅ……、ぁ…………。
恥ずかしさで、目の前がよくわからない。
顔が熱くて手を添えたら、今までに無いくらい熱くなってるのが感じられた。
実際のところは、その……多少濡らしてるのは判ってた、けど。
だけど、そこまでなんて……、……その……。
「あっ……」
頭の中でいろいろと考えていたら、いつのまにかショーツを脱がされてしまった。
「ゃ……」
下半身を裸にさせられて、さすがに恥ずかしくて心が焦る。
「ぁー……」
「ぇ、ちょ、あんた、なにやって……っ!」
つかさが、かがみの下着を、薄青色のショーツを眺めていた。
その視線は、クロッチ部分に、
「こっ……らっ……!」
慌ててかがみはひったくった。
さっきとは別の意味で心臓がばくばくしている。
つかさのことを見ると、相変わらず顔が赤いままで、だけどすこしだけ楽しそうに笑みを浮かべていた。
多少は余裕ができてきたのかもしれない。
「おねぇちゃん……」
「ぁ、ひゃっ……」
太ももの内側を、そっとなでられる。
たったそれだけで、さっきまでの感覚が戻ってきたような気がした。
「濡れて……光ってる……」
「ゃ……、ちょ、っと……」
足を左右に押し広げながら、つかさが顔を近づけてくる。
「か、お……、近い……、っん……」
つ……、とあそこを指でなぞられた。
ちょっとの刺激だったのに、それだけで変な、……甘い感覚が身体に流れてきてしまう。
「へ、ぇ、ぁっ……つかさ、まっ――――ぅんんっ…………っ!」
「っぅ……」
指でするのとは全然違う感覚が、……舌で舐め上げられた感触がして、腰がヒクッと反応してしまった。
「ぁ、ぅっ……、んっ、ゃ、そんな、の……きたなぃ……、……ひぁ…………っ」
恥ずかしくて、つかさの頭を離そうと押したけれど、段々手に力が入らなくなってきて、びくともしない。
それにつかさは、足と腰に手を回して、がっちりとホールドして、少しも放す気はないようだった。
「はっ……、んっ……、ゃ…………っ」
自分の大事な部分で、妹の舌が踊るのが、口で吸われるのがわかった。
そこを中心にして、甘ったるい感覚が、段々身体に流れ込んでくる。
中の溝のところを舌で舐められると、力が抜けて熱いため息をついてしまう。
指で広げられて蜜をかき出されると、身体がピクリとはねてしまう。
そして、あそこの上の部分についている小さい突起を、舌先でつつかれると、ジンという痺れが腰全体に広がってくる。
多分、もう充血してしまっているそれを口のなかで転がされると、視界がぼやけて、頭が白く染まりそうになって、口から勝手に変な声が漏れそうになってしまう。
「っぇ、ぉえんちゃ、むわ、ふぇれふぁ……?」
「な、あ、……そんな……とこで……、喋らない、でっ……――ぁ、んんんっ…………!!」
固い感触。
多分、歯でグイッと押されたのだと思う。
意識がどっかに持っていかれそうになる。
目をギュッとつぶって、つかさの頭を抱えて耐えるけど、妹の口はぜんぜん許してくれる気配が無い。
一番敏感なところを中心にして、激しく責められる。
「ぁっ……、んっ……、んんんっぁっ……っ、ん、ゃ、ぁ、んんっ……ひぅ…………っ」
部屋全体でぐちゅぐちゅという音が、聞こえてきているのに気付いた。
それが、自分のあそこから響いてくる音だとわかって、恥ずかしくなって顔が熱くなる。
だけどそんな思考も、口付けされてる部分からくる刺激に、すぐに流されてしまう。
「……っ、め……、んんっ……ぁ、っ…………だ、めっ、つかさ……っ!」
グイッと、妹の額を力を込めて押した。
「ぇぅ……」と言いながらつかさの頭が秘所から離れる。
「……お姉ちゃん?」
呼吸を整えながらつかさの顔を見ると、なんだか悪い事をしてしまった子犬みたいな顔をしていた。
「ダメ……」
かがみは起き上がって、つかさに抱きつく。
「……最後は……、一緒じゃないと……、……ダメ」
「………」
耳元で、小さく「うん……」と、つぶやく声が聞こえた。
「……つかさ」
手を潜らせて、つかさのあそこに触れた。
まだそこは、さっきと変わらず熱いままで、トロトロと蜜が溢れていて、少し足の方まで流れている。
「っ……、ぁっ……」
手を動かすと、つかさが甘いため息を漏らす。
「つかさも……触って……」
「……うん」
つかさの左手が、自分の秘所に触れる。
すっかり熱くなってしまったそこは、ちょっと手を動かされただけで、甘い痺れが頭を霞ませてくる。
「ふぁ……、あ、……っん…………っ」
「ん……」
ぐりっ、とつかさの手がくい込む。
耳を舐められて身体から力が抜ける。
「つかさっ……、っぁ…………」
半分つかさの身体にしがみつくようなかっこうで、かがみも手を動かす。
頭がボーっとしてきて、自分の秘所で動く手のことしか判らなくなってくるけれど、それでも必死に妹に刺激を送ろうと意識をつなぎ止める。
「……お姉ちゃん」
つかさがそっと、顔を覗き込んできた。
その顔は少し余裕がある感じで、なのに自分は今にも意識が流されそうで。
本気で感じてる顔を見られるのが恥ずかしくて、顔が熱くなる。
「っ……ゃ、見ちゃ……だ、ん、っか、……っん……むっ…………」
言葉の途中で唇を塞がれる。
さっきのように舌が入ってくるのを口を開けて向かい入れる。
舌先同士が絡み合うだけで、身体がヒクッと反応してしまった。
「んっ……ちゅ、っ、む、っぁ…………っ、…………んんっ」
お互いに秘所をいじりあいながらも、つかさはこちらのことをベッドの上へと押し倒してくる。
でももうこっちは力が入らなくて、何も抵抗できなくて、ただ手を動かすことを止めないようにするだけで精一杯だった。
「ぁ、も、……っん、ぁっ、ひゃぅっ…………っ!」
つかさの親指があそこの突起をぐりぐりと刺激してきて、一瞬視界がどうなってるのかわからなくなる。
身体全部があそこから伝わる電気に翻弄されて言うことを聞かなくて。
多分、もう――。
「ひっ、ぁっ、んんっ、ぁ……、つか、さ……っぁ…………」
「お姉……ちゃん……」
やわらかい頬が触れ合うのが心地よかった。
「私、もっ、う、つかさぁ…………」
「私も……お姉ちゃん……」
「――っひ、ん、ぁ…………っ!!」
そっと抱きしめられて、あそこに強い刺激を感じた瞬間――――意識が一気に流された。
「んっ、ぁっ、ん、ん、ぁあ、つかさぁっ、んんんっぁぁあああっ………………っっ!!」
――身体も、心もどうなってるのかわからない。
震える身体で、必死になってつかさのことを抱きしめた。
彼女の身体もピクッと震えているのが、ギュッと自分を抱きしめているのが、伝わってきた。
「……お姉ちゃん…………」
ふらふらした思考の中で、妹に呼ばれたことだけが、鮮明に聞こえていた――。
つかさの親指があそこの突起をぐりぐりと刺激してきて、一瞬視界がどうなってるのかわからなくなる。
身体全部があそこから伝わる電気に翻弄されて言うことを聞かなくて。
多分、もう――。
「ひっ、ぁっ、んんっ、ぁ……、つか、さ……っぁ…………」
「お姉……ちゃん……」
やわらかい頬が触れ合うのが心地よかった。
「私、もっ、う、つかさぁ…………」
「私も……お姉ちゃん……」
「――っひ、ん、ぁ…………っ!!」
そっと抱きしめられて、あそこに強い刺激を感じた瞬間――――意識が一気に流された。
「んっ、ぁっ、ん、ん、ぁあ、つかさぁっ、んんんっぁぁあああっ………………っっ!!」
――身体も、心もどうなってるのかわからない。
震える身体で、必死になってつかさのことを抱きしめた。
彼女の身体もピクッと震えているのが、ギュッと自分を抱きしめているのが、伝わってきた。
「……お姉ちゃん…………」
ふらふらした思考の中で、妹に呼ばれたことだけが、鮮明に聞こえていた――。
♪
――身体はこんなにも暑いのに。背筋はいまだに凍りついているような錯覚がした。
「お姉ちゃん」
近くで妹の声がして、私は、――まだ幼かった頃の私は、閉じていた目を開いた。
つかさはベッドの脇で、心配そうに横になった自分を見つめていた。
「……ごめんなさい。私が、かぜをうつしちゃったから」
つかさの看病をしていた後のことだ。
ようやくつかさが元気になりはじめたと思ったら、今度はこちらが熱を出してしまって。
ついこの前までとは、立場が逆転してしまっていた。
「ううん……。べつに、私はだいじょうぶだから」
そっと、妹に微笑みかける。
「それより、こっちこそゴメンね」
「え……?」
「近くにいてあげるって、言ったのに」
「………」
あの時彼女に、そう言ったんだった。
そばにいるから……大丈夫だよ、って。
「……つかさ?」
つかさが布団の中に手を入れて、そっとこちらの手を握りしめてきた。
「だいじょうぶ、だよ」
「……?」
「こんどは……。こんどは私が、お姉ちゃんの近くにいてあげるから」
近くで妹の声がして、私は、――まだ幼かった頃の私は、閉じていた目を開いた。
つかさはベッドの脇で、心配そうに横になった自分を見つめていた。
「……ごめんなさい。私が、かぜをうつしちゃったから」
つかさの看病をしていた後のことだ。
ようやくつかさが元気になりはじめたと思ったら、今度はこちらが熱を出してしまって。
ついこの前までとは、立場が逆転してしまっていた。
「ううん……。べつに、私はだいじょうぶだから」
そっと、妹に微笑みかける。
「それより、こっちこそゴメンね」
「え……?」
「近くにいてあげるって、言ったのに」
「………」
あの時彼女に、そう言ったんだった。
そばにいるから……大丈夫だよ、って。
「……つかさ?」
つかさが布団の中に手を入れて、そっとこちらの手を握りしめてきた。
「だいじょうぶ、だよ」
「……?」
「こんどは……。こんどは私が、お姉ちゃんの近くにいてあげるから」
遠い視界の中。彼女はそう言って、優しげに微笑みを浮かべた――。
♪
「――お姉ちゃん?」
「え? ぁ……」
つかさはベッドの中で半身を起こして、心配そうに上目遣いでこっちのことを見上げていた。
「……ゴメン。ちょっとボーっとしてた」
少し昔のことを思い出していたせいで、うまく思考が回っていなかったようだ。
かがみは「なんでもないよ」というふうに、つかさに笑いかけた。
ひんやりとした空気が、肌に触れる。
部屋の中には、さっきまでの蒸し暑さは無く、さっきからうなり声を上げているエアコンのおかげで、快適な温度にまで下げられていた。
ずっと汗が流れていた肌も、ようやくさらさらになってきている。
――あれから結局、また汗をたくさんかいてしまったために、もう一度つかさは身体を拭く事になってしまった。
タオルを用意しなおしたり、かがみも汗だくで、下着やパジャマも濡れたりしていたから変えることになったり。
着替えを全部まとめて洗濯機に放り込んで、作っておいてあったおかゆを温めて、自分の昼食も用意して一緒に食べたりと、いろいろな事があったせいで、すでに時間は午後の2時を回るぐらいになっていた。
カーテン越しにはうるさいぐらいの蝉の声。
その向こう側では、夏の始まりの、空高く昇った太陽が、熱い日差しをギラギラと降り注がせていた。
あのままだったら、きっとこの部屋の中はさらに酷い暑さになっていたと思う。
だけどようやく冷房もつけられて、灼熱地獄から解放されたこの部屋なら、つかさも今日はゆっくり休んでいられるだろう。
「……具合はどう?」
ベッドの脇でイスに座りながら、新しいパジャマに着替えたつかさにかがみは問いかける。
「えっと……、まだちょっと、熱っぽいかも……」
言葉通り、確かにまだつかさの頬には赤みが差していた。
まあ……それも当たり前だ。まだ治ってもいないのに、あんな激しい運動をしたのだから、悪化することはあっても良くなったりはしないだろう。
また寝込んでしまう程の高熱を出してしまわなかっただけ、マシだと思う。
「それより……」
「ん?」
「お姉ちゃんのほうこそ、大丈夫?」
膝の上にかけたタオルケットに手を乗せながら、つかさはかがみのことをじっと見つめていた。
「少し、顔が赤いし。もしかして、私の風邪をうつしちゃったとか……」
言いながら、つかさの手が膝の上でぎゅっと握りしめられた。
真っ直ぐにこっちのことを覗き込んでくる瞳を見つめ返す。
――その姿がいつかのこのコとダブって見えた。
「……まあ、ちょっと熱っぽいかな」
「え」
「多分、風邪かもね」
「………」
今も少しだけ、頭がふらつくような感覚がしていた。
朝早く起きれなかったのも、ときどき思考がぼんやりしていたのも、体調が悪かったからかもしれない。
家の中があまりにも暑いせいで、頭がうまく働かないのかと思ってたけれど、風邪をひいていたせいだったのだろう。
「やっぱり、その……、いろいろとしちゃったから、かな。…………キス、とか……。それで……」
そう言うつかさは、見るからに申しわけなさそうにベッドの上で縮こまっていた。
「何を言ってんの」
「……?」
「そんなにすぐに風邪がうつるわけないでしょ?」
「そ、そうだけど」
「そもそもね……」
つかさのことを見つめながら、かがみはそっと嘆息する。
「あんたが風邪をひいてるんだから、風邪をひきやすい私がなってないわけがないのよ。なにせ……」
口をつぐんだかがみに、つかさが軽く首を傾ける。
「つかさとは、……いつも一緒にいるわけだし」
「ぁ……」
「だから、あんたからうつったわけじゃないのよ」
「………」
「まあ悪化したのは、さっきのせいかもしれないけど」
さっきの行為のコトを、あの時の手で触れた感覚を思い出して、かがみは所在無げに頬をかいた。
「そ、それなら、お姉ちゃんも少し休んだほうが」
「ん、そうね。だけど……」
目の前の、心配そうにしている妹の顔をジッと覗き込む。
「つかさこそ、大丈夫? あんただって、……いろいろして疲れただろうし。……正直その……」
「……?」
「心配、なのよ」
さっきの、あの行為のことは、自分でも少し責任を感じていた。
いくら熱に浮かされていたとしても、つかさは風邪をひいていたわけだし。自分の衝動のままにしてしまったせいで、またつかさが苦しい思いをしてしまうのは、……イヤだった。
自分が傍にいないあいだに、もし風邪が酷くでもなってしまったら、きっと後悔すると思う。
かがみがそう言うと、つかさは一瞬キョトンとした顔をして――だけどすぐに、その顔に苦笑を浮かべた。
「なによ」
「……別に、大丈夫だよ?」
そう言うと、つかさはなにやらおかしそうに笑みを浮かべて――、そっと、こっちの手を握りしめてきた。
「つかさ?」
「――明日は……」
「………」
「明日はちゃんと、お姉ちゃんのそばにいてあげられるから……」
「……ぇ」
「だから、だいじょうぶ」
にっこり笑いながら、つかさがそう言って、――自分の顔が一気に熱くなっていくのが感じられた。
「そ、それじゃあ……、私がつかさのそばに居たがってるみたいじゃない」
なんとかそう言い返したけれど、つかさはにこにこと微笑んだままで、ちっともその手を離そうとはしてくれなかった。
「わかってるよ?」という顔が、なんだか憎らしい。
だけど否定できない自分がいるのも確かで、こういうときだけは……つかさには敵わないと思う。
「ま、まあそれなら、……ちょっと部屋に戻って、寝とくわね」
そう言って、かがみはイスから立ち上がる。握られて、すっかり汗ばんでしまった手がようやく離された。
「お姉ちゃん」
「……なに?」
「今日は、ありがとう」
まだちょっと、熱があってぼんやりしてそうな妹は、ベッドの上からこちらを見上げて笑んでいた。
「別に、特に何もしてないと思うけど」
謙遜ではなくて、あんまり役に立ったようなことは出来ていないと思う。やることなすこと、けっきょく裏目に出てしまったわけだし。
「ううん。そんなこと、ないよ」
「………」
「だって……、嬉しかったもん」
「……いろいろと」と、つかさは呟いた。
「今度、もしお姉ちゃんが風邪で寝込んじゃったときは、私が看病してあげるからね」
澄んだ笑顔で、ベッドの中の妹は言う。
そんな妹の、いつもと変わらない、自分が……一番大好きな彼女の姿を見つめて、かがみはそっとため息を漏らした。
「明日」
「……?」
「明日、もし私が熱でも出したら、……そのときは、よろしくね」
「……うん」
もし、と言ったけれど、自分の身体の強さを考えると、寝込んでしまうのは確実かもしれない。
だから、だろうか。
一瞬だけ……、ほんの少しだけ、明日のことが楽しみに思ってしまったのは――。
「え? ぁ……」
つかさはベッドの中で半身を起こして、心配そうに上目遣いでこっちのことを見上げていた。
「……ゴメン。ちょっとボーっとしてた」
少し昔のことを思い出していたせいで、うまく思考が回っていなかったようだ。
かがみは「なんでもないよ」というふうに、つかさに笑いかけた。
ひんやりとした空気が、肌に触れる。
部屋の中には、さっきまでの蒸し暑さは無く、さっきからうなり声を上げているエアコンのおかげで、快適な温度にまで下げられていた。
ずっと汗が流れていた肌も、ようやくさらさらになってきている。
――あれから結局、また汗をたくさんかいてしまったために、もう一度つかさは身体を拭く事になってしまった。
タオルを用意しなおしたり、かがみも汗だくで、下着やパジャマも濡れたりしていたから変えることになったり。
着替えを全部まとめて洗濯機に放り込んで、作っておいてあったおかゆを温めて、自分の昼食も用意して一緒に食べたりと、いろいろな事があったせいで、すでに時間は午後の2時を回るぐらいになっていた。
カーテン越しにはうるさいぐらいの蝉の声。
その向こう側では、夏の始まりの、空高く昇った太陽が、熱い日差しをギラギラと降り注がせていた。
あのままだったら、きっとこの部屋の中はさらに酷い暑さになっていたと思う。
だけどようやく冷房もつけられて、灼熱地獄から解放されたこの部屋なら、つかさも今日はゆっくり休んでいられるだろう。
「……具合はどう?」
ベッドの脇でイスに座りながら、新しいパジャマに着替えたつかさにかがみは問いかける。
「えっと……、まだちょっと、熱っぽいかも……」
言葉通り、確かにまだつかさの頬には赤みが差していた。
まあ……それも当たり前だ。まだ治ってもいないのに、あんな激しい運動をしたのだから、悪化することはあっても良くなったりはしないだろう。
また寝込んでしまう程の高熱を出してしまわなかっただけ、マシだと思う。
「それより……」
「ん?」
「お姉ちゃんのほうこそ、大丈夫?」
膝の上にかけたタオルケットに手を乗せながら、つかさはかがみのことをじっと見つめていた。
「少し、顔が赤いし。もしかして、私の風邪をうつしちゃったとか……」
言いながら、つかさの手が膝の上でぎゅっと握りしめられた。
真っ直ぐにこっちのことを覗き込んでくる瞳を見つめ返す。
――その姿がいつかのこのコとダブって見えた。
「……まあ、ちょっと熱っぽいかな」
「え」
「多分、風邪かもね」
「………」
今も少しだけ、頭がふらつくような感覚がしていた。
朝早く起きれなかったのも、ときどき思考がぼんやりしていたのも、体調が悪かったからかもしれない。
家の中があまりにも暑いせいで、頭がうまく働かないのかと思ってたけれど、風邪をひいていたせいだったのだろう。
「やっぱり、その……、いろいろとしちゃったから、かな。…………キス、とか……。それで……」
そう言うつかさは、見るからに申しわけなさそうにベッドの上で縮こまっていた。
「何を言ってんの」
「……?」
「そんなにすぐに風邪がうつるわけないでしょ?」
「そ、そうだけど」
「そもそもね……」
つかさのことを見つめながら、かがみはそっと嘆息する。
「あんたが風邪をひいてるんだから、風邪をひきやすい私がなってないわけがないのよ。なにせ……」
口をつぐんだかがみに、つかさが軽く首を傾ける。
「つかさとは、……いつも一緒にいるわけだし」
「ぁ……」
「だから、あんたからうつったわけじゃないのよ」
「………」
「まあ悪化したのは、さっきのせいかもしれないけど」
さっきの行為のコトを、あの時の手で触れた感覚を思い出して、かがみは所在無げに頬をかいた。
「そ、それなら、お姉ちゃんも少し休んだほうが」
「ん、そうね。だけど……」
目の前の、心配そうにしている妹の顔をジッと覗き込む。
「つかさこそ、大丈夫? あんただって、……いろいろして疲れただろうし。……正直その……」
「……?」
「心配、なのよ」
さっきの、あの行為のことは、自分でも少し責任を感じていた。
いくら熱に浮かされていたとしても、つかさは風邪をひいていたわけだし。自分の衝動のままにしてしまったせいで、またつかさが苦しい思いをしてしまうのは、……イヤだった。
自分が傍にいないあいだに、もし風邪が酷くでもなってしまったら、きっと後悔すると思う。
かがみがそう言うと、つかさは一瞬キョトンとした顔をして――だけどすぐに、その顔に苦笑を浮かべた。
「なによ」
「……別に、大丈夫だよ?」
そう言うと、つかさはなにやらおかしそうに笑みを浮かべて――、そっと、こっちの手を握りしめてきた。
「つかさ?」
「――明日は……」
「………」
「明日はちゃんと、お姉ちゃんのそばにいてあげられるから……」
「……ぇ」
「だから、だいじょうぶ」
にっこり笑いながら、つかさがそう言って、――自分の顔が一気に熱くなっていくのが感じられた。
「そ、それじゃあ……、私がつかさのそばに居たがってるみたいじゃない」
なんとかそう言い返したけれど、つかさはにこにこと微笑んだままで、ちっともその手を離そうとはしてくれなかった。
「わかってるよ?」という顔が、なんだか憎らしい。
だけど否定できない自分がいるのも確かで、こういうときだけは……つかさには敵わないと思う。
「ま、まあそれなら、……ちょっと部屋に戻って、寝とくわね」
そう言って、かがみはイスから立ち上がる。握られて、すっかり汗ばんでしまった手がようやく離された。
「お姉ちゃん」
「……なに?」
「今日は、ありがとう」
まだちょっと、熱があってぼんやりしてそうな妹は、ベッドの上からこちらを見上げて笑んでいた。
「別に、特に何もしてないと思うけど」
謙遜ではなくて、あんまり役に立ったようなことは出来ていないと思う。やることなすこと、けっきょく裏目に出てしまったわけだし。
「ううん。そんなこと、ないよ」
「………」
「だって……、嬉しかったもん」
「……いろいろと」と、つかさは呟いた。
「今度、もしお姉ちゃんが風邪で寝込んじゃったときは、私が看病してあげるからね」
澄んだ笑顔で、ベッドの中の妹は言う。
そんな妹の、いつもと変わらない、自分が……一番大好きな彼女の姿を見つめて、かがみはそっとため息を漏らした。
「明日」
「……?」
「明日、もし私が熱でも出したら、……そのときは、よろしくね」
「……うん」
もし、と言ったけれど、自分の身体の強さを考えると、寝込んでしまうのは確実かもしれない。
だから、だろうか。
一瞬だけ……、ほんの少しだけ、明日のことが楽しみに思ってしまったのは――。
「でもね。言っとくけど」
――この肌に感じてしまった熱のせいだと、そう思った。
「今日見たいのだけは、絶対にダメだからねっ?」
「……うんっ」
つかさはそう言って、嬉しそうに微笑んだ。
つかさはそう言って、嬉しそうに微笑んだ。
fin.
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- すごい良かったです。 -- ケンジ (2011-03-12 10:28:46)
- エッチしてる部分もいいけど最後のやりとりもたまんない -- 名無しさん (2010-11-10 19:35:41)
- ずっと夏休み終わらなくていいんじゃない? -- 名無しさん (2010-09-12 11:36:35)
- 雰囲気がとてもいいです -- 名無しさん (2010-07-18 14:31:59)
- いいモン見さしてもらいました -- 名無しさん (2010-06-27 12:08:35)
- 次の日はつかさから -- 名無しさん (2010-06-09 11:47:33)
- 次の日もまたやるんですよね -- 名無しさん (2010-05-24 00:35:39)
- クォリティー高須クリニック
やられたぜ… -- 名無しさん (2009-10-09 18:19:51) - 天才発見。今後の作品にも期待しまくりだかんね! -- 名無しさん (2009-08-30 07:40:45)
- バカな…なんだこのクオリティは… -- 名無しさん (2009-08-28 08:16:22)